株式会社ツクリエ（京都企業紹介）

知恵の経営、元気印、経営革新、チャレンジ・バイの各認定等を受けた府内中小企業を紹介するページです。

    

 

放送直前生配信特番 「『忍ばない！クリプトニンジャ咲耶』を、楽しむ為の90分」 株式会社ツクリエ（京都オフィス：京都市中京区）（外部リンク）が参加している「クリプトニンジャ咲耶 製作委員会」が、国内最大規模のNFTコミュニティを誇る「CryptoNinja」のアニメーション作品「忍ばない！クリプトニンジャ咲耶」の制作を発表されました（NFTキャラクターのTVアニメシリーズとして世界初！）。 その放送直前生配信特番「『忍ばない！クリプトニンジャ咲耶』を、楽しむ為の90分」（外部リンク）を配信されます（10月3日21時～）。

コンテンツIPも、Web3・NFT・DAOも！

（2023年6月4日、ものづくり振興課　足利）

株式会社ツクリエ（京都オフィス：京都市中京区）（外部リンク）の鈴木代表取締役にお話をおうかがいしました。

京都のクリエイティブ産業の礎「KCC」と「Ogyaa’s 御池」

同社は、起業にまつわる数多くの事業を手掛けておられます。

私が最初に接点を持ったのは、2014年、京都で初となる本格的なコンテンツ産業振興拠点、クリエイター育成インキュベーション「京都クロスメディア・クリエイティブセンターKCC」を設立した際に、その運営をお願いした時です。それまでのコンテンツ産業振興はイベントが中心でした。国から出向で来ていた上司に「なんだ、イベントばかりだな」と言われて頭に来て(笑)、インキュベーションの設立を決意し、協力を仰いだのです。同社のおかげで、KCCを起点に多くのゲーム企業、アニメ企業、映像制作者が集い、現在の京都のクリエイティブ産業の礎の一つとなったのではと思います。

 

同社の「インキュベーション事業」は、様々な分野の企業を集めることで、そこ自身が「エコシステム」となり、次々と「オープンイノベーション」による新規事業が立ち上がっていくというものです。現在、京都では「Ogyaa’s 御池（外部リンク）」を運営されています。

 

「おやじキャンプ飯」「お通り男史」

同社の「プロデュース事業」からも、ユニークなビジネスが次々と立ち上がっています。例えば「おやじキャンプ飯」。製作は協賛（製作委員会）方式ではあるものの、放映は無料として、代わりに商品販売でマネタイズするという新たな手法を生み出された馬杉監督をサポートされています。

「お通り男史（外部リンク）」は京都を舞台にしたコンテンツです。もともと、強いコンテンツをPRするのは簡単ですが、地道にあの手この手を尽くして、「タレントの卵」を育てる感覚でサポートをされているところに大変感銘を受けるところです。

世界初！NFTキャラクターのTVアニメ

そして先日、同社が参加している「クリプトニンジャ咲耶 製作委員会」が、国内最大規模のNFTコミュニティを誇る「CryptoNinja」のアニメーション作品「忍ばない！クリプトニンジャ咲耶」の制作を発表されました（外部リンク）。これは、NFTキャラクターのTVアニメシリーズとして世界初のことだそうです！

原作の「CryptoNinja NFT」はインフルエンサー・イケハヤ氏プロデュースのもと、人気イラストレーターのRii2氏によって描かれたNFT作品で、「誰もが自由に使えるキャラクター」として、商用利用は原則的に自由だとのこと。イラスト、ゲーム、絵本、マンガ、小説、グッズ、演劇など、様々なクリエイター、企業が作品を継続的に発表しているそう。現時点で、発表された作品のNFT流通総額は15000ETH（日本円で37億円以上）にのぼり、作品コミュニティ(DAO)に既に5万人以上のファンとクリエイターが集い、日々二次創作が行われている国内でもっとも活発なNFTプロジェクトなのです。

コンテンツIPも、Web3・NFT・DAOも！

このように同社は、コンテンツIPの育成にも、Web3、NFT、DAOなどを用いたビジネス展開にも長けた企業です。KCCで培った連携体制で、引き続き協力して京都のコンテンツ産業振興、クロスメディア振興を推進してまいります。

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