特集1「いつ避難?」を、分かりやすく。
-防災気象情報が新しくなりました-
本格的な大雨シーズンを前に、気象庁の「防災気象情報」が変わりました。いざというときに「逃げどき」を、より的確に判断できるよう、新しくなった情報の見方について解説します。

なぜ変わったの?
分かりにくさを解消するため!
これまで「大雨警報」「土砂災害警戒情報」など気象庁が出す情報の名前と、自治体が出す「警戒レベル」との関係が、直感的に結び付きにくくなっていました。これを整理することで、逃げるべき状況を判断しやすくなりました。

- 緊急安全確保
- 避難指示
- 土砂災害警戒情報
- 線状降水帯に関する情報
- 大雨警報
- 記録的短時間大雨情報
- 高潮注意報
- えっと…どの情報がどのレベル?
- 結局いつ避難すればいいんだっけ?
どこが変わったの?
情報名に「警戒レベル」の数字が入る!
「○○警報」「○○注意報」などの情報名と警戒レベルの数字がセットで表示され、危険度がパッと見て分かりやすくなります。
警戒レベル4相当は「危険警報」で統一!
従来バラバラだった「警戒レベル4」相当の情報名(○○警戒情報、○○危険情報など)が「○○危険警報」に統一されます。
河川の氾濫にも「特別警報」を新設!
これまで設定がなかった河川の氾濫(洪水)にも「特別警報」が新設され、命の危険が迫っていることをより強く伝えます。
「気象防災速報」を新設!
「気象情報」の内容を、切迫度に応じて「気象防災速報」と、「気象解説情報」に分類。速やかな対応が必要な情報は「速報」として伝えます。
どのように変わったの?
情報の名称に警戒レベルを付けて発表されるようになりました
新しい防災気象情報と警戒レベル
河川氾濫
大河川※の氾濫
※「大河川」の対象となる府内の河川:由良川中流、由良川下流、桂川中流・園部川、桂川下流、鴨川・高野川、宇治川、淀川、木津川上流、木津川下流

大雨
低地の浸水や大河川以外の氾濫

土砂災害
急傾斜地のがけ崩れや土石流、地すべり

高潮
海水面の上昇や波の打ち上げによる浸水

警戒レベル1「早期注意情報」
災害への心構えを一段階高める
学校や事業者などでは職員の連絡体制を確認する
早期注意情報
警戒レベル2「注意報」
ハザードマップなどで今いる場所の災害リスクを再確認する
自治体から発表される避難情報の把握手段を再確認する
氾濫注意報
大雨注意報
土砂災害注意報
高潮注意報
警戒レベル3相当「警報」
必要に応じて避難の準備や自主避難を
高齢者など避難に時間がかかる人は避難!
氾濫警報
大雨警報
土砂災害警報
高潮警報
警戒レベル4相当「危険警報」
危険な場所から全員が避難!
※台風などで暴風が予想される場合は、時系列情報なども参考にして暴風が吹き始める前に避難を完了
氾濫危険警報
大雨危険警報
土砂災害危険警報
高潮危険警報
警戒レベル5相当「特別警報」
すでに命の危険が迫っている状況
今いる場所よりも安全な場所へ直ちに移動する
氾濫特別警報
大雨特別警報
土砂災害特別警報
高潮特別警報
「気象防災速報」が出たら、すぐに状況確認を!
一例
- 気象防災速報(線状降水帯発生)
- 気象防災速報(記録的短時間大雨)
過去に府内で発生した
警戒レベル5相当の災害を振り返る
平成16年台風第23号
宮津市上世屋で1時間降水量が最大51ミリ、総雨量385ミリに達するなど、各地で記録的な大雨を記録するとともに府北部全域で暴風が吹き荒れました。このとき発生した土石流などにより15人もの命が奪われ、全半壊354棟、床上浸水2,726棟、床下浸水4,376棟など生活基盤や産業にかつてないほどの甚大な被害が府内で発生しました。
平成30年7月豪雨
福知山市坂浦では降り始めからの総雨量が522ミリを観測し、府内で2回目となる大雨特別警報が発表されるなど、7月の月降水量第1位を上回る大雨となりました。この大雨の影響で、府内では、死者5人、負傷者7人、住家の全壊18棟、半壊50棟、一部破損83棟、床上浸水544棟、床下浸水1,760棟などの被害が発生しました。
平成30年7月豪雨の際の福知山市内の様子
情報は「待つ」から「取る」へ。
「正確な情報」にアクセスして命を守ろう!

