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女性:これは何をしているところかしら?
議会くん:決算特別委員会の様子です。
昨年度、京都府がどのようにお金を使ったかを審査しています
女性:へぇ。
審査ってどんな感じでやっているの?
議会くん:議員からの質問に府の担当部局が答えます。
議会くん:令和2年度の一般会計決算の歳出額は、約1兆2,000億円でした。書面審査では、さまざまな質問や意見が議員から出ましたが、今回は新型コロナに関連する内容を中心にご紹介します
議員質問1:
病床確保については都道府県においてもしっかり行うようにと国から指示があったと聞いている。第6波に向けてどのように医療体制を構築するのか
部局答弁1:
第6波に向けて「保健・医療提供体制確保計画」の策定と併せて、必要な病床の確保など、医療体制の整備に努めていきたい
議員質問2:
感染拡大予防に必要な店舗改修や設備投資への支援など、コロナ禍での商店街の振興に取り組んできたが、商店街の将来像をどう捉えているか
部局答弁2:
商店街が地域コミュニティの核となるよう、今年度から、商店街がさまざまな主体と連携して地域課題を解決する取り組みなどに対して支援している
議員質問3:
時短営業や休業に協力した飲食店には協力金が支給されるが、生産者や納入者など、他の事業者への支援も必要ではないか
部局答弁3:
中小企業応援隊などによる中小企業の状況に応じた支援に全力を挙げているほか、幅広い業種を対象としたクーポン券の発行などにより支援していきたい
議員質問4:
コロナの影響により公共交通の利用者が減少し、事業者は経営努力をしているが、支援について国への働き掛けを行うべきではないか
部局答弁4:
コロナ臨時交付金を活用し、事業者の感染予防対策への支援や、コロナ後を見据えた利用促進策などに取り組んできた。国の支援は引き続き求めていく
議員質問5:
スクールカウンセラーの配置について、府立学校での成果はどうか。また、全小学校への配置はどうか
部局答弁5:
昨年4万件以上の相談があるなど、スクールカウンセラーの専門的な知見を指導に生かした。全小学校への配置は、国の動向を踏まえ取り組んでいく
議会くん:書面審査や現地調査を踏まえて総括質疑の場で知事らに質問します
渡辺 邦子(自民)
秋田 公司(自民)
中村 正孝(自民)
森下 由美(共産)
西山 頌秀(共産)
田中 健志(府民)
林 正樹(公明)
議会くん:書面審査、総括質疑の映像は京都府議会ビデオ・オン・デマンド(外部リンク)へ
女性:こんなふうに昨年度の京都府の仕事ぶりをチェックして次の仕事に生かしているのね。よく分かったよ。ありがとう!
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