更新日:2025年12月22日

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令和7年度成分規格検査結果

食品衛生法等によって、冷凍食品や牛乳、レトルト食品などその成分に規格が定められている食品があります。これらの食品が規格に定められた範囲内の細菌数であることや、牛乳の乳脂肪分や比重等が定められた規格の範囲内にあるか等を確認しています。

令和7年11月実施分

★生食用食肉

生食用食肉3検体について、成分規格(腸内細菌科菌群)の検査を実施しました。

1検体について腸内細菌科菌群が陽性であり、生食用食肉の成分規格に不適合(食品衛生法第13条第2項違反)であったことから、加工元を所管する自治体あて情報提供し、当該品と同一ロット品の流通状況調査を行った結果、全量が回収済み、もしくは不特定多数の消費者に販売済みであることを確認しました。

あわせて、所管保健所において速やかに収去元への立入検査を実施し、保管状況や提供状況について問題がないか確認を行いました。

この食品による健康被害は確認されませんでした。

検体数 3
製造所 大阪府(1)、兵庫県(2)

生食用食肉の成分規格

腸内細菌科菌群

陰性

令和7年10月実施分

★ナチュラルチーズ

府内に流通する輸入ナチュラルチーズについて、リステリア・モノサイトゲネスの検査を実施しました。

全ての検体においてリステリア・モノサイトゲネスは陰性であり、成分規格に適合していました。

検体数 2
製造所

フランス産(1)、アメリカ産(1)

ナチュラルチーズ(ソフト及びセミハードに限る)の成分規格

リステリア・モノサイトゲネス

100cfu/g以下

令和7年9月実施分

★レトルト食品(容器包装詰加圧加熱殺菌食品)

府内に流通する乳児用食品を含むレトルト食品8検体について、成分規格(当該容器包装詰加圧加熱殺菌食品中で発育し得る微生物)の検査を実施しました。

全ての検体において、レトルト食品の成分規格に適合していました。

検体数 8
製造所 国内産(8)

令和7年8月実施分

★アイスクリーム類

府内製造施設で製造されたアイスクリーム類4検体について、成分規格(細菌数及び大腸菌群)の検査を実施しました。

全ての検体において、基準に適合していました。

検体数 4
製造所 京都府産(4)

アイスクリーム類の成分規格(細菌数、大腸菌群)

細菌数

アイスクリーム:100,000以下

アイスミルク、ラクトアイス:50,000以下

(標準平板培養法で1g当たり)

大腸菌群 陰性

令和7年6月実施分

★冷凍食品(国内産・輸入)

府内に流通する国内産及び輸入冷凍食品(お好み焼き、米飯類等)6検体について、成分規格(細菌数、E.coli、大腸菌群)の検査を実施しました。

全ての検体で冷凍食品の成分規格に適合していました。

検体数 6
原産国 国内産(3)、中国産(2)、台湾産(1)

冷凍食品の成分規格

加熱後摂取冷凍食品であって凍結される直前に加熱されたもの又は無加熱摂取冷凍食品

細菌数 1gあたり100,000以下
大腸菌群 陰性

加熱後摂取冷凍食品であって凍結される直前に加熱されたもの以外のもの

細菌数 1gあたり3,000,000以下
E.coli 陰性

令和7年5月実施分

★牛乳

府内製造施設で製造された牛乳5検体について、成分規格の検査を実施しました。

全ての検体において、牛乳の成分規格に適合していました。

検体数 5
製造所 京都府産(5)

牛乳の成分規格(ジャージー種以外)

無脂乳固形分(%) 8.0%以上(牛乳)
乳脂肪分(%)

3.0%以上(牛乳)

比重(15℃において) 1.028以上
酸度(乳酸として)(%) 0.18%以下(牛乳)
一般生菌数(CFU/mL) 50,000以下(牛乳)
大腸菌群 陰性

★ナチュラルチーズ

府内に流通する輸入ナチュラルチーズについて、リステリア・モノサイトゲネスの検査を実施しました。

全ての検体においてリステリア・モノサイトゲネスは陰性であり、成分規格に適合していました。

検体数 2
製造所 デンマーク産(1)、フランス産(1)

ナチュラルチーズ(ソフト及びセミハードに限る)の成分規格

リステリア・モノサイトゲネス

100cfu/g以下

令和7年4月実施分

★魚肉練り製品

府内に流通する魚肉練り製品6検体について、成分規格(大腸菌群)の検査を実施しました。

全ての検体において大腸菌群は陰性であり、成分規格に適合していました。

検体数 6
製造所 京都府産(4)、兵庫県産(2)

魚肉練り製品(魚肉すり身を除く)の成分規格

大腸菌群

陰性

★レトルト食品(容器包装詰加圧加熱殺菌食品)

府内に流通する乳児用食品を含むレトルト食品8検体について、成分規格(当該容器包装詰加圧加熱殺菌食品中で発育し得る微生物)の検査を実施しました。

全ての検体において、レトルト食品の成分規格に適合していました。

検体数 8
製造所 国内産(8)

容器包装詰加圧加熱殺菌食品の成分規格

当該容器包装詰加圧加熱殺菌食品中で発育しうる微生物

陰性

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