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更新日:2017年3月24日

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府民生活・厚生常任委員会 出前議会(平成29年2月6日)

テーマ

子育てを応援する地域づくりについて

日時

平成29年2月6日(月曜日)13時31分から15時26分

場所

京都府山城広域振興局木津総合庁舎保健所棟講堂

参加者

府民生活・厚生常任委員会

委員長:岡本和德

副委員長:藤山裕紀子、二之湯真士

委員:渡辺邦子、池田正義、本田太郎、加味根史朗、浜田良之、森下由美、北岡千はる、山口 勝

意見交換参加者

木津川市健康福祉部こども宝課課長 瀬戸明美 氏

木津川市立梅美台保育園園長 濱 亀美子氏(社会福祉法人 若竹福祉会)

mother’s care 代表、京都府産前・産後ケア専門員 岡田貴子氏、森田宏美 氏

株式会社Conditioning Lab 代表取締役社長

NPO法人コンディショニング・ラボ理事長 佐々木阿悠佳 氏

京都府

山城広域振興局長 岡本圭司

山城広域振興局副局長 中西正和

山城南保健所長 時田和彦

健康福祉部こども・少子化対策監 中本晴夫

健康福祉部子育て政策課長 大路達夫

健康福祉部子育て政策課子育てピアサポート担当課長 西田一慶

健康福祉部家庭支援課長 福井千津

地元議員

兎本和久 議員、松岡 保 議員

傍聴者

10名

概要

昨年12月に厚生労働省が発表した2015年の合計特殊出生率の確定値によると、京都府は1.35と、全国の1.45を大きく下回る非常に厳しい状況となっている。

こうした状況を踏まえ、地域において、子どもの育ちを支えるため、社会全体で子育てを応援する取り組みの強化が求められている。

今回の出前議会では、地域において子育て支援に取り組まれている方々にお集まりいただき、日頃の活動報告や意見を伺い、意見交換を行った。

参加者からの主な意見

  • 保育園の待機児童の解消と身近な場所でお母さん方の育児の不安に寄り添えるように、平成28年7月に「保育コンシェルジュ」を木津川市子ども宝課の窓口に設置し、保育のことや保育以外のことで困ったこと、聞きたいことについて相談に対応している。
  • 木津川市では子育て支援アプリ「きづがわいい」を昨年4月から配信しており、多くの方に登録していただいて、子育て関連情報を発信したいと考えている。
  • 核家族の多い地域であり、各家庭の環境を考えると、地域における子どもの豊かな育ちを支えるため、子育てを多方面から支援する必要がある。
  • 一時保育の利用だけで家庭を支援することが難しい現状もあり、行政の役割、保育園の役割を明確にし、連携して保護者支援を行い、子どもの育ちを支援することは、今後取り組まなければならない課題である。
  • 母親の精神的な状態が子どもに大きく影響しており、母親が普段どれだけ自分の時間を大事にして輝いていられるか、楽しみながら子育てできているかという状況がとても大事である。働きたい母親もたくさんいるので、子どもと親を切り離さず、母親が輝けるような働き方や事業を考えていただきたい。
  • 多くの子育て支援施策があるが、全ては把握できていない。行政はもっと民間の団体と連携を取っていただきたい。
  • 子育て支援センターに行くにも勇気がいる母親もいる。母親の孤立化を防ぐために、その一歩前の段階として、もう少し小さなコミュニティによる支援が必要と思い活動をしている。
  • 魅力的な会をつくることで、孤立化せず一歩出てもらえるよう、フェイスブックなどネットツールを活用した情報提供に取り組んでいる。
  • 経営している会社の事業を通じてさまざまな関係機関と連携することでネットワークができており、よろず相談所のようなことになっている。ネットワークづくりの重要性を感じており、今後もより強化していきたい。

お問い合わせ

京都府議会事務局委員会課調査係

京都市上京区下立売通新町西入

ファックス:075-441-8398