[心の健康について]
〈災害を体験された方へ〉 災害直後から数日間の影響について
災害を体験すると、直後から数日の間で、「からだ」と「こころ」に影響が現れることがあります。この影響をストレス反応といいます。
多くの場合は時間とともに治まっていく自然なストレス反応ですので心配いりません。
具体的な影響は、以下のとおりです。
からだへの影響
- 寝付きが悪くなったり、何度も目が覚めたり、悪夢を見たりする。
- 疲れがとれず、だるさを感じる。
- 食欲がなくなったり、食べ過ぎたりしてしまう。
- 頭痛や肩こり、吐き気や胃痛、性欲の変化などが現れる。
こころへの影響
- おこりっぽくなったり、いらいらする。
- 物事に集中できない。
- 災害のことは考えたくない、話したくない。
- 周囲の人との間に壁ができ、疎遠になった気がする。
- 自分を責める気持ちや無力感が強くなる。
- 気分が落ち込んだり、悲しい気持ちが続く。
- 不安や緊張感がなくならない。
行動の変化
- お酒やたばこの量が増える。
- 怒りが爆発したり、過激な行動がみられる。
- こどもがえり(おねしょ、指しゃぶりなど)をする。