京都府レッドデータブックとは
京都府内の生きものはなにが原因で絶滅するの?
京都府レッドデータブックにのっている生き物が、なぜ絶滅するのかを調べたところ、次のグラフにあるものが主な原因であることがわかりました。 最も大きな原因は、「開発(かいはつ)」や「森林伐採(しんりんばっさい)」によって生き物のすみかがこわされたりなくなったりしたことによるもので、全体の42%を占めています。ついで、「乱獲(らんかく)」や里山などが手入れをされないまま「放置(ほうち)されること」、水質の「汚染(おせん)」が続いています。2015年版では、2002年版に見られなかったシカ食害によるものが増えつつあります。

- 開発 :すみかがこわされて、なくなる
 - 森林伐採:森の木や草原が刈られてすみかがなくなる
 - 乱獲 :生き物がつかまえられたり、ぬすまれる
 - 里山放置:里山の手入れをしなくなり、生き物がすみにくくなる
 - 水質汚染:川や池、海の水がよごれる
 - 農薬汚染:農薬や除草剤が流れ出て、自然がよごれる
 - 立入 :草原や河原などに人や車が入ってふみつける
 - シカ食害:シカが増えすぎて、山の草を食べつくしてしまう
 - 外来種 :外来種に食べられたり、えさをとりあう
 - その他 :大気がよごれる 湿度が下がる
 