受け取ろう、京都府からの最新防災情報
京都府LINE公式アカウント
まず「友だち追加」の上、「設定」メニューの「欲しい情報」から「防災」を選択すると、最新の防災情報がお手持ちのスマホに配信されます。また、トーク画面の「防災」メニューからも随時、府の各種防災情報にアクセス可能です。
@kyoto-prefecture

事前に把握しよう、自宅周辺など日常生活圏のリスク
京都府マルチハザード情報提供システム
住所を入力すれば、その場所の洪水時の想定浸水深や土砂災害警戒区域などをピンポイントかつ複合的に知ることができます。家から避難所までの道順を事前に確認しておけば、災害時の迅速な行動にもつながります。

市町村からの「ハザードマップ」
災害危険箇所や避難所の場所など、地域の実情に即した防災情報を集約した「ハザードマップ」を、市町村ごとに作成・配布しています。
活用しよう、リアルタイム情報を見るサイトやアプリ
京都府河川防災情報
観測地点ごとの雨量や河川水位などの防災情報をリアルタイムで提供。避難すべきかどうかの判断材料として活用できます。
きょうと危機管理WEB
気象や河川、土砂災害警戒情報、避難情報、交通・ライフライン情報など、府の危機管理に関する情報をひとまとめに。
Safety tips
観光庁の監修で開発された、多言語対応の災害情報通知アプリ。日本語、英語など14カ国15言語に対応しています。
つなげよう、情報の輪 〜府の公式SNS&メール〜
京都府防災・防犯情報メール
[email protected]に空メールを送ると登録できます。
事前に作ろう「災害・避難カード」
災害・避難カードとは、「いつ」「どこへ」「どのように」避難するかを決め、書きとめておくカードのこと。「もしも」を「見える化」することで、いざというときに的確に避難できます。
避難の合図(スイッチ)となる「レベル4危険警報」については警戒レベル4相当「危険警報」を参照してください。

誰もがためらわず避難できる環境づくりを
京都府知事 西脇隆俊
自然災害が全国各地で激甚化・頻発化する昨今、府内でも毎年のように被害が発生しています。そうした中、府では京都府危機管理センターを司令塔として国や市町村、関係機関との連携を強化するとともに、気候変動を踏まえた流域治水対策や、防災士の養成、備蓄物資の拡充など、ハード・ソフトの両面で総合的な防災・減災対策を進めています。また、避難者の災害関連死や健康被害の防止に重要となる避難所の環境整備については、府と市町村が共同で推進しています。「どのように変わったの?」で取り上げた防災気象情報の変更によって明確になった避難すべきタイミングに、誰もがためらわず避難できるよう、府も水害等避難行動タイムラインの作成支援や、要配慮者の避難支援体制の整備などを進め、府民の皆さんの安心・安全を守るために全力で取り組んでまいります。
[お問い合わせ]
災害対策課
TEL:075-414-4472 FAX:075-414-4477
[お問い合わせ]
砂防課
TEL:075-414-5318 FAX:075-432-6312
お問い合わせ
知事直轄組織広報課
京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町
電話番号:075-414-4074
ファックス:075-414-4075
[email protected]
おことわり
掲載されている連絡先等は掲載時点のものです。
組織改正等により変更されている場合がありますので御了承ください。
ご不明な点がございましたら、広報課までお問い合わせください。



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