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京都府レッドデータブック2015

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オオミズ博士

レッドデータクイズ

入門編

右矢印

つぎの動物のうち、日本で「絶滅」したといわれるのはどれでしょう?

  1. オオカミ
  2. クマ
  3. ハクチョウ
右矢印 クリックすると答えが表示されます。
答え (1)オオカミ
昔、京都府にもオオカミがいたという記録がありますが、日本中でも今からおよそ100年前に狩り(かり)や伝染病(でんせんびょう)のために「絶滅」してしまいました。「ふるやのもり」という昔話にも出てくるように、昔の人々には身近な生きものだったのでしょう。クマやハクチョウは今でもいますが、やはり絶滅が心配されている動物です。

ニホンオオカミ模式標本 ニホンオオカミ模式標本
ニホンオオカミ模式標本(オランダ ライデン博物館蔵)

右矢印

レッドデータブックの正しい説明はどれでしょうか?

  1. 童話作家(どうわさっか)レッド・データさんの書いた本
  2. 絶滅が心配される生き物の名前やその原因などを書いた本
  3. 赤い本を拾った女の子の物語を書いた絵本
右矢印 クリックすると答えが表示されます。
答え (2)絶滅のおそれのある生き物について書いた本
生き物を絶滅させないためには、どのような生き物がなぜ絶滅しそうなのかを知る必要があります。レッドデータブックとは、すでに絶滅したり、近いうちに絶滅しそうな生き物の種類やその原因などをとりまとめた本です。1966年に国際自然保護連合(IUCN)が世界のレッドリストを作成したのが始まりで、表紙が赤かったためレッド(英語で赤い)データ(資料)ブック(本)とよばれています。日本国内では、環境省や京都府などの都道府県がそれぞれレッドデータブックを作っています。

世界のレッドリスト(IUCN)
世界のレッドリスト(IUCN)

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京都府レッドデータブック2015にのっている野生生物は、およそ何種でしょうか?

  1. 19種
  2. 190種
  3. 1900種
右矢印 クリックすると答えが表示されます。
答え (3)1900種
2015年に出された京都府レッドデータブックには、京都府内で絶滅が心配される生き物約1900種のデータなどがのせられています。その中には、メダカやタガメ、ゲンゴロウといった昔は普通に見られた昆虫やタンゴグミやタンバヤブレガサ、キブネダイオウといった京都の地名(※丹後、丹波、貴船)から名付けられた植物なども含まれています。クマなどのほ乳類では3種に1種、鳥類では6種に1種が絶滅を心配されています。

京都府レッドデータブック2015

お問い合わせ先:京都府環境部自然環境保全課
TEL:075-414-4706 FAX:075-414-4705
E-Mail:[email protected]
〒602-8570 京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

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