第5回Woodyコンテスト（木造住宅・木製家具コンペ）の開催について

木材利用の推進を図るためには、木材を暮らしの中で生かし利用していく「木の文化」の継承と、木材の新たな利活用方法を開拓し、木造建築や木製家具の設計製作に携わる建築士等の木材への関心を高めることが必要です。

京都府では、府内の森林資源として充実している京都府内産スギ、ヒノキの特性を生かした木造住宅や木製家具のアイディアを募集します。

募集チラシ（PDF：2,204KB）

募集期間

令和3年8月1日（日曜）～8月31日（火曜）

募集テーマ

木造住宅部門　古民家をリノベーションして、ホームオフィスのある、環境に優しいエコな家

昨今、「テレワーク」や「ワーケーション」といった多様な働き方が広がっています。それに伴い、都会から地方へ移り住む人や、都会と地方の双方に生活拠点を持つ二地域居住をする人が増えています。

そこで、若い夫婦と子どもが都市を離れ、自然環境の豊かな地域にある古民家へ移住し、リノベーションして暮らすことを想定し、京都府内産のスギ、ヒノキに包まれた家を提案してください。

＜条件＞

木の文化や木のぬくもりに触れながら豊かに暮らせる、木の良さを生かした住宅をイメージしてください。古民家等条件の詳細については、古民家リノベーション条件（PDF：277KB）をご覧ください。

（1）【学生の部】京都府内産のスギ、ヒノキを使った住まいのアイディアを募集します。

（2）【一般の部】木構造を理解の上で京都府内産のスギ、ヒノキを使った住まいの具体的な計画（強度、機能性、環境性能を考慮）を募集します。

・CADデータ（AUTOCAD用）：地形図、配置図、1階及び屋根裏平面図、床伏図・小屋伏せ図（差し鴨居）、小屋伏せ図（小屋梁）（母屋）、桁方向断面図、梁間方向断面図

・CADデータ（VectorWorks用）：地形図、配置図、1階及び屋根裏平面図、床伏図・小屋伏せ図（差し鴨居）、小屋伏せ図（小屋梁）（母屋）、桁方向断面図、梁間方向断面図

・CADデータ（JWWCAD用）：地形図、配置図、1階及び屋根裏平面図、床伏図・小屋伏せ図（差し鴨居）、小屋伏せ図（小屋梁）（母屋）、桁方向断面図、梁間方向断面図

 

木製家具部門　休息する「場」を創る椅子

公共施設や商業施設など人の集まる大空間では、ひととき休息する場所がそこ此処に創られています。街中に設置されたストリートファニチャーのような強固な耐久性に加え、様々な人が使用できるバリアフリーな機能も当然ながら、待ち合わせや買い物待ちのランドマーク的要素も必要になるでしょう。

社会的な距離や使用者の生活速度も考慮して、設置するだけで領域を規定する「場」を創ることができる強いアイデンティティーを持った、柔らかで座り心地の良い椅子を京都府内産のスギ、ヒノキを使用して提案してください。

最優秀賞受賞作品は、主催者が製作し、イオンモール京都桂川で使用されます。（イオンモール京都桂川HP→https://kyotokatsuragawa-aeonmall.com/）

ただし、設置場所及び設置脚数は未定です。施設のイメージ写真は参考資料（PDF：476KB）をご覧ください。

＜条件＞

多くの人が使用することを想定し、丈夫で長持ちする1人掛けの椅子としてください。

 

• 第4回Woodyコンテストの審査結果及び入賞者と両部門審査員長とのオンライン交流会の様子をWebで公開していますので、ぜひご覧ください。（http://www.pref.kyoto.jp/modelforest/news/woody4_kekka.html）

 

応募資格

1.木造住宅部門

【学生の部】国内で建築又はインテリアを学ぶ学生（専門学校生含む）

【一般の部】上記以外の国内に在住し、又は建築関係に勤務する設計者

2.木製家具部門

国内で木製品及び家具のデザイン又は製作を学ぶ学生（専門学校生含む）

国内に在住し、又は勤務するデザイナー及び家具製作に従事する者

※両部門とも、個人・グループは問いません。

応募点数

1人又は1グループ1点のみ

応募方法

1.エントリーシート（PDF：148KB）／（エクセル：16KB）に必要事項を記入する。

2.エントリーシートと作品パネルのデータを電子メールで送信する。（送信先：morinohozen@pref.kyoto.lg.jp）

3.作品パネルを郵送又は持参により提出する。

（提出先：京都府農林水産部森の保全推進課　〒602-8570京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町　京都府庁2号館4階）

提出物等の詳細は、募集要項（PDF：283KB）をご覧ください。

審査員

横内 敏人（木造住宅部門審査員長、(有)横内敏人建築設計事務所代表、京都芸術大学大学院教授）

辻村 久信（木製家具部門審査員長、(株)ムーンバランス代表、京都芸術大学教授）

宮﨑 真里子（(株)宮崎代表取締役会長、宮崎木材工業(株)代表取締役社長）

森井 一彦（京都府森林組合連合会代表理事専務）

岩村 眞樹雄（（一社）京都府建築士会副会長、(株)象彦設計代表取締役）

愛甲 政利（（一社）京都府木材組合連合会専務理事）

臼木 隆志（京都府農林水産部林業振興課長）

賞

• 最優秀賞（各1点）　賞状、賞金10万円
• 優秀賞（各1点）　賞状、賞金3万円
• 佳作（各5点）　賞状のみ

※木製家具部門の最優秀賞受賞作品については主催者が製作し、イオンモール京都桂川に設置します。ただし、設置場所及び設置脚数は未定です。

• 各賞の入賞点数を変更する場合や該当なしとする場合があります。
• 入賞作品は、京都府内産木材等を使用する約500店の「緑の事業体」へ情報提供します。

結果発表及び表彰式

令和3年11月10日（水曜）までに、応募者全員に電子メールで審査結果を通知します。

また、表彰式は令和3年12月下旬に行う予定です。（受賞作品は会場に展示します。）

主催

京都府

後援

京都府森林組合連合会、一般社団法人京都府建築士会、一般社団法人京都府木材組合連合会

協力

イオンモール京都桂川

 

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