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更新日:2019年4月22日
京都における刑法犯少年の検挙・補導人員は9年連続して減少しています。
刑法犯で検挙された少年(犯罪少年)の人口比(14歳から19歳までの少年人口1,000人当たりの検挙人員)は、減少しているものの、全国の人口比より高い数値を示しています。
平成30年では1,000人中、3.6人が刑法犯で検挙されていることになります。
この数値は全国ワースト13位で、依然として全国平均を上回る状況が続いています。
近年の少年非行の特徴として、低年齢化が挙げられます。
刑法犯の検挙・補導人員の触法少年構成比は、平成25年以降、4年連続で20%台で推移していましたが、平成29年から30%台に推移し、平成30年中は33.1%でした。
また、刑法犯の検挙・補導人員を学職別でみると、小学生以下の少年の占める割合は 18.1%(前年比+2.6P)となっています。
刑法犯で検挙・補導した少年の学職別では、中学生と高校生が全体の5割以上を占めています。
刑法犯で検挙・補導した少年の罪種別では、窃盗犯が約6割を占めています。
初発型非行(万引き、自転車盗、オートバイ盗及び占有離脱物横領)が、刑法犯全体の約6割を占めています。
罪種別では、軽犯罪法違反、青少年育成条例違反及び薬物乱用少年が減少しました。
平成30年中、薬物事犯で検挙・補導した少年は19人で、うち大麻取締法違反が16人(前年比-3人)となっています。
学職別では、中学生と高校生が全体の4割、有職少年が2割を占めています。
大麻取締法違反で検挙された少年の学職別では、中学生1人、高校生4人、大学生1人、有職少年9人及び無職少年1人となっています。
少年非行の前兆である深夜はいかい、喫煙等の不良行為を行う少年に対する街頭補導活動により、平成30年中は 19,201人の少年を補導しました。
行為別割合では、『深夜はいかい』と『喫煙』で、全体の9割以上を占めています。
学職別割合では高校生が最も多く、次いで有職少年となっています。
中学生と高校生の割合が、全体の約3分の2を占めています。
お問い合わせ
京都府警察本部少年課企画係
京都市上京区下立売通釜座東入藪ノ内町85-3・85-4合地
電話番号:075-451-9111