種子植物 シソ科
セトエゴマ
Perilla setoyensis G. Honda
                      | 京都府カテゴリー | 絶滅危惧種 | 
                          
|---|---|
| 2002年版 | 絶滅危惧種 2002年版を参照する | 
| 環境省カテゴリー | なし | 
| 近畿レッドデータブックカテゴリー | なし | 
| 選定理由 | 府内では中部地域と南部地域にわずかに見られ、生育地、個体数ともに少ない。  | 
                  
|---|---|
| 形態 | やや乾いた半日陰の林縁道端など、崩壊しやすい地形の草地にはえる一年草。高さ50~100cm。葉は広卵形、長さ10~13cm。花は白色で小さく、夏~秋に細長い花穂をつくり、広卵形のほうの腋に付く(Honda et al. 1996 & Ito et al. 1996)。レモンエゴマに比し花は白色で、苞の縁に長い毛がある。 ◎参照 京都植物26(2):9  | 
                  
| 分布 | 本州(近畿以西)、四国。 ◎府内の分布記録区域 南丹地域、京都市域。  | 
                  
| 生存に対する脅威 | 林道の改修、拡幅、除草など。とくに崩壊しやすい斜面でコンクリート防壁やブロック壁などがつくられること。  | 
                  
| 必要な保全対策 | 工事前の詳細な生物調査。  | 
                  
| 特記事項 | 近年発見された種で、関西にも分布するが、京都府が分布の東限に当たる。文献はHonda G et al.(1996) & Ito M et al. (1996)。  | 
                  
| その他 | 日本固有種  | 
                  
執筆者 村田源
