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ブランド畜産物「京地どり」


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ここでは京地どりの品種やこだわりの育て方を紹介しています。

ご家庭でできる京地どりのごちそうレシピも紹介していますので是非ご覧ください。

ご家庭でできる京地どりのごちそうレシピ

京地どりとは

京都府が作出したオリジナルの地鶏で、平成3年に作出した先代のおいしさを引き継ぎつつ、持続的農業が実践できる鶏種へとリニューアルし、令和2年に安定供給体制が整いました。
新しい京地どりは肉質の評価が高い鶏種を掛け合わせた在来種100%の二元交雑種で、大自然の中で大切に育てられ、キュッとした歯ごたえと深い味わいが特長です。

京都府産の畜産物を紹介する、「京都産畜産物データブック」にも掲載しています。
お求め先も記載していますので是非ご覧ください。

京地どりが育つまで~こだわりの供給体制~

京地どりは、農林水産省の「地鶏肉の日本農林規格」を上回る基準で丹精込めて飼育しています。

こだわりの血統

農林水産省の「地鶏肉の日本農林規格」では、「在来種由来血液百分率が50%以上のもの」と規定されていますが、在来種のおいしさを堪能していただくため、京地どりは「在来種100%」にこだわっています。

こだわりの種鶏供給

京地どりはその親となる鶏からこだわっています。
親となる「種鶏(しゅけい)」は京都府が育て、供給しています。
京都府畜産センターで年に2回ふ化、160日齢まで丹精込めて育て、家畜保健衛生所の検査で伝染性疾病などを確認し、合格したものだけが京地どりの種鶏となります。

 

こだわりの飼育

飼料へのこだわり

地域資源の活用、持続的農業の実践を目的として、京都府畜産センターでの研究に基づき、京地どりは籾米を5%以上、竹粉を2%以上を加えた飼料で育てられています。

飼育日数へのこだわり

農林水産省の「地鶏肉の日本農林規格」では、「ふ化日から75日間以上飼育していること。」ですが、京地どりは85日間以上飼育しています。通常のブロイラーがおおよそ45日以降に出荷されるのに比べ、その約2倍の期間をかけてじっくりと丹精込めて飼育されています。

飼育密度へのこだわり

農林水産省の「地鶏肉の日本農林規格」では、「28日齢以降、1平方メートル当たり10羽以下で飼育していること。」ですが、京地どりではさらに「49日齢以降は8羽/平方メートル以下」としています。
公益社団法人畜産技術協会が作成した「アニマルウェルフェア(動物福祉)に対応したブロイラーの飼養管理指針」では「55~60羽/坪程度(16.6~18.2羽/平方メートル)」とされていることから、いかに京地どりがゆったりと飼われているかがわかると思います。
飼育密度が高いとストレスがかかり鶏同士のけんかがおこります。京地どりは1羽あたりのスペースを広くとることで、ストレスの少ない快適な環境で飼育されています。

こだわりのチェック体制

生産者は京地どりの飼育状況について、定義に合致していることを年1回点検し、点検結果を生産部会長に報告し、生産部会長は、協議会長に点検結果を報告しています。
京地どりが適正に生産されているか定期的にしっかりと確認しています。

京地どりの基準

 
  1. 京都府農林水産技術センター畜産センターから供給された種鶏から素びなが生産されていること
  2. 京地どり生産・流通推進協議会の会員であるふ化場から素びなを導入していること
  3. 京都府内の農場で生産されていること
  4. 京地どり生産・流通推進協議会会員が生産していること
  5. 品種は二元交雑種(在来種由来100%)
    父系:大型シャモ、母系:横斑プリマスロック
  6. 出荷日齢は85日齢以上であること
  7. 28日齢以降は平飼いで飼育すること
  8. 飼育密度は
    初生~27日齢:100羽/平方メートル以下
    28日~48日齢:10羽/平方メートル以下
    49日齢以降:8羽/平方メートル以下
    であること
  9. 飼料内容
    籾米5%以上
    竹粉2%以上
    なお、籾米及び竹粉については京都府産の使用を努力目標とする
  10. 生産者は京地どりの飼育状況について、本定義に合致していることを年1回点検し、点検結果を生産部会長に報告する。生産部会長は、協議会長に点検結果を報告する

ロゴマークに込めた想い

ロゴマークは、京地どりのこだわり飼料である竹と米をあしらうことで、地域資源を活用したこだわりの飼育を表現するとともに、京都の伝統的な色である京紫を使うことで京都らしさを表現しています。
また、全体のデザインとして意識した家紋は、家系のしるしとして受け継がれるもので、京地どりが世代を超えて末永く愛されるものでありたいとの願いが込められています。

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購入先などは「畜産物データブック」へ

お問い合わせ

農林水産部畜産課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4982

chikusan@pref.kyoto.lg.jp