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株式会社インテリアホソイ(京都企業紹介)

D-packシステムによる内装仕上のトータルサポートと、出張方式カーテンクリーニング・メンテナンスサービス

(掲載日:令和2年3月23日 聞き手・文:ものづくり振興課 宮﨑)

株式会社インテリアホソイ(外部リンク)(京都市右京区)の代表取締役 細井様にお話しを伺いました。

工事力×提案力=interior HOSOI

>まずは、御社の事業概要をお聞かせください。

弊社は、1970年に私の父が創業した企業であり、京都府内や大阪府の北部地域等を中心に事業を展開しています。現在は10名体制で、「お客様の喜びの心を大切にし、想いの空間を実現する」という理念のもと、内装仕上工事と出張方式カーテンクリーニング・メンテナンス事業を手掛けています。

>1970年創業ということは、今年で50周年を迎えられるわけですね!50年にわたり、事業を続けてこられた御社の強みや特徴を教えてください。

弊社では、内装に関する相談や引き合いがあった場合、困難な案件や特殊な案件であっても、対処法を考案し施工に結びつけてきたことから、和紙や織物、金箔、デジタルプリント壁紙など、特殊な材料・壁紙を用いた施工工事を得意としています。

また、国家資格である一級表装技能士(壁装作業)や二級ガラス用フィルム施工技能士を始め、窓装飾プランナー、インテリアコーディネーターなど様々な資格保有者が在籍しており、この優れた人的資産による工事力・提案力を活かし、従来分業化されていた内装企画設計・内装材の選定・提案・施工を自社で全て実施するサービス「D-packシステム」を提供しています。

>なるほど。

さらに、20年ほど前にカーテンランドリー車を導入し、学校や病院などの施設向けに、出張方式でのカーテンクリーニング・メンテナンス事業を開始しました。内装仕上工事のノウハウと連携させた本サービスの提供も、弊社の大きな特徴の一つと言えるでしょう。

内装のプロによるトータルサポート「Dーpackシステム」

>独自性のあるサービスを提供されているのですね。もう少し詳しくお伺いしたいのですが、まず、「D-packシステム」とはどういったサービスなのでしょうか。

従来の内装仕上工事は、元請建設会社様主導の元、デザインの企画・設計はデザイン設計会社が、壁紙やカーテンの選定は施主様が、施工工事は外注の施工業者が行うことが一般的な流れでしたが、「D-packシステム」は、これらを一元化し、弊社がセットで行い建設会社様、あるいは施主様に提供するサービスです。

キッチンや住宅設備、車、洋服などは、ショールームや店頭で見たり触ったりして「体感」し、お客様が納得してから購入される場合が多いですが、壁紙やカーテンなどの内装材は、この「体感」するところが見当たらなかったので、弊社で独自のインテリアショールーム「inx-kyoto(インクス・キョウト)」を社内に設置し、壁紙やカーテンの現物を常設展示しました。

「inx-kyoto」には、内装仕上工事事業者としては珍しい、現場を熟知した女性のインテリアコーディネーターを配置し、その場で施主様のご要望に合わせたコーディネートプランのご提示をさせていただくので、仕上がりについてより具体的にイメージしていただけます。

また、国産だけでなく、輸入品や天然素材など、多種多様な壁紙やカーテンを用意しており、家具や照明などを含めた内装全体のコーディネートのご相談も致しております。

 

>素晴らしいですね!

