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有限会社菓欒(京都企業紹介)

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団欒のひとときをお菓子で楽しく

西賀茂チーズ

(掲載日:令和2年1月31日、聞き手・文:ものづくり振興課 足利)

 有限会社菓欒(外部リンク)(京都市北区西賀茂)の北村代表にお話をおうかがいしました。

有名!「西賀茂チーズケーキ」

--あまり西賀茂に来ることがなく、初めて寄せていただいたのですが、大きいお店でらっしゃいますね。駐車場もたくさん(離れたところにも)で、ひっきりなしにお客さんがお見えですね。

北村)ありがとうございます。地域のお客様が多いですが、西賀茂という市内中心部からは離れたところに立地しているにもかかわらず、おかげさまで、他府県含め、わざわざ遠くから来てくださる方も多く、ありがたいことです。

店舗

--チーズケーキが有名だとお聞きしました。

北村)そうですね。「西賀茂チーズ」ですね。

--インターネットで見ましたけど、とある「京都のお土産ランキング」で、お菓子だけじゃなく雑貨も含めた全部の中で、トップ10入りしてらっしゃいますね。すごいですね!

北村)ありがとうございます。

チーズケーキ等

--しかし、それだけでなく、お菓子の種類も豊富なのですね。

北村)そうですね。今はバレンタインの関係が多いですが、今日から4日間限定の季節商品として「恵方巻ロール」なんかもありますよ。

恵方巻ロール

--むちゃむちゃ恵方巻に見えますね!(笑) いいタイミングで寄せていただきました!

北村)ありがとうございます。

差別化、おいしさの追求の極意

--さて、「京都企業紹介」ですので、グルメ情報とは違う切り口でお話をお聞きしたいと思います。誠に恐縮ですが、洋菓子屋さん、たくさんあるじゃないですか。しかも、みんなどこもおいしい。差別化をどう図ってらっしゃるのですか。おいしさの追求ってどうされてらっしゃるのでしょうか。

北村)うちは、名刺にも書いてますとおり「団欒のひととき、おいしいお菓子で一層楽しい時となりますように・・・ そんな思いを込めて、団欒の洋菓子・カランはお菓子をおつくりします。」というコンセプトの元でお菓子作りをしています。

--どうしてこういうコンセプトに?

北村)私が小さい頃、おばあちゃんがお菓子を買ってきてくれた時、とても嬉しかった、あの心の温もりをよく覚えているんです。お菓子って、みんなニコニコになりますよね。これで機嫌を悪くなることは普通ありません。そこがお菓子と料理の違いの一つですね。

--たしかに。

北村)ですので、お店の名前も、家族団欒の「欒」をとって「菓欒」と名付けたのです。

--なるほど!!そうだったのですね。

北村)ですので、味、商品づくりも、このコンセプトからはみ出さないようにしていますね。小さなお子様からお年寄りの方までがおいしく食べられるように、例えば、やさしい味にして、濃過ぎないようにとか、固いのが少ないとか。お年寄りの方から「歯がないんだが、これはやわらかくて食べられる」ですとか「病気になっても、これはおいしくて食べられた」ですとか、ありがたいお声を頂戴します。

--おお!

北村)あるいは、チーズが苦手な方でも、「西賀茂チーズは食べられた」というお声も頂戴したことがあります。しつこくなく食べやすいと。

--おお!原料のチーズや、チーズ以外の成分など、きっといろいろ検討されていきついた形なのでしょうね。

北村)もちろん人によって好みも違うでしょう。しかし、各お店さんごとに、それぞれのコンセプトの元に、お菓子作りをなさっているかと思います。

ショーケース

みんなが笑顔になる仕事

--なるほど、コンセプトが必要、大事だということ、よく分かりました。では、社長はどうしてパティシエになろうと思われたのですか?

北村)さきほど申しましたように、小さい頃のお菓子による家族団欒の経験、心の温もりがきっかけですね。当時は今のように専門学校もさほどありませんでしたから、まずお菓子屋さんに就職しました。

--これも聞きにくいことを聞くのですが、社長は大変柔和なお人柄だとお見受けしますが、一般に職人の世界って、師匠が厳しかったり、朝早かったりと大変じゃないですか。

北村)まあ、今と違って昔ですからね。厳しいというか、手取り足取り教えてくださるという時代ではなく、「見て盗む」時代でしたしね。だから朝早く、夜も遅くまで修行していましたね。

--今や「働き方改革」の時代で、御社も営業時間を18時30分までに短縮されてるんですよね。時代は変わりますね。

北村)そうなのです。ちょうど明日からです。

働き方改革

--またまた、絶妙のタイミングで来させてもらった感じです。独立して創業されたのはいつですか?

北村)ちょうど30歳くらい頃ですね。お菓子屋さんの次に、ホテルニューオータニでお菓子を作っていました。材料とか量とかメニューとか、お菓子屋さんとはまた違いましたね。

--そうして様々な経験を経て、技術、ノウハウを高めて来られたのでしょうね。今御社は何名くらいいらっしゃるのですか?

北村)製造、販売、包装など含め35名ですね。

--製造される方々は、どういった勉強をなさって来られるのですか?

北村)専門学校のほか、高校でこういう系統の勉強をしてきた人などです。人口減少、人手不足で最近は専門学校出身は減ってきていますね。しかし、そういったことは関係なく「やる気」に尽きるのではないでしょうか。

--と、おっしゃいますと?

北村)例えば「西賀茂チーズ」は、日に何千個も作らねばなりません。それを飽きずに作るということが必要になります。繰り返し作業の中にも、自分の中で自分なりの何かを見つけて。

--どの世界でも、そういう人は伸びるのでしょうね。そういうことができる人って、何をやらせても伸びるでしょう(笑)

北村)そうですね(笑) しかし、そういう人材育成が、私の役目でもあります。

--では最後に、若い人に対し、パティシエの魅力、この業界の魅力について、ひとことお願いします。

北村)先ほども申しましたように、この仕事は、人に喜んでもらえます。お客さんの笑顔に直接触れられます。うちは少し大きいので、必ずしも作り手が常にお客さんと直接接するわけではありませんが、それでも、作り手が自分の家族や友達の記念日にケーキを作ると、とっても喜ばれます。こうして人を幸せにして、自分も幸せになることができる仕事です。

外観

 

お話を聞くだけでも幸せになりますね。ありがとうございます。

お問い合わせ

商工労働観光部ものづくり振興課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4842

monozukuri@pref.kyoto.lg.jp

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