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更新日:2016年3月31日

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環境・建設交通常任委員会 出前議会(平成28年2月8日)

テーマ

持続可能な社会の実現~地球温暖化対策の取組の推進について

日時

平成28年2月8日(月曜日)13時30分~15時9分

会場

京都府山城広域振興局田辺総合庁舎講堂(京田辺市田辺明田1)

参加者

環境・建設交通常任委員会

委員長:荒巻隆三

副委員長:兎本和久、村井弘

委員:田中英夫、井上重典、磯野勝、本田太郎、前窪義由紀、迫祐仁、松岡保、堤淳太、谷川しゅんき

出席者 

オムロン株式会社京阪奈イノベーションセンタ 所長 山戸雅貴

オムロンビジネスアソシエイツ株式会社 ファシリティマネジメント部京阪奈営業グループ 中村圭

社会福祉法人 八幡福祉協会 特別養護老人ホーム京都八勝館 事務長 塩本雅史

京阪奈PRTプラットフォームQuick Move運営事務局 代表 盛岡康博

京都府地球温暖化防止活動推進員 宇治市地球温暖化対策推進パートナーシップ会議(ecoット宇治) 会長 居原田晃司

木津川市こどもエコクラブサポーターの会 会長  立花志保

※敬称略

京都府

山城広域振興局長  田中準一

山城北保健所技術次長  五十嵐正和

環境部地球温暖化対策課長 松田克也

地元議員

尾形賢、北川剛司

傍聴者

3名

概要 

2月16日は、京都議定書の発効を記念して定めた「京都地球環境の日」です。

京都府では、京都議定書誕生の地として、環境の「みやこ」を目指し、京都府地球温暖化対策条例に定める温室効果ガス25%削減目標を達成するため、平成23年7月に「京都府地球温暖化対策推進計画」を策定し、総合的に施策を推進しています。

今回、山城地域において温室効果ガス25%削減目標を達成するため各分野において、地球温暖化対策の取組を推進されている方々にお集まりいただき、日頃の活動報告や意見を伺い、意見交換を行いました。

出前(環境・建設)1

主な意見 

  • 装置によってコントロールするだけでなく、知恵を出し運用改善することによりCO2発生量を抑える取組を実施し、平成26年度末では平成22年度比マイナス52%にまでCO2削減を図ることができた。絞ったぞうきんをさらに絞らなければいけないような状況になっているが、それでもまだ無駄があるのではないかと思っている。エネルギーマネジメント手法により基本動作をしっかりと徹底し、平成22年度の4割程度の排出量まで持っていきたいと日夜格闘している。
  • この1~2年メーカーに相談し、施設に適したシステムについて議論しアドバイスをもらっているが、それでもわからないのが実態。今回一番取り組みやすい照明部分の全体の60%となる300本を府の補助金を活用し、LED化。これによりCO2排出量が年間で15.9トンになった。特養には、365日居住者がおり、その住環境を守らなければいけない。今後も勉強しながら、補助金を極力活用し、新たな取組を進めて行きたい。
  • EVカーシェアリングは、地域の利便性を向上し、CO2削減に大きく寄与する。けいはんな学研都市で自動運転車の走行実験が可能となれば、メーカー等に目を向けてもらえるのではないか、関西がEVカーシェアリングや自動運転の先進的モデル地区になればいいのではないかと考えている。カーシェアリングの認知度は進んできているが、ワンウェイの乗り捨て型の普及には、地方自治体の協力が必要になる。
  • 子どもへのエコ活動の紹介や市民に向けた活動をしているが、実際効果があるのかどうかは難しいところである。宇治市から、CO2削減量がわかるデータとして2年前のデータしかおりてこないため、日々の活動成果が目に見えて活動できればいいと思いながら活動している。将来、子どもが親になったときに「お父さんこういう活動をしてくれてありがとう」と言われることを目標に日々活動している。
  • エコクラブの子ども及びエコクラブを卒業した子どもの親が中心となり、子どもたちに環境のことを考えてもらいたいと思っているメンバーが集まった市民ボランティアグループで、エコクラブの活動の企画・運営を行っている。10年間継続して出前授業を実施している学校もあるが、会の人材不足や学校への周知不足、学校側に時間的余裕がないため継続して行えていないことが課題である。

出前(環境・建設)2

 

お問い合わせ

京都府議会事務局委員会課調査係

京都市上京区下立売通新町西入

ファックス:075-441-8398