トップページ > 府政情報 > 府政運営・行財政改革 > 知事の部屋 > 知事の部屋 知事の発言 経口薬の投与について 等

ここから本文です。

知事の部屋 知事の発言 経口薬の投与について 等

バックナンバー

令和3年12月27日 経口薬の投与について 等

1.経口薬の投与について

12月24日に新型コロナウイルス感染症の飲み薬が承認されました。商品名は「ラゲブリオ」と言います。この薬の使用に当たりましては、中和抗体薬と同様に、製造販売業者が開設する「ラゲブリオ登録センター」に登録する必要があります。京都の場合は、現在、陽性者には全員入院していただいており、経口薬の承認があれば直ちに投与できるよう、既に18カ所のコロナ患者受け入れ病院が登録済みです。現時点で投与には至っていませんが、対象者があれば直ちに対応で
きる準備が整っております。

また、この経口薬は診療・検査医療機関等を受診された方がコロナ陽性であった場合に、入院患者に限らず宿泊療養や自宅療養になった場合でも使用していただけます。国においても、受診した医療機関で薬を受け取るだけでなく、後日薬局から届けていただくことも想定されているということで、京都府でも現在、薬局から薬を届ける場合の準備を行っています。

一方、この薬は妊婦又は妊娠している可能性のある方には投与しないこととされていますのと、感染が確定していない濃厚接触者で重症化リスクのある方の予防投与も現時点では認められていません。この経口薬と中和抗体薬を組み合わせて、重症化リスクのある方に適切な治療ができる体制を整えてまいります。

2.無症状者の無料検査について

無症状者の無料検査と、ワクチン・検査パッケージにおける無料検査につきまして、24日から26日の3日間で404名の方が検査を受けられたとの報告を受けており、陽性の方はおられなかったと聞いております。

元々、ワクチン・検査パッケージの届出としてスタートして、制度スタート時には(実施店舗が)少なかった訳ですが、本日時点で18店舗まで拡大することができ、地域偏在の解消にもつながっております。引き続きここは努力をしてまい
ります。

ワクチン・検査パッケージとしての利用、それから、感染に不安を感じる方の利用、積極的に検査を受けていただきますようお願いいたします。なお、検査を受けて陽性になった場合は、かかりつけ医等の医療機関又は「きょうと新型コロナ医療相談センター」に電話で相談した上で受診していただきたいと思います。

お問い合わせ

知事直轄組織広報課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4075

koho@pref.kyoto.lg.jp