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毎年3月から5月までを「鴨川四季の日~春~」として、春の鴨川の魅力を紹介します。
鴨川の清流と周囲の山々とが織り成す景色は、まさに山紫水明と呼ぶにふさわしいもの。市街地を流れる川でありながら、様々な動植物も目にすることができます。桜の時期ならではの鴨川の魅力を味わってください。
半木の道(なからぎのみち)周辺(北山大橋から北大路橋まで)と花の回廊周辺(マップは三条大橋から四条大橋まで)を中心に御紹介しますが、このほかにも、高野川沿いの桜並木(松ヶ崎橋より下流)や鴨川の志波む(師範)桜(御薗橋から葵橋までの間で見られる古木)など、みどころは数多くあります。
(注)右岸・左岸について
下流に向かって右側を右岸、左側を左岸と呼びます。鴨川、高野川の場合、西側が右岸、東側が左岸です。
半木の道周辺マップ(PDF:1,766KB)(北山大橋から北大路橋まで)
花の回廊周辺マップ(PDF:580KB)(マップは三条大橋から四条大橋まで)
鴨川さくらマップ(鴨川・高野川中流域地図)(PDF:1,870KB)
鴨川の北山大橋から北大路橋まで、左岸の堤防上には紅しだれ桜が植えられ、満開になると桜のトンネルのようになります。
対岸には、主にソメイヨシノが植えられ、ケヤキ、クロマツ、エノキなど多様な木々とともに左岸とは異なる趣を楽しめます。
また、河川敷は鴨川公園として整備されており、水量が少ないときは、飛び石を利用して対岸に渡ることもできます。
飛び石には、桜やサギなどが図案化されています。飛び石は他の場所にもありますが、亀の形をしたものなどそれぞれに個性があります。
(注)高野川合流点から上流は「賀茂川」とも表記されますが、河川法では、雲ヶ畑の起点から桂川に合流する終点まで「鴨川」で統一されています。
鴨川左岸(東岸)の三条大橋から七条大橋までの間は、平成4年から平成11年までの河川改修に併せて「花の回廊」として整備され、しだれ桜やソメイヨシノのほか、しだれ柳などが四季折々に楽しめる散策路となりました。上段の道路沿いの歩道では桜を身近に感じることができ、下段の川沿いの道では桜とともに周囲の景色も楽しめます。
長時間にわたる場所取りや、ゴミの投棄など、他の利用者の迷惑となったり川を汚す行為はやめましょう。
また、京都府鴨川条例に基づき自動車及び原動機付自転車の乗り入れ、打ち上げ花火等の使用、自転車及び原動機付自転車の放置が禁止されています。
詳しくはこちらを御覧ください。
京都府鴨川条例に基づく規制内容について
鴨川には駐車場、駐輪場はありません。周辺の駐車場、駐輪場を利用するか、公共交通機関を利用してください。
また、半木の道、三条・四条周辺の鴨川は、いずれも自動車、原動機付自転車は進入禁止です(道路区域は除く)。
歴史都市「京都の顔」として、多くの人々に親しまれている鴨川の魅力を、自然観察会や歴史文化の学習会などを通じて改めて発見し、治水や防災、川への理解を深め、河川愛護や自然環境保全への関心と主体的な取り組みの輪を広めてもらうことを目的としています。
平成16年からスタートし、小学生を対象に年に4回程度開催おり、春は鴨川沿いを散策しながら自然観察会を実施します。
鴨川探検!再発見!とは
例年4月の第1週の土曜日・日曜日に開催されます。茶店での煎茶、花見団子の接待(有料)のほか、琴・尺八の演奏など
主催:鴨川を美しくする会、京都鴨川ライオンズクラブ
場所:北山大橋から北大路橋までの鴨川左岸(半木の道)
時間:午前11時から午後3時30分まで
鴨川を美しくする会のホームページ(外部リンク)
毎年4月下旬に「第1回鴨川定例クリーンハイク」が開催されます。
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開始前、集合時の様子。たくさんの方々が参加しています。 | 開始後、ゴミ袋を片手に清掃活動を取り組まれてている様子。 |
鴨川河川敷利用者によるゴミの放置が日常化しており、ゴミの量が増加しているため、毎月、京都府、京都市、鴨川を美しくする会、学生ボランティア、鴨川に隣接する企業等、鴨川美化に係わる関係者が合同でパトロールを実施します。
観光客を含めた多くの利用者に啓発し、ゴミのポイ捨て「ゼロ」を目指し、「自分のゴミは、自分で持ち帰る」ことを利用者一人一人に直接呼びかけます。
京都府庁2号館1階のロビーに「鴨川四季の日~春~」をテーマとした展示を行います。
他にも、各種団体による清掃活動や環境学習が実施されています。
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