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知恵の経営、元気印、経営革新、チャレンジ・バイの各認定等を受けた府内中小企業を紹介するページです。
(セミナー開催)これからの社会に求められる共生ロボットの可能性~ロボット共生カフェプロジェクト~(3月10日、けいはんなロボット技術センター、オンライン)(PDF:1,026KB)にて、デモンストレーション |
(2023年2月15日、ものづくり振興課 小高・木村・足立・足利)
株式会社Halle game lab(外部リンク)(精華町)が、けいはんなロボット技術センターにて、5G対応型研究開発・実証推進事業補助金を活用し、メタバース(バーチャルアバター)とロボット(リアルアバター)を自在に行き来する実証実験を実施されました。
未来社会のとある風景。
Aさんは、諸般の事情でずっとバーチャルの世界で生きています。そこではアバターがAさんです。お腹が空いたので、近所のスーパーに食べ物を買いに出掛けようと思ったAさんは、VRゴーグルを装着したまま、アバターをロボットに切り替えます。VRのコントローラーによって遠隔で操作するロボットが、Aさんの代わりに買い物に出掛けて行きました。
本府が進めている「拡別メタバース」における、「別世界」で生きる人々を、「拡張社会」へと誘うものであり、まさに「別世界」と「拡張社会」の融合を図るものです。
こういう未来を、既存技術を組み合わせることで実現されたのが今回の実証実験です。ロボットはKeigan製です。
まずは、VRゴーグルを装着し、メタバース空間に入っています。VRチャットの要領で自在にメタバース空間を動き回っています。
パネルには、VRゴーグルで見えているバーチャル世界が写っている
VRコントローラーをワンクリックすると、リアルの世界に切り替わります。アバター目線であったのが、外にいるロボット目線(ロボット搭載のカメラ目線)に切り替わるのです。
下を向けば、ロボットの足下に搭載しているパソコンが見える(動画)
他のロボットも見えます。今回、ロボットの映像に、アバターの画像を自動で重ねる工夫もされているので、見えているのはアバターの画像です。
そのロボットは、まさに人の代わりそのもの、リアルアバターなのです。
(2022年12月27日、ものづくり振興課 恩地・足利)
2022年1月設立の株式会社Halle game lab(外部リンク)(精華町)。
VRや脳波・ロボットなどを用いたゲーム開発を手掛け、メタバースとロボットで、人間拡張などの新しい未来づくりを目指しておられます。
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