
外来種
外来種の影響とは?
すべての生き物は、長い歴史の中でその土地の自然やまわりの生き物と合うように変化しながらくらしてきました。自然のなかではどの生き物も増えすぎたり減りすぎたりしないようにバランスがとれています。そのしくみのなかに外来種が入ると、もともといた生き物を食べたり、すみかをうばったり、病気を広げたりして、そこの自然のバランスをくずしてしまいます。バランスがくずれると生き物は生きていくのがむずかしくなり、絶滅においこまれてしまいます。
国際自然保護連合(IUCN)子供版
http://www.iucn.jp/kids/
外来種による被害の例
在来種との交雑(雑種化)

外来カブトムシやクワガタムシ(熱帯原産)。アトラスオオカブト
在来の生き物を食べる

オオクチバス(北米原産)
利水施設にたくさんつく

カワヒバリガイ(中国)
農作物への被害(イネを食べる)

スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)(南米原産)
農作物への被害、在来の生き物を食べる

アライグマ(北米原産)
人への被害(かみつく)

カミツキガメ(北米原産)
人への被害(毒を持つクモ)

セアカゴケグモ(熱帯アジア原産)
群生して在来植物を追い払う

オオキソケイギク(北米原産)
農作物被害、水生植物をたべる

ヌートリア(南米原産)
在来アリを駆逐する。家内に侵入

アルゼンチンアリ(南米原産)