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トップページ府民だよりトップ2025年6月号特集1 大阪・関西万博をきっかけに京都のスタートアップの成長を促進

特集1大阪・関西万博をきっかけに
京都のスタートアップの成長を促進

社会課題解決を目指す起業家や投資家が集まって、イノベーションとビジネスチャンスを創出し、社会実装につなげるスタートアップ拠点・京都。
万博をきっかけに世界からスタートアップ企業や投資家などを一層呼び込むために大阪や神戸と連携し、街中でビジネス交流会、商談会、ピッチコンテストなどを実施します。
その中核イベントとして、国際スタートアップ・カンファレンス「IVS」を今年も京都で開催します。

京都でスタートアップが盛んな理由は

歴史の中で培われた大学や研究機関の集積と産学公の連携の風土

伝統産業から大学などの研究を取り入れた先端企業まで、多様な業種が共存する産業構造が京都の強みであり、これまで多くの世界企業を生み出してきました。

日本初の水力発電所(左京区)。
明治期の京都では、琵琶湖疏水の開削やそれを利用した発電、
路面電車など日本初の産業開発を進めてきました。

京都発スタートアップ企業が増加中

「起業するなら京都」プロジェクト開始以降累計220社以上のスタートアップ企業を創出

研究開発への資金支援や、起業の場となる施設の整備、販路開拓への支援など、業種やステージに応じた伴走支援を実施しています。

900以上の起業支援プログラムを実施(令和2年度「起業するなら京都」プロジェクト以降)

府内のスタートアップ企業新規設立数(京都府調べ)

スタートアップ企業とは?

新しい技術やビジネスモデルを有し、急成長を目指す新しい企業のこと

府では、国内外から多くの起業家が集まって社会課題を解決するビジネスを構築し、海外でも活躍するスタートアップが次々と生まれるような拠点づくりを目指しています。

昨年開催した「IVS2024 KYOTO」での様子

IVS2024 LAUNCHPAD KYOTO表彰式の様子
(左からIVS KYOTO実行委員長 島川氏、西脇知事、RENATUS ROBOTICS株式会社 安藤氏、Headline Asia創業パートナー 田中氏)

IVS2024 LAUNCHPAD KYOTO決勝に進出した皆さん

業界のリーダーが多数登壇したセッションプログラム

新たに設置した「EmpowerHER LOUNGE」では、女性活躍拡大に向けたトークセッションを開催

国内外の起業家・投資家などが一堂に会し、直接交渉による投資・協業先・人材などの獲得や、各分野の最新動向の把握と多様な人材の交流を契機とした新ビジネス創出を促進するスタートアップ・カンファレンスを開催。

日時 7月2日(水曜日)~4日(金曜日)
場所 京都市勧業館「みやこめっせ」(左京区)、ロームシアター京都(左京区)
対象者 起業家、投資家、スタートアップに関心がある経営者・学生など
受付 Web(~7月1日)
保育ルーム あり

次世代イノベーターや支援者によるトークセッション、参加型ワークショップなどを通じて、小中高生に自らがイノベーターとなって未来を切り拓いていくための学びや体験、ともに挑戦する仲間が得られる機会を提供。

日時 7月5日(土曜日)
場所 京都信用金庫 QUESTION(中京区)
対象者 小中高生とその保護者
料金 無料
受付 Web(~7月4日)

[お問い合わせ]
IVS KYOTO実行委員会(京都府、京都市、株式会社Headline Japan)
TEL:075-414-4852 FAX:075-414-4842
メール:[email protected]

IVSのココに注目!次世代の起業家の登竜門
IVS LAUNCHPAD ローンチパッド

数百社以上の応募者の中から選ばれた決勝進出者が投資家・経営者・起業家の前で自社プロダクトをピッチ※するコンテスト。優勝企業には知事より「スタートアップ京都国際賞」が授与されます。

※ピッチとは
限られた時間で効果的に伝えるプレゼンテーション。
聞き手の関心や支持を引き出しながら、短時間でビジネスアイデア、商品やサービスを紹介します。

「スタートアップ京都国際賞」受賞企業

2024 最先端テクノロジーによる自動倉庫システム「RENATUS」

RENATUS ROBOTICS株式会社

約300社の応募の中から選出。精緻なロボット制御技術などで、ピッキング、荷合わせ、検品、梱包の全工程を1人の作業者が移動せず完結させられる「ワンストップ梱包」を実現。

2023 要介護者の排せつをにおいセンサーで検知するシステム「ヘルプパッド2」

株式会社aba

約400社の応募の中から選出。製品が尿便のにおいを検知し、通知が届くことで状況に応じたおむつ交換が可能に。利用者と介護職の双方にメリットがある商品を開発。

スタートアップ企業と既存企業の共創で
京都産業の未来を拓(ひら)こう

京都では、伝統産業から続くイノベーションの中でいくつもの企業が世界企業へと成長し、地元経済を牽引(けんいん)してきました。その背景には、試作や量産化を支える中小企業の存在と、大学や研究機関の集積によって育まれた産学公連携の風土があります。府では、こうした京都の強みを生かし、スタートアップ企業の誕生と成長を支えるとともに、国内外のスタートアップ企業と既存企業による共創プロジェクト創出に力を入れています。それが京都産業全体の振興につながるよう、今後も取り組みを進めてまいります。

京都府知事 西脇隆俊

京都府知事 西脇隆俊

[お問い合わせ]
産業振興課
TEL:075-414-4852 FAX:075-414-4842

お問い合わせ

知事直轄組織広報課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町
電話番号:075-414-4074
ファックス:075-414-4075
[email protected]

おことわり

掲載されている連絡先等は掲載時点のものです。
組織改正等により変更されている場合がありますので御了承ください。
ご不明な点がございましたら、広報課までお問い合わせください。

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