ここから本文です。
ライフスタイルの変化を環境負荷の低減につなげ、環境に配慮した活動を地域経済の活性化につなげる、環境×暮らし×経済の好循環をめざす、環境と共生した社会づくりを推進します。
地球環境問題解決に大きく貢献した方を顕彰する「KYOTO地球環境の殿堂」や、次代を担う子ども達を対象にした体験型イベント「京都環境フェスティバル」などの啓発事業により、府民の皆様の脱炭素行動へのシフトを後押しし、2050年温室効果ガス排出量実質ゼロを目指します。
令和6年1月に開園100周年を迎えた府立植物園では、子どもたちをはじめとした幅広い世代が植物園の歴史や魅力に触れる機会とするため、新たなイベントの実施など、多彩な事業を展開し、植物園の更なる魅力創出を目指します。
国の特別名勝に指定されている「天橋立」。美しい砂浜と見事な天然のクロマツ林が織り成す風景は、「白砂青松」とも呼ばれ、室町時代の水墨画家「雪舟」も写生しています。現在、天橋立公園は土壌の富栄養化や広葉樹へ遷移が進んでいることにより、マツの成育環境として好ましくない状況になっています。天橋立公園の絶景を後世に伝承するため、松並木の健全な生育環境の整備に取り組みます。
府有林(約7千ha)を対象に、主伐・再造林や間伐などの森林整備を推進することで、水源の涵養・地球温暖化の防止・木材等の林産物供給といった多面的機能を発揮させ、森林資源循環利用の促進と花粉発生源対策を進めます。
木材生産による収益の森林所有者への還元や、林業事業体への事業発注による仕事の確保を通じて、中山間地域の発展に繋げます。
現在成熟している京都府内のスギやヒノキなどの人工林資源を積極的に利用し、森林資源の循環を進め、府民共通の財産である森林の恩恵を未来の世代が享受できるよう、府民が木材を利用しようとする機運の醸成を図ります。
海の環境変化により減少した藻場の保全活動を進め、海の環境を守ることの大切さを普及啓発します。
再生可能エネルギーを取り巻く国内外の環境変化を踏まえ、脱炭素社会を支える再生可能エネルギーの主力電源化に向け、再生可能エネルギーの導入・利用促進施策等を推進しています。
茶道や美術工芸などの伝統文化・芸術や、祇園祭などの伝統行事、暮らしを支え育んできた「京都の豊かな自然」を守り、次世代に継承します。
お問い合わせ