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8月に入ってから雨の降らない日が続いています。源氏の庭では、昼間の気温が35度を超える真夏日は要注意です。特に背の高いススキ、ワレモコウは水が足りず、一気に葉が丸まって乾いてしまいます。活動の始めに、先ずホースで水やりから取りかかり、枯れてしまったものは思い切って切り落とします。暑さに強い桔梗は株が増え、元気に咲いています。
花の開花の期間もをれぞれで、そのほかの花壇では、カンナやオステオスペルマムの花殻摘みは面倒ですが、おかげで花が絶えることはありません。それとは対照的に、月見草の花は夕方ぱっと咲いて翌朝には閉じてしまいます。薄い4枚の花びらは上品でやさしい雰囲気があります。
正式名は桃色昼咲月見草
京緑隊のみなさんの日々の手入れにより、野菜は順調に育っています。今年はミニトマトを植えましたが、雨に打たれても実がはじけずに例年よりも多く収穫を楽しめています。例年収穫祭のタイミングに合わせて収穫できるように栽培していますが、今年は余裕を持って、それぞれの野菜の生育を観察しながら栽培、収穫しています。
秋なすが収穫できるように切り返し剪定をします。
6月初旬、臨時休止から約一ヶ月ぶりにメンバーが揃い、活動を再開しました。先ず、芝生の雑草引きから取りかかりました。いろいろな種類の雑草が芝生を覆い尽くし、とても無残な状態に。フラットな状態に戻すだけでかなりの重労働でした。よく見ると、むき出しになった地面からところどころ芝のランナーが伸びています。次は床土を入れて地を柔らかく整える作業をします。芝生の回復にはまだ時間がかかりそうです。
今年も夏野菜の栽培を始めました。西瓜、加茂なす、万願寺唐辛子など。また、壁面にゴーヤとサツマイモを植えて壁面緑化に取り組んでいます。梅雨に入っても雨はさほど降らず、ここ数日の暑さで西瓜の葉が一気に茂りだし、いつの間にか自然受粉で結実した西瓜を発見しました。鳥にねらわれる前にネットをかけます。
壁面のムベがたくさん実をつけています。伸びすぎた枝葉や蔓を剪定し、日当たりと風通しを改善しました。
先日、府立植物園より、カンナと月見草の苗を譲り受けました。小雨の降る中の作業でしたが、手際よく花壇に配置していただきました。原色の明るい色が雨に濡れると一層鮮やかです。本来は1メートルを超える高さに成長するそうですが、京てらすのカンナは小さい丈のまま、秋の訪れまで次々と花を咲かせます。
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