「きょうと子育て環境日本一サミット」における子育て環境日本一に向けた行動・取組宣言

京都府では「子育て環境日本一」の実現に向けた取組の一つとして、子どもや子育て世代を社会全体であたたかく見守り支え合うオール京都の推進体制として、「京都府子育て環境日本一推進会議」を設置しました。府民一人ひとりの意識・行動を変えて子育てにやさしい風土をつくるには、粘り強く、着実な取組が必要であり、そのために関係団体の皆様で同じ未来を描き、それぞれの立場で取り組んでいくことが重要です。そこで令和3年11月3日に「きょうと子育て環境日本一サミット」を開催し、そのオープニングセレモニーにおいて、各団体が自ら行動することを示すため、それぞれの行動・取組の宣言を作成いただきましたので、ご紹介いたします。

宣言内容・宣言者は令和3年11月3日時点のものです。

京都府商工会議所連合会　会長 塚本 能交

全ての人が京都で安心して働き暮らして頂くために、人に優しい子育て環境づくりの啓発活動に取り組みます。

 

京都経済を支えるあらゆる企業に多様な働き方を推進し、子育て環境を整え、全ての人が快適に働くことのできる社会を目指して広く呼びかけます。働く人を大切にし、企業の成長と地域経済の発展に繋げます。

京都府商工会連合会　会長 沖田 康彦

事業者が子育てしやすい職場の環境づくりに取り組めるよう、普及・啓発します。

 

中小企業の事業主が、育休などの子育て環境を促進させるため、商工会及び連合会は、業務改善の取組に向けて、セミナーの開催や各種助成金の活用の支援を行います。

京都府中小企業団体中央会　会長 阪口 雄次

子育て中の従業員さんを応援できるよう、京都府と連携して「多様な働き方推進事業」を実施します。

 

「子育てや介護、通院をしながら仕事を続けたい・続けて欲しい」と願う従業員の方と、会員組合をはじめとする中小企業者等の皆さんを「多様な働き方推進事業費補助金」を活用して応援します。

一般社団法人京都経営者協会　会長 小畑 英明

人材不足、後継者不足等の問題を克服し、元気な中小企業を増やし、若い世代に魅力ある雇用機会を作り出します。

 

育児や教育などの子育て環境を充実させ、若い世代が集まれば地域が元気になる。その事を通じて人材不足や後継者不足などを克服できれば元気な中小企業が増え、若い世代がさらに集まる。こうした循環が京都の成長につながる。

一般社団法人京都経済同友会　代表幹事 村田 大介　代表幹事 内田 隆

子育て支援を企業の成長戦略としてとらえ、子育てと仕事の両立の実現に向けて行動します。

 

京都経済同友会の活動を通じて、京都府子育て支援条例の基本理念にのっとり、必要な雇用環境の整備に努めるとともに、地域社会の一員として子育て環境の取組みを積極的に行うよう努める。

公益社団法人京都工業会　会長 中本 晃

女性による女性のための「会」の活動を充実し、企業活力強化につながる女性活躍推進と子育て環境向上に挑戦します。

 

本会の「女性活躍推進懇話会」「良いモノづくりの為の女性の会」の事例研究等の活動や企業啓発事業を充実強化し、企業活力を生み出す女性活躍の推進と子育て環境の向上に、企業と地域の存続をかけて取り組みます。

日本労働組合総連合会京都府連合会　会長 廣岡 和晃

私たち連合京都は、今こそ「助け合い、支え合い」を実行し、人の和で子育て環境日本一に取り組みます。

 

人生100年時代を迎え、誰もが育児や介護・治療と仕事を両立する可能性がある中、多様性を認め、互いに支え合うことのできる職場や社会をつくることが重要です。子育て環境日本一へ、まず職場で出来ることから取り組みます。

京都府PTA協議会　会長 坂本 博士

子どもたちへの登下校時の声かけ（あいさつ）など、保護者や地域の人々による見守り活動の輪を広げます。

 

いじめ・非行防止の機運醸成、ならびに府内の子どもたちによる問題行動の減少に向けて、地域全体で子どもを包み込み、はぐくむ環境づくりの一環として、保護者が地域の様々な団体と連携し、声かけ（あいさつ）・見守り運動を展開します

一般社団法人京都府保育協会　会長 楠 文範

「子どもを愛する」保育の専門職として、子どものいのちを守り、豊かに育む「京のまちづくり、未来づくり」に貢献します。

•  子どもの健全な心身の発達を図り、生涯にわたる人格形成の基礎を培います。
• 地域の子育て拠点として子育て家庭を応援し、コミュニティに貢献します。
• 子どもを社会の宝として、誰もが愛するよう、教育・保育の魅力を発信します。

公益社団法人京都府私立幼稚園連盟　理事長 長澤　宗一

幼児期の子どもたちに生きる力を培う教育を引き続き実践し、家庭教育と幼児教育の接続支援を推進します。

 

