農商工労働常任委員会管内調査（平成30年7月24日）

調査事項

農業法人株式会社 農夢（綾部市）

• 中丹管内の農商工関係の被害状況について

• 農業被害の状況について（ハウス冠水）

上福井大畑地区（舞鶴市）

• 林地被害の状況について（山腹崩壊により土石流発生）

蓼原一帯の事業所（福知山市）

• 商業被害の状況について（事務所の浸水）

調査目的

平成30年7月豪雨により、府内各地において大きな被害が発生した。

商工業、農林水産業の被害が大きかった綾部市、舞鶴市、福知山市の被害状況を把握するため、緊急の管内調査を実施した。

調査内容

7月5日から降り続いた平成30年7月豪雨により、南丹市以北の6市3町に災害救助法が、さらに、綾部市には被災者生活再建支援法が適用される事態となり（後日福知山市にも適用）、5名の尊い人命が失われた。

特に府北部地域においては、多数の家屋や商工観光施設等の床上・床下浸水の発生、冠水による京野菜や茶園などの農作物・農業用施設関係被害、林道・治山関係被害や道路・河川をはじめとする社会資本の損壊など、甚大な被害がもたらされた。

冠水被害のあったパイプハウスでは、出荷を控えていた京みず菜等の栽培作物が冠水し、大きな被害を受けたとのことで、農業大学校生による復旧作業ボランティアなどもあり、まき直しの作業を進められているとのことであった。

舞鶴市内では、土石流災害により、避難指示が継続し、避難生活をされている地域があり、今後、舞鶴市において応急対策がとられるとともに、農林水産部と建設交通部が連携し、砂防ダム工事及び山腹工事を実施する予定であるとのことであった。

また、福知山市大江町河守から蓼原地域にかけては、過去5年で4回もの浸水被害を受けた商工業者もあるとのことであった。

舞鶴市上福井大畑地区において、隣地被害の状況を調査

お問い合わせ

農商工労働常任委員会（平成30年5月からの管内外調査）

• 農商工労働常任委員会管外調査（平成30年11月5日から7日）
• 農商工労働常任委員会管内調査（平成30年11月20日）
• 農商工労働常任委員会管内調査（平成30年7月24日）