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未来食研究開発センター株式会社

知恵の経営元気印経営革新チャレンジ・バイの各認定等を受けた府内中小企業を紹介するページです。

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サスティナブル・フードの開発

(2023年12月21日、ものづくり振興課 足利・安達・水口)

スタートアップ企業・未来食研究開発センター株式会社(精華町/2022年6月設立)(外部リンク)増村代表取締役(京都府立大学副学長・教授)と武田取締役(京都府立大学准教授)にお話をおうかがいしました。

矮性イネ「京のゆめ」等による「1億総アグリ」

現在、いくつかのプロジェクトをなさっていますが、その1つが矮性イネ「京のゆめ」に関するものです。高さ20cmほど、生育期間は3か月程度だそうで、土耕だけでなく水耕栽培も可能だとか。つまり、無農薬で、都会のマンションの室内などで、水田じゃなくとも米を作れるということです!

しかも、通常、水田ではメタン、窒素肥料からは一酸化に窒素という、それぞれCO2の約25倍、約250倍の温室効果ガスが排出されますが、人工気象器内での水耕栽培の場合、ほとんどメタンが排出されないことが分かったとのことです。

森林や農地が少ない都市部での脱炭素推進を進めるZET-valleyにも大変有効なものですね。

食用昆虫飼育による「新タンパク質源の開発」

また、食用昆虫ミールワームの飼育・開発もなさっています。食用パウダーとして、あるいは、養鶏・畜産、魚介養殖の代替餌として開発が進められています。

しかも、米ぬかや野菜・果物くずなどの残渣で飼育できますし、生育中、メタンガスの排出はないとのこと。こちらも地球環境にやさしいです。

自然栽培「ビオフォーミングの確立」

ビオフォーミングとは、農薬や化学及び畜産由来肥料を使用せず農地そのものの生産力を増加維持する農法です。環境負荷が極めて少ない農法である一方、慣行栽培のように確立されていないため、安定な収量を得ることが難しくなっています。

圃場に生息する動植物や微生物の能力を安定的に発揮させることを主眼に置いていますが、現状では、圃場での科学的な定量評価方法が確立していないとのこと。そこで同社はビオファーミングを科学的に分析して安定した栽培技術を確立し、持続可能な農業の実現を目指しておられるのです。

 

今後の展開が楽しみです。

お問い合わせ

商工労働観光部産業振興課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4842

monozukuri@pref.kyoto.lg.jp