さらに、従来の壁紙やカーテンの選定を施主様に一任する方法では、せっかくカタログの中からお選びいただいても、その壁紙等が廃番になっていたり、納期が間に合わないなどの理由により採用できない場合がありました。
本サービスは、施工工事にも精通した弊社のインテリアコーディネーターが、施主様のご要望に寄り添い、実際に施工可能なものからコーディネートプランをご提示させていただくので、施主様が最終的にお選びいただいた壁紙等から、イメージ通りの内装を実現いたします。

  

 

出張方式カーテンクリーニング・メンテナンスサービス

>もう一つ特徴である、出張方式カーテンクリーニング・メンテナンスサービスについても教えてください。

本サービスは、学校・病院・老人福祉施設等のカーテンのクリーニングを、取り外し・洗浄・乾燥・取り付けまで全ての工程を弊社スタッフで行うものです。持ち帰りでのカーテンクリーニングサービスは数多くありますが、出張方式によるカーテンに特化したサービスは珍しく、京都府内の企業で同様のサービスを提供している企業はありません。

>なるほど。

持ち帰りクリーニングの場合は、クリーニングを行う間、替えのカーテンが必要になりますが、当社の出張クリーニングであれば、約90分で全ての作業が完了するので、替えのカーテンが不要になり、その分コストを削減できます。

また、本サービスは、合成洗剤を使用せず、軟水を生地と汚れの間に入り込ませ、汚れを“浮かして”取る水洗いクリーニングですので、汚れを“溶かして”取る合成洗剤を使用したクリーニングに比べて、生地が傷みにくいという特徴があります。

さらに、合成洗剤を使用しないため、クリーニング後の排水による周辺環境への影響も心配ありません。

>カーテンにも環境にも優しい素晴らしいサービスですね。ですが、なぜ御社はそのようなサービスを提供できるのでしょうか。

カーテンのクリーニング・メンテナンスには、カーテンやカーテンレールの取り外し・取り付けなど、意外と専門的なノウハウが必要になります。普通の横引きのスタイルだけではなく、自動開閉装置などに装着してある場合もありますので、内装や建築の知識や経験を併せ持つ必要があります。弊社は50年にわたる内装仕上工事のノウハウと、カーテンクリーニング・メンテナンスに係るノウハウの両方を保有しているため、この様なサービスの提供が可能となるのです。

  

 

日本に新しいインテリアの「文化」を作ることを目指して

>内装仕上工事とカーテンクリーニング両方のノウハウがある御社ならではのサービスなのですね。最後に、今後の展望についてお聞かせください。

今後は、提案・施工・アフターまで全ての工程を内製化することにより、内装仕上工事の付加価値を高め、日本に新しいインテリアの「文化」を作ることをビジョンに掲げています。

>文化ですか。

はい。壁紙(クロス)は、日本国内で広く使用されるようになってから40年ほどしかたっておらず、畳や襖などに代表される、日本の伝統的な内装材の様に、「文化」と呼ばれる領域まで達していないと私は考えています。

畳や襖は、需要は減少傾向にあるものの、神社仏閣はもちろんのこと、一般住宅にもいまだに広く使われている内装材であり、時代の流れに左右されず受け継がれてきたものです。

一方、現在壁紙として最も広く利用されているビニールクロスは、プラスチック製品の規制強化が世界的に進むなかで、生産や使用そのものが禁止される可能性があります。禁止された場合は、「和紙」や「織物」などの壁紙を主に使用していく予定ですが、それらの壁紙に関しても、例えばプロジェクションマッピングにより簡単に内装を変更する技術が開発されるなど、技術革新が進めば需要が激減してしまうのではと危惧しています。

>なるほど。

弊社は今年で創業50周年を迎えますが、内装仕上工事の各工程を内製化することで自社に技術をさらに蓄積し、壁紙やカーテンだけでなく、左官や木工などあらゆる内装仕上工事にも対応できるようにしていく予定です。会社として内装工事の付加価値を高めていくことで、壁紙の良さを発信し、壁紙を畳の様な、時代の流れに左右されない「文化」として根付いた内装材にしたいと考えています。

 

>日本に新しいインテリアの「文化」を作ることを目指す、御社の今後の活躍が楽しみですね!

 

お問い合わせ

商工労働観光部ものづくり振興課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4842

monozukuri@pref.kyoto.lg.jp

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