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京都の女性医師へインタビュー

眞田 佐知子先生

医療法人財団足立病院
産婦人科

Dr. Sachiko Sanada

眞田 佐知子先生

~育児も医師も続けることが大事です~

― Q.現在の仕事内容、勤務形態は?

 現在7歳と3歳の子どもが2人います。フルで勤務しており、1人目を産んで1年たった頃から、当院で勤務しています。2人目を出産してから、当直は免除してもらっています。当院では、「自分のキャリアやライフワークバランスは、自分で決めたらよい、特に子どもの手のかかるうちは、無理しないでいい」と言っていただいてます。ある程度子どもの手が離れたら当直も視野に入れたいと考えています。

― Q.妊娠中の働き方、出産、職場復帰はどうされましたか?

 出身は京都ですが、大学が滋賀だったので、滋賀でずっと働いていました。以前勤務していた病院は、部長と私の2人しかおらず、365日24時間当直もしくは待機の状態だったので、1人目を出産後3ヶ月で復帰したのですが、とても大変でした。ちょうどその頃は産婦人科医が大変少なかった時期で、その後臨床研修制度も変わる、ちょうど移行期だったので一番大変だったように思います。
 そんな時、ちょうど実家が足立病院の近くだったこともあり、院長先生にお話すると快く引き受けてくださってお世話になることになりました。
 2人目の時は、妊娠10ヶ月まで働き、上の子と同じ保育園に入ることが出来たので、出産後2ヶ月で復帰しました。
 妊娠中も全く何の心配もせずに働けました。常にいつ病院から呼ばれるんじゃないかという心配がなくなり、生活にメリハリができました。
 子どもとの時間は楽しいものではありますが、やはり育児で煮詰まる時もありますので、逆に子どもとの時間を濃いものにする意味でも早く復帰しようという思いがありましたね。
 当院では主治医制というものが無く、定時以降は、当直なり残っている先生に対応していただけますので、基本的には残業はありません。自分が担当している患者さんであっても時間になったら次の日の事もあるからと、そのほうが病院の効率もいいからということで帰らせていただいてますね。システムがうまく考えられているので、その体制でうまく回っていると思います。

― Q.仕事と子育ての両立で工夫していることはありますか?

 家族みんなが健康でいること、自分が風邪をひくといろんなところが回らなくなりますし、家族の健康に気をつけるということが一番大事だと思います。あと頑張りすぎないことですね。主人にも実家の母にもお願いして、バランスを考え、無理をしないということでしょうか。

― Q.今後のキャリアアップについてはどのように考えておられますか?

 当院では、院内に新しいこともいろいろ取り入れられておられるので、病院の中にいても次はこんなことやってみたいなとか、自分の中でキャリアアップは出来ると思います。その中で、自分の興味のあること・勉強したいことは、病院としてもやっていいとういう雰囲気があるので、キャリアアップに関してサポートしてもらっていると思います。漫然と同じ仕事をしていると復帰してからも仕事に関するモチベーションが上がらないと思いますが、当院は診療の幅がすごく広いので、そういう意味でキャリアアップにつながっていくと思います。

― Q.子育て中の女性医師等がより働きやすくなるために必要と思われる支援策は?

 安心して子どもを預ける事が出来る保育園と病児保育、あとマンパワーですね。多くの人が集まると一人くらいの穴なら埋められると思います。また、同じ職場で働く男性医師にも理解いただけたらと思います。

― Q.これから子育て期を迎える女性医師へメッセージがあれば。

 育児も医師も続けることが大事です。両方やりがいがある仕事なので、時々でバランスを考えながら、一定期間は仕事の占める割合が小さくなってもいいと思います。時期がくればまた育児とのバランス関係が変わってくる時が来るので、続けていくということが大事だと思います。

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