幼児期は、人としての根っこづくり、生きる力の土台づくりの大切な時期。生涯にわたる人格形成の基礎を培い、小学校以降の学ぶ力の基盤となる見えない力(非認知能力)を醸成する幼児教育に携わる私達が、地域の子育て支援に積極的に関わります。

特定非営利活動法人全国認定こども園協会京都府支部　支部長 山手 重信

保育と教育、子育て支援の機能を活かし、誰もが子どもを「社会の宝」として育み、子育て家庭を支える活動を推進します。

 

子育て環境日本一にふさわしい豊かな人間性と質の高い専門性を有した保育者を確保し、育成すると共に、多様なニーズに対応する認定こども園ならではの機能を活かし、子どもの笑顔と元気が溢れる京都のまちづくりに貢献します。

特定非営利活動法人子育ては親育て・みのりのもり劇場　理事長 伊豆田 千加

子育て＝親育て。子育て＝わくわく。「楽しみを創り出す人」×100倍で、「育ちのフィールド」も100倍豊かに！

 

子どもがのびのびと豊かに育つ環境づくりは、私たち「大人」、みんなの仕事。子育て支援団体・地域企業・お父さん・お母さん・おじいちゃん・おばあちゃん。みんながつながって、ともに地域の未来をつくりましょう。

NPO法人働きたいおんなたちのネットワーク　理事　髙田　悦子

地域の中で子育て親子とつながり、顔の見える関係を築きながら、子育て家庭のまるごとサポートに取り組みます。

 

地域の中に居場所をつくり訪問をすることで顔の見える関係を築き、親子とつながり安心して子育てできるようにサポートをします。子育て家庭をまるごとサポートすることにより子育てしやすい京都づくりに取り組みます。

NPOライフプランニング　婚活部会　松村寿代

「家族」を持ち、温かな「家庭」を築く願いを応援！

 婚活を専門として結婚までを支援し、より多くの愛を！

 

「子育て環境日本一！安心して子育てが出来る京都」を若い世代も結婚前からイメージできるよう、施策に取り組みます

少子晩婚化は待ったなし！を視野に入れ京都府の本気の出会いを応援、地域の活性化も目指します

京都府連合婦人会　会長 田野 照子

人間関係が希薄化する中、女性ならではの力を発揮し、子どもを育む地域教育力を高めるとともに、活動の場を広げます。

 

日頃から地域に軸足を置き、「食育」「幼い時から環境を学ぶ」「京都文化として百人一首に親しむ」など、子どもを主役にした活動に積極的に取り組んでいます。今後も活動分野を広げ、より一層の子育て支援を地域で展開します。

公益社団法人京都府宅地建物取引業協会　会長　千振　和雄

子育て世帯のニーズを追求し、安全・安心な住宅・宅地の供給を通して、子育て世帯の住宅確保を応援します。

 

子育て層の住宅ニーズには、自然環境、利便性（通勤、買い物）、施設立地（保育、教育、医療）など相反するところもある様々な要素があり、しかも価格性が問われます。「子育て世帯のニーズに応え得る住宅、住環境とは何か？」という命題を追求する中で、あくまで安全・安心な住宅・宅地の供給を通して、子育て世帯の住宅確保を応援してまいります。

株式会社京都新聞

子育てしながら働き続けられる職場づくりを進めるとともに、子育て環境日本一サミットの取り組みを応援します。

 

社員の育児休業取得や家庭と仕事の両立を推進します。また、子育て環境日本一サミットの取り組みを紙面やインターネット、主催事業などを通して京都府民に広く伝え意識の向上を図ります。

株式会社京都銀行　取締役頭取　土井　伸宏

めざそう！子育て環境日本一

京都銀行は、地域の皆様・事業者様とともに京都府内の子育て環境の充実を応援していきます！！

 

府内全店でのステッカー掲示等の啓発や地域の取組支援を実施しております。

 子育て環境日本一に向けた取組を府民にわかりやすくPRするとともに、商品を通じて各地域での「子育てにやさしいまちづくり」「風土づくり」を支援してまいります。

京都信用金庫　理事長　榊田　隆之

子育て世代のライフプランを実現するお手伝い、そしてしあわせづくりをサポートします！

 

ご家族のしあわせを軸に、やりたいことを叶えていけるよう、夢の実現のための資産づくりをサポートします。また、地域の事業者さまと消費者である地域の子育て世代のつながりの場を提供し、子育てにやさしい京都をみんなでつくる活動に貢献していきます。

京都中央信用金庫　理事長　白波瀬　誠

⒈両立支援策を推進し、働きやすい魅力ある職場環境の整備に積極的に取り組んでいます。

⒉京都府・市と「社会的に擁護を必要とする子供たちへの支援」に関する協定を締結。中信育英会にて府下24大学の学生に返済義務のない奨学金を支給。

⒈働き方改革や両立支援をより一層推進するため、育児休職や諸制度の拡充を行います。意欲ある職員が子育てを大切にしながらキャリアアップを実現することを積極的に支援します。

⒉地元自治体への寄付や、学生への奨学金の支給により、地域の次世代を狙う人材の育成に貢献します。

京都北都信用金庫　 理事長　吉田　英都

育児休業からの職場復帰は誰もが不安なもの。当金庫は、復帰前に育児休業中の職員全員を対象に「育休懇談会」を開催します！

 

育児休業中の職員を対象に、懇談会を実施します。懇談会は、育児や職場復帰の不安等について懇談し不安を解消します。また、育児休業中に発生した事務変更についてもその場で学び、スムースな復帰を強力にサポートします。

株式会社SCREENホールディングス　代表取締役　取締役会長　垣内　永次

従業員のライフステージのさまざまな変化に寄り添うサポートで、働きやすい環境づくりに努めます。

 

妊娠・出産・育児だけでなく、介護や疾病治療も含めた総合的な施策として、場所や時間に縛られず、能力を発揮できる環境整備（フレックス、在宅勤務、育児休職中の学びへの支援、男性の育児参加促進など）に取り組んでいます。

株式会社ファミリーマート西日本エリア本部関西第1リージョン　部長　野崎　勝久

ファミリーマートは地域の子どもや子育て世帯の生活を応援し、京都の街に貢献します

 

きょうと子育て応援施設に府内20店を登録し、幼児用補助便座や着替え台の設置、ミルクのお湯提供等を行うとともに、ファミマこども食堂等の育成支援を通じて子どもたちの成長を家族のように支援します

第一生命保険株式会社京都総合支社 　支社長　吉野充宏

子育て世代が安心して暮らせる街に！みんなの、地域の「しあわせ」を第一に行動します。

 

第一生命 京都総合支社では、子育て家庭が安心・安全に、楽しく過ごせるよう、 子育て家庭に対し、社会保障制度やライフプラン等お役に立つ情報の提供及び「きょうと子育て応援パスポート」に登録し、府内の支社・営業オフィスにてトイレの貸し出しや休憩スペースの提供などを行っています。

京都労働局長 　金刺 義行

京都企業の働き方改革を推進し、職場環境の改善を図り、育児・介護と仕事の両立支援施策を進めます。

企業における「働き方改革」を推進することで、仕事と家庭生活が両立できる子育てに優しい職場環境を実現するとともに、誰もが多様で柔軟な働き方を選択できる社会を目指して労働施策に取り組んでいきます。

＜京都府子育て環境日本一 　推進会議会長＞　京都府知事 西脇 隆俊

京都府が全国のどこよりも子育てにやさしい窓口、職場へ！

あたたかい子育て環境を京都全体に広げます。

 

府民利用施設における優先受付「きょうと子育て応援レーン」や来庁者向け保育ルームの設置のほか、男性職員の育児休業取得率　都道府県1位を目指す取組など、府が率先実行するとともに、オール京都体制で府内全域に取組を広げます。

京都府教育委員会　教育長 橋本 幸三

京都府の「子育て環境日本一」を教育で支えます！

時代と社会の要請に応じた新しい京都府の教育の指針として「京都府教育振興プラン」を策定し、子育て環境日本一を目指す上で欠かすことのできない教育の質の向上と誰もが安心して受けたい教育を受けられる環境の整備を図ります。

 

京都市長 門川 大作

市民ぐるみ・地域ぐるみの「はぐくみ文化」を深化させ、出逢い、妊娠前から子ども・若者までとその家庭への「切れ目ない支援」を実現します。

 

保育所等も学童クラブも待機児童ゼロ。学力テストは全国トップクラス。自然や文化、安心・安全などももちろん充実。そして何より、社会全体で子ども・若者を大切に育てる風土。京都市の子育て環境は全国から高い評価を頂いています。これからも、誰ひとり取り残されず、住みたい、住み続けたい、学びたい、働きたい、子育てしたいまちを目指し、切れ目のない支援をオール京都で進めてまいります。

京都府市長会　会長 多々見 良三（舞鶴市長）

府内の各市が「希望あふれる子育て」ができる環境づくりに向けて、地域の特性を活かした取組を推進します。

 

各市はそれぞれ子育て支援を重点施策として位置づけています。京都府や関係団体、地域と連携を密に図り、創意工夫しながら、ニーズに的確に対応した事業を展開するなど、子育て環境日本一をめざし、積極的に取り組みます。

京都府町村　会長 汐見 明男（井手町長）

住民に身近な町村の特色をいかして、関係の皆さんとしっかり連携し、子育て世代にやさしい地域を作っていきます。

京都府全体があたたかい子育て社会に向けて動き出すことは、地域で子育て支援に取り組む町村にとって、大変大きな力となります。地域サミットなども通じて、関係の皆さんと一緒に地域を盛り上げ、町村の特色をいかした子育て支援の取組をより一層推進していきます。

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