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知事の部屋 知事の発言 まん延防止等重点措置の要請について

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令和4年1月21日 まん延防止等重点措置の要請について

まず昨日の新規陽性者数は 1,320 人、7日間移動平均は 905.71 人、前週比は 3.57 倍となっており、18 日以降、毎日 1,000 人を上回る状況が続いております。やはりオミクロン株ということで、これまでにない急速な拡大を続けております。病床使用率も 33.1%と新規陽性者数の増加につれて、徐々に使用率が上昇している状況です。

感染拡大を食い止めるためには、経済圏、生活圏とも一体を構成している京阪神が連携して取り組むことが重要であるということで、一昨日 3 府県知事会議を、昨日3府県連名で国に対し要請することを確認しました。

先ほどの対策本部会議において、専門家会議の松井議長からも要請は妥当である旨助言をいただきました。おそらく京都府が最初で、兵庫県が時間的には最後に対策本部会議を開かれますので、それが終われば、3 府県の連名で国に対してまん延防止等重点措置の適用を要請したいと思います。

また、従来から私も知事会等の場でも申し上げているとおり、措置を講じることは、何らかのご負担を府民の皆様におかけするということになりますので、やはり府民の皆様や事業者の皆様の納得感が重要と考えております。

昨日、報道ベースではありますが、厚生労働省の専門家の方からも様々な意見が出ております。一昨日の 3 府県知事会議でも話が出ましたように、オミクロン株の特性、科学的知見を踏まえた効果的な措置ができるように早急に検討していただくよう、まん延防止等重点措置の適用要請と合わせて国の方に要望したいと考えております。

基本的対処方針がそのままという前提であれば、私としては国が対策本部で決定していただければ、飲食店等に対して認証店については 21 時までの酒類提供可を原則とする時短要請、非認証店については 20 時までの時短要請で酒類提供不可という形です。なお、認証店については、先行しているところでも行われていますが、非認証店と同様の措置とすることを選択することも可能としたいと思っています。これも来週になりますが、国が決定すれば専門家の意見を聞き最終決定したいと思います。また(適用の)地域については京都府域全域で実施したいと思っています。

府民の皆様、事業者の皆様には、再び、大きなご負担をお掛けすることになるが、何卒、ご理解とご協力をお願い申し上げます。

それから、幼稚園や保育所、また小中高校の学校現場での感染が非常に拡大しています。既に 18 日には部活動等の学校教育活動の制限について通知しておりますが、やはり感染拡大が非常に学校現場で起こっておりますので、学級閉鎖等については、躊躇せず判断するように私の方から改めて教育委員会に指示することとしたいと思っています。

それから、ワクチンの 3 回目の接種についてです。オミクロン株はブレークスルー感染が多い訳でありますが、それにも効果があるということで、25 日から京都府のワクチン接種会場の一般向け予約を開始したいと思います。また、府民の安心・安全を確保するため、警察職員への 3 回目接種についても同会場で来週から実施する予定としています。

府民の皆様には、オミクロン株が身近に存在するということを前提にして、正しいマスクの着用、手洗いの徹底、適切な換気、人との距離をとるなどの基本的な感染防止対策について、是非とも引き続きご協力をお願いします。

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