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Scramble(京都企業紹介)

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RoboMaster 2019 Japan Summer CAMP優勝!

2019年8月28日~30日にかけて行われた「RoboMaster 2019 Japan Summer CAMP」(主催:RoboMaster運営委員会等、場所:西日本工業大学地域連携センター)にて、見事優勝されました。

川節代表より「けいはんなロボット技術センターで練習できたことが勝敗を決めたのは間違いありません!」との有難いコメントをいただきました!

競技参加の様子

ご協賛のお願い

 ロボットづくりに情熱を注ぐ学生たちにご支援を賜れませんでしょうか。

Scrambleご協賛のお願いチラシ(PDF:1,533KB)

 

ROSロボット/ハードウェア勉強会 ご登壇

京都を拠点に世界一のロボットを― 国際ロボットコンテスト出場団体「Scramble」

(更新日:令和元年8月20日 掲載日:令和元年7月25日 聞き手・文:ものづくり振興課 足利)

大会出場写真

ロボットコンテスト出場団体「Scramble(外部リンク)」代表で、東京大学大学院情報理工学系研究科知能機械情報学専攻 特任助教の川節拓実さんにお話をおうかがいしました。

国内初のロボコン出場専門チーム

―Scrambleの概要について教えてください。

川節) 学生・若手技術者が各種ロボットコンテスト、技術イベントに出場する団体で、2017年に設立しました。現在、学生23名、若手技術者13名、計36名で活動しています。学生のクラブ以外で、こうしたロボコン出場を専門にしたチームは、国内でも初めてじゃないかと思います。

―ロボットコンテストと言えば、NHKさんのとか、ですか?

川節) NHK高専・学生ロボコンに出場した、各地のメンバーが母体です。学生時代、ロボコンに打ち込んで優勝するなど、技術を磨いてきた、情熱を注いできたメンバーに、その次の舞台を、そして更なる技術の向上の機会を、ということでして、2018年から国際的なロボットコンテストの一つである「ロボカップサッカー小型ロボットリーグ」へ参戦しています。2020年からは、中国発の国際ロボットコンテスト「RoboMaster」やロボカップジュニアにも参戦するべく現在準備を進めています。

―メンバーはどういった人たちなのですか?

川節) 現時点の学生の所属校は、奈良高専、奈良高専専攻科、舞鶴高専、豊橋技術科学大学、三重大学、香川大学大学院、筑波大学大学院、奈良先端科学技術大学院大学、東京⼯業大学大学院、カリフォルニア大学アーバイン校、大阪芸術大学ですし、若手技術者の出身校は、奈良高専、北九州高専、富⼭高専、岐⾩高専、木更津高専、京都工芸繊維⼤学、⾦沢⼯業大学、東京大学、大阪大学、ものつくり大学、東京⼯業大学、名古屋⼯業大学、電気通信大学です。京都、奈良等にゆかりのあるメンバーも多く、ぜひ「けいはんなロボット技術センター」を活動拠点としたいと考えております。


(既にけいはんなロボット技術センターで開発を開始)

―是非!ありがとうございます。ロボカップサッカー、おもしろそうですね!

川節) 2050年までに自律型ロボットのチームがW杯優勝チームに勝つことを目指してロボット開発を推進する国際的なプロジェクトなんです。

―それはすごいですね。まさしくさっきおっしゃられた「次の舞台」にふさわしいですね。

川節) 2017年実績で42カ国、300以上のチーム、2500⼈以上が参加しており、ロボットの形状(⾞輪型、ヒト型)やサイズによる区分、シミュレーション部門等を含め全12リーグ、そして、19歳以下の子ども達を対象にしたジュニア部門が⽤意されています。Scrambleが出場する⼩型ロボットリーグ(⾞輪型)は、直径180mm、高さ150mmの小型ロボットが最大8対8でサッカーをするリーグです。ロボットは味方・敵ロボット、ボールの位置情報を受け取り全自動で動作します。

ロボコン説明その1

全自動ということですが、映像を見ましたけれど、すごく素早い動いですね。ゴールに結びつくパスなどの経路を評価する、まさに「強化学習」の分野ではないかと思います。

川節)そうですね。まさにAIが活躍するところですね。

位置情報はどうやって把握されるのですか?

川節)ロボットの上部についてるカラーマーカーを目印に、空間に設置されたビジョンセンサーが把握し、ロボットはその情報を受け取ります。

キックやトラップの仕組みもおもしろいですね。

川節)普通は前にしかキックができないのですが、Scrambleでは、横にもキックできる機構を開発しました。それを組み合わせると斜めにもキックができます。日本ロボット学会賞を受賞しました。機能を拡充しようとすると、ロボットの大きさにも限りがありますし、重くなったりしますので、結構難しいのです。

なるほど。ロボットを効率的に開発するために、ROSも使われているのですか?

川節)ROSは、制御をはじめロボットのあらゆるところに使えますし、使ってますね。

RoboMaster(外部リンク)は当方も連絡を取り合っているところです。

川節) ドローンで世界シェアNo.1の世界有数のロボット企業、中国のDJI社が主催する、ロボット同士が球を撃ち合い相手ロボットや基地を討ち取る、エンターテインメントロボットバトルですね。現在、中国だけで7000名以上の学⽣、世界各国から200チーム以上が参加する、今まさに急激な発展を遂げ国際的なロボットコンテストの一つとして認知され始めたのがRoboMasterです。優勝チームには50万元(約800万円)、その他優秀なチーム・個⼈に対しても賞⾦が⽤意され参加学生のモチベーションを上げるとともに現在国内外で注目を集めるe-sportのような側面をも持つロボットコンテストです。5種7台(⾞輪型、ドローン、⾃律ロボット等)の多様なロボットが必要で球の撃ち合いや衝突でも壊れず動作するタフなロボット開発に取り組む大会です。

ロボマスター

操作は?

川節)ロボットに搭載されているカメラ映像を用いた、一人称ビューによる遠隔操作です。操作者が直接俯瞰して見ることができないので、ドローン(に搭載しているカメラ)が代わりに俯瞰して、第三者ビューを提供したりといった組み合わせになるおです。

 
(写真右は、球が打ち出されたところ。わずかに残像が写っている、)

―おもしろいですね。しかし、日本では、電波法が絡みますね。ロボカップジュニアとは?

川節) 12歳から19歳までの学⽣のみが出場できる国際的なロボットコンテストの一つであり世界大会には41の国から多くの学生が参加しています。子供達の好奇心や探究心を引き出せる3種の競技テーマ(サッカー、レスキュー、Onstage)が⽤意されています。Scrambleが出場するロボカップジュニアサッカーリーグ直径220mm、高さ220mmの小型ロボットが2対2でサッカーをするリーグです。ロボットは⾃⾝に取り付けたセンサーを駆使して全自動で動作します。

ロボコン説明その2

機械、制御回路、ソフトウェアなど、チーム力で挑戦

―Scrambleの特徴はどういったところでしょうか。

川節) 目指しているのは、ロボット作りに情熱のある学生が自由に成長・活躍できる環境を作り、国際的なロボットコンテストで世界一を目指すということです。近年、学校の枠組みでは学生達に情熱はあったとしてもそれを応援できる大⼈や資⾦といったリソースが不⾜しているのが現状です。Scrambleではそのような学⽣に自由に成⻑・活躍できる環境を優秀な若⼿技術者との協調の下に提供します。メンバはロボカップ小型リーグ(SSL)、ジュニア(RCJ)出場班とRoboMaster出場班に別れ、学生チームのRCJ班とRoboMaster班が世界⼀のロボット作りに挑戦し、それをSSL班が技術・ノウハウを共有しながらサポートしています。

体制図

―なるほど。

川節) Scrambleの特徴は、機械、制御回路、ソフトウェアなど、ロボット製作に必要な全ての要素の技術を持ったメンバーがチーム内にいて、開発できるということです。ロボカップ日本大会において日本ロボット学会賞なども受賞しています。

協賛企業募集中!

―素晴らしい。しかし、国際大会に出ていくとなると、費用もかかりますよね。

川節) そうなんです。世界一のロボットを作り、またその過程で学生が自由に成長・活躍できる環境の整備に支援してくださる協賛企業様を探しています。学生チームのRoboMasterとロボカップジュニアの2班に対してスポンサー企業様からロボット製作費や旅費等にご支援を賜りたく、世界一を目指すため合計で年間800万円程の費用が必要と計画しております。

―その内訳は?

川節) まず、ロボット製作費ですよね。RoboMasterでは7台(1台約30万円)、ロボカップジュニアでは2台(1台約10万円)のロボット製作が必要で毎年必要な改良も踏まえると大きな製作費がかかります。また、旅費もかかります。活動場所への交通費や、大会参加時には交通費に加え宿泊等の旅費が大きくかかります。国際大会の参加時はより大きな旅費が必要です。学生に旅費を補助できれば国際大会への参加障壁も下がると考えております。

―なるほど。こうした取り組みは協賛企業にとっても、人材確保の面でも大変有意義ですよね。ロボットの技術もどんどん進化していますから、それを吸収している若手技術者と、ここで出会うことができるわけですからね。

川節) ありがとうございます。また、「けいはんなロボット技術センター」のような、ロボット実証フィールドが、お安く利用できるというのは、活動場所を探している我々にとって、本当にありがたいのです。

―私もScrambleのメンバーの方から「自分たちはただロボットを作りたいだけなのに、お金集めや場所探しに時間をとられて、ロボット作りに時間を割けにくかった。ロボットセンターのような施設を作ってくれて、ありがとう」と言っていただいたことがあります。

川節) そうなのです。ぜひ、皆様、ご協力のほどよろしくお願いします。皆様と一緒に世界一のロボット作りに挑戦したいです。

 

 

企業の皆様、ぜひ協賛などご協力、よろしくお願いいたします。

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お問い合わせ

商工労働観光部ものづくり振興課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4842

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