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更新日:2016年3月31日

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農商工労働常任委員会 出前議会(平成27年11月27日)

テーマ

京都北部地域の創生

日時

平成27年11月27日(金曜日)13時30分~15時10分

会場

京都府中丹広域振興局舞鶴総合庁舎会議室(舞鶴市字浜2020)

参加者

農商工労働常任委員会 

委員長:二之湯真士

副委員長:池田正義、田中健志

委員:林田洋、巽 昭、渡辺邦子、中川貴由、加味根史朗、上原裕見子、馬場紘平、小原舞、山口勝

出席者 

日本板硝子株式会社舞鶴事業所 所長 稲田克也

日本通運株式会社舞鶴支店 支店長 安達久和

京都交通株式会社取締役 舞鶴営業所 所長 山守貞之

※敬称略

京都府

中丹広域振興局長  中村敬二

商工労働観光部産業立地課長  澤田信幸 

商工労働観光部海外経済課長  後守祐二 

商工労働観光部観光振興課長 南本尚司

農林水産部経営支援・担い手育成課長 安原健史 

農林水産部水産課長 池垣明彦

地元議員

四方源太郎、本田太郎

傍聴者

7名

概要 

京都縦貫自動車道全線開通を契機に、舞鶴港は、貨物フェリーの新航路開設やクルーズ船の寄港地、さらに物流港として、関西と海外をつなぐ新たな「ゲートウェー」としての役割が期待され、また北部エリアは「海の京都」の取組などにより、観光誘客による地域振興が見込まれています。

今回の出前議会では、今後の北部地域の創生のために、舞鶴港の活用や物流、観光などの観点からその課題や可能性について各分野の方からご意見を伺い、意見交換を行いました。

出前議会1

主な意見

舞鶴港の活用について

  • 硝子の主原料の輸入(年間4万トン)はほぼ100%舞鶴港を利用している。自動車用の硝子はほとんど陸上輸送しているが、物流コストが上昇している。仮に九州や東北向けの船便が開設されれば、利用できると思う。
  • ディスプレイ用の硝子は海外へ輸出しているが、適当な便がないため、舞鶴港は利用できていない。現状は大阪や神戸港を利用している。出荷量は3万トン。
  • 船便はコストが安い。舞鶴港を利用することは企業にとってメリットがある。舞鶴港のインフラ強化や船便の増便でコスト競争力が高まると、地元企業ももっと利用するだろう。近隣府県からもそういったニーズはあるのでは。

 

物流について

  • 北部地域で物の生産が活発になれば物流業は発展していく。例えば京丹後市の支店では新たに人を雇用して農業に参入し、物流の拡大に取り組んでいる。
  • 舞鶴港は北に向かっているので中国、韓国、ロシアに地の利がある。注目しているのはロシア。一般消費財、中古車などが貨物になる。中古車については、舞鶴港は近畿の一大集積地になる可能性がある。中古車のオークション会場である京阪神・中京圏からのどこからも高速道路網が繋がっている。そのためにももっと国際埠頭を活用できればいいと考えている。さらなる埠頭の整備により、コンテナ以外のものの集積を目指していけば良いと思う。

 

観光・交通について

  • 京都交通では地域のみなさんにもっと身近にバスを感じていただけるような取組に力をいれている。
  • バスの時刻表の工夫などにより、関係路線では乗客数が前年比で増加している。
  • 観光客は縦貫自動車道開通効果もあって増えているが、自家用車での観光が増加している。公共交通を使ってもらえるよう、もっと取組を進めていきたい。
  • 誘客に関しては地域の魅力が高まるよう、ハード・ソフトの整備が必要だと思っている。

出前議会2

 

 

 

お問い合わせ

京都府議会事務局委員会課調査係

京都市上京区下立売通新町西入

ファックス:075-441-8398