英国（グレートブリテンおよび北部アイルランド連合王国）エディンバラ市

友好提携

中世の面影が残るスコットランドの都（PDF：695KB）

協定等の名称
日本国京都府とスコットランドエディンバラ市との友好提携に関する協定書

締結年月日
1997年（平成9年）8月29日

締結に至った経緯
スコットランドの首都として栄えたエディンバラ市は、歴史ある古都として京都府との共通点が多いことから友好提携を締結しました。

エディンバラの概要

地名は「エドウィンの城」の意味。火山の溶岩の上に形成された街であり地盤が強固です。エディンバラ市は英国を構成する国のひとつであるスコットランドの首都。英国北東部に位置し、政治・経済・文化の中心地として繁栄した。ホームズの生みの親、アーサー・コナン・ドイルはエディンバラ出身。

気候
三方を海で囲まれたスコットランドの天候は変化に富んで、変わりやすい。エディンバラの年間降雨量はロンドンよりやや多く、7月から8月が最高に。しかし雨が降ってもすぐにやみます。また、夏季は日が長く、思う存分遊べます。

アクセス・交通
北海道ほどの広さのスコットランドは、各地の移動も容易。英国内やヨーロッパの各地をダイレクトに結ぶ航空路線のほか、鉄道も充実しています。ロンドンのキングス・クロス駅からインターシティー列車に乗れば約4時間30分でエディンバラへ。

経済
産業は観光が主ですが、出版・印刷、製紙、ウイスキー醸造、クリスタル製品の製造のほか、ハイテク関連産業が盛んです。

観光

中世の面影を残す旧市街とジョージアン様式の町並みの新市街が、1995年世界遺産（文化遺産）に登録され、ロンドンの次に観光客が多い街。エディンバラ城をはじめとする豊かな歴史的遺産、エディンバラ国際フェスティバルなどは世界的に有名です。ロイヤル・マイルは、旧市街の中心を通り、エディンバラ城とホリールードハウス宮殿を結ぶストリートで多くの観光客が訪れ、ショップやパブなどのお店が多く出店しています。エディンバラ・フリンジ・フェスティバルの会場にもなっています。

これまでの主な交流

平成24年度

平成24年に府立高校生へのエディンバラ語学研修補助事業を開始し、毎年30名ほどの府立高校生がエディンバラ市に約1ヶ月滞在し、語学学習をしています。

平成29年度

平成29年には友好提携締結20周年を迎え、お茶の京都博開催に合わせ、エディンバラ市から訪問団を京都に招へいし、お茶産業での新たな交流が産まれるよう、両国の茶文化に対する理解を深めました。

平成30年度

平成30年6月には、京都府府立医科大学とエディンバラ大学との間で教育研究交流の推進に向け協定を締結し、医学医療分野の交流を推進していきます。

令和4年度

友好提携25周年を迎え、エディンバラ市を訪問しお茶に関する記念事業を実施しました。詳細は別ページで紹介しています。

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