更新日:2025年3月31日

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アカモクと加工品の紹介

アカモクのパンフレットを作成しました

「丹後の新食感」海藻あかもく(PDF:1,730KB)

アカモク表紙

アカモクとは?

アカモクは冬に旬を迎えるホンダワラ科の海藻です。丹後で食習慣のあるホンダワラ(ジンバ)とは別の種類です。長いものは10m程まで成長し、海面を覆い尽くします。丹後では平成26年頃から食べられるようになった海藻ですが、シャキシャキとした食感とネバリが美味で、大変注目されています。
店頭に並ぶのは2月から約1ヶ月間の期間限定品になっており、丹後ではスーパーの鮮魚コーナー等で販売されています。

海底に生えるアカモクアカモクの枝の拡大

アカモクに含まれる食物繊維はアルギン酸やフコイダンが主体で、いわゆるネバネバ成分です。これらの成分には免疫力を高めたり、ガンの抑制効果があるとして研究が進められています。また、ワカメに比べ、カリウムやカルシウムが多く含まれています。

 

表。アカモクに含まれるミネラルの量

ミネラル(mg/100g)

アカモク

ワカメ

沖縄もずく

ナトリウム

17

540

240

カリウム

161

12

7

カルシウム

84

42

22

マグネシウム

90

19

21

0.9

0.5

0.2

亜鉛

0.8

0.2

0.03

0.01

0.01

アカモク:湯通しして冷凍したもの(京都府中小企業技術センター分析)
ワカメ:湯通し塩蔵品を塩抜きしたもの(食品成分表の値)
沖縄もずく:塩蔵品を塩抜きしたもの(食品成分表の値)

調理例

アカモクは磯臭さが少なくさっぱりとしているので、どんな料理にも合います。簡単なものでは、和え物やサラダ、味噌汁の具などとして楽しむことができます。

調理例

その他の調理例については、パンフレット「アカモクとホンダワラ」をご覧下さい。
生のアカモクの下処理方法もご覧下さい。

 アカモク加工商品の紹介

より気軽にアカモクを楽しんでもらうため、様々な加工品が生産されています。下処理いらずで料理に御利用いただけます。もちろんそのままでもおいしくお召し上がりいただけます。

京都府漁業協同組合では、食べやすいミンチ状の商品が製造されています。
湯がきアカモク包丁で叩くことでネバリが増す

アカモク養殖を行っている漁業者による加工グループ「京あかもく」は、保存がしやすく使いやすい、佃煮の瓶詰と湯がきアカモクパウチを製造しています。※京あかもくの商品はとろみがない代わりに、未開封時に常温での長期保存が可能です。
akatsuku

これらの商品は、宮津まごごろ市(外部リンク)丹後王国「食のみやこ」(外部リンク)等のお土産ショップで購入できるほか、インターネットで購入できるものもあります。

加工業者の問合せ先

京都府漁業協同組合(直販課)
舞鶴市字下安久1013-1
電話0773-77-2206

京あかもく
宮津市字長江371-1
電話080-1483-2723

お問い合わせ

農林水産部水産事務所

宮津市字小田宿野1029-3

ファックス:0772-25-1532

suisanjimusho@pref.kyoto.lg.jp