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京都の漁業から世界の乱獲を抑止する【脱炭素社会】

(京都府におけるゼロカーボン産業共創関連の取組について紹介するページです)

脱炭素社会 ゼロカーボンバイオ産業創出による資源環境共創拠点 京都府の産業支援情報(京都府ものづくり振興課)

 

50年後の地域を考えましょう。
GDPが上がらない中で、今までのやり方でいいのか?東京一極集中でいいのか?日本は資源がない国だと言うが、どうすればいいのか?

いや、自然が豊かです。
地域には未知の固有種がたくさんあります。海だって暖流と寒流の両方が日本にやってきています。東京一極集中?いや、トヨタだって地方から生まれました。日本の豊富な自然と生物は、未知の機能にあふれています。

地域固有の生物が持つユニークな機能に着目しましょう。
さて、海で養殖魚を育てるのに、マイワシ等の魚粉を配合することでEPAを補われていたりするのですが、マイワシ等の漁獲量の減少により、養殖飼料の高騰を招きます。かといって分離精製、量的生産をするには多大なコスト、時間がかかるのです。

そこで、固有魚種「イサザ」に、「G135株」という新種の腸内細菌があり、それがEPAを作り出すのです。しかも、他の動物に短期間経口投与した場合でも、高効率に腸管内で生残・増殖し、長期にわたって個体にEPAを供給することがわかってきました

これを活かせば、世界のマイワシ等の乱獲・減少をなくすことができます。地域の漁業にとっては、EPAの地産地消、低コスト化が図られます。そういった取組を京都の海から始めたいですね。

ホロバイオ

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