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平成26年度 京都・健康寿命向上対策事業報告書

 京都府では健康寿命を5年で1歳延伸するという具体的な目標を設定した、「京都・健康寿命向上対策事業」を実施し、専門家、市町村、関係団体等のオール京都体制で構成する「府民健康寿命向上推進協議会」を設置し、府内市町村における健康課題の明確化、健康寿命を延伸するための今後の効果的な健康・予防施策の方向性について検討を行ってまいりました。

   この度、報告書を取りまとめましたのでお知らせします。

事業の概要

 背景

 少子高齢化や疾病構造の変化が進む中で、こどもから高齢者まですべての国民が共に支え合いながら希望や生きがいを持ち生活することは全ての人の願いです。

ライフステージに応じて、健やかで心豊かに生活できる活力ある社会を実現し、その結果、社会保障制度が持続可能なものとなるよう、国は、平成25年度から平成34年度までの「健康日本21(第2次)」を策定し、基本的な方向の第一の柱に、健康寿命の延伸と健康格差の縮小を掲げています。

   京都府においては、平成16年度より、健康長寿日本一事業を掲げ、食・栄養及びがん対策を中心に健康づくりの取り組みを推進してきたところです。

しかしながら、国が平成22年データにより算出し、平成24年に公表した健康寿命によると、男性70.40歳(全国26位)、女性73.50歳(全国28位)と、全国中位の状況にあり、平均寿命との差による介護を要する期間は、男性約0年、女性約13年と長期にわたっています。 

  そこで、平成25年度から平成29年度までの「きょうと健やか21」(京都府保健医療計画の一部)においては、「健康寿命を全国のトップクラスまで延伸」を目指し、医療・保健分野、教育分野、農林・商工分野等の関係機関とオール京都体制で、健康づくり運動を推進しているところです。

 さらなる健康寿命延伸のために、本年度(平成26年度)は、健康寿命を5年で1歳延伸するという具体的な目標を設定した、「京都・健康寿命向上対策事業」を実施しました。

棒グラフ:京都府の健康寿命

 京都府の健康寿命

 

    ※健康寿命とは…健康上の問題で日常生活を制限されることなく,自立した生活ができる期間のことを言います。

   

事業の目的

 持続可能な社会保障制度の確立を目指して、医療制度・介護保険制度改革が予定されている中、医療と介護の連携強化が求められており、

これらを支える市町村の健康・予防事業の取組の強化を図り、もって府民の健康寿命を延伸させることを「京都・健康寿命向上対策事業」の目的としています。

 本事業の基本的な考え方は、①有識者・関係団体・市町村・保健所等、オール京都体制で市町村の健康・予防事業を支援すること ②市町村ごとの健康課題を抽出し、健康・予防事業に反映すること ③継続的なフォローアップにより、エビデンスを出す仕組みを構築することにあります。

 

 事業実施方法

 専門家、市町村、関係団体等のオール京都体制による「府民健康寿命向上推進協議会」を設置し、府内市町村における健康課題の明確化、健康寿命を延伸するための今後の効果的な健康・予防施策の方向性について検討を行い、取り組むべき課題や方策について取りまとめました。

 今後、健康実態と課題を踏まえた事業の実施、継続的なフォローアップによる効果検証により、府民の健康寿命を5年間で1歳延伸することを目標に取り組むこととしています。

 

 報告書(PDF)

 表紙(PDF:640KB)

 第1章~第2章(PDF:2,533KB)

 第3章(乙訓保健所、山城北保健所、山城南保健所)(PDF:9,309KB)

 第3章(南丹保健所、中丹西保健所、中丹東保健所、丹後保健所)、第4章(PDF:9,548KB)

 参考資料(資料1~資料64)(PDF:7,101KB)

 参考資料(資料66~資料77)(PDF:4,778KB) 

お問い合わせ

健康福祉部健康対策課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-431-3970

kentai@pref.kyoto.lg.jp