ここから本文です。

社会拡張ロボットフィールド

京都府では、2019年に「けいはんなロボット技術センター」を開設し、700件以上のロボット開発・実証等を支援してまいりました。その結果、京都のスタートアップ製ロボットが建設現場や飲食店等に導入され始めるなど、先行する海外製ロボットへのキャッチアップが進んできました。

今後、こうした次世代技術を駆使することで、障がい者や高齢者、ひきこもりの方、子どもや子育て中の親などが抱える様々な「障壁」をなくし、その世界(社会)の拡張に寄与すべく、デジタル空間を含む府内各地をフィールドに、ロボットやドローン、アバターなどの実証・実証を進めてまいります。

 メタバース 京都府の産業支援情報・京都府ものづくり振興課 

トピックスロボットドローン「空の京都」アバターワーク | 自動運転

 

トピックス

ロボット

街乗りロボットに乗ったまま買い物する!ロボット共生カフェ

 

街乗りロボットに乗ったまま買い物