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知恵の経営、元気印、経営革新、チャレンジ・バイの各認定等を受けた府内中小企業等を紹介するページです。
(2023年5月11日、ものづくり振興課 足利・笠原・恩地)
株式会社NAGOMI(京都市、2013年設立)(外部リンク)の本多代表取締役にお話をおうかがいしました。
西陣織の法衣を再利用したインテリアづくりや、革製品制作で生じる端切れを使ったアイテムづくりなど、障がい者の就労支援のために、世の企業と連携した商品開発等を手掛けてこられた同社。
その中でも現在熱いのが、アウトドア分野。コロナ禍の影響の直撃を受けた観光関連分野に代わり、障がい者の皆様の仕事を確保するために開拓。その1つが、この風に強い焚火台「CYRUS9(外部リンク)」です。京都府・京都産業21「共創型ものづくり等支援事業」を活用されました。
ブーム華やかりしキャンプ業界ですが、「2周目に入った」ディープなキャンパーに選ばれるキャンプギア開発を目指されたため、これまでにないデザイン設計は、製造する板金屋泣かせでもありました。
本多さんが、多くの板金屋さんに当たられたものの、たいていは門前払い。そんな中で辿り着かれたのが、京都試作センター株式会社。そして担当されたのが土肥板金工業株式会社。
丸い形も難しければ、くりぬいた形でひずみが出ないようにするのも難しいのだそう。さらには、上級ラインナップでは、ヘアーラインなどおしゃれな仕上げも存分に施されています。
この商品の受発注業務やプレスリリースなどの発信は、障がい者の皆さんが担っておられます。
その努力の甲斐もあって、アウトドア情報メディア主催のコンテストでも受賞されました!今後、量産対応など体制を構築されていくとのことです!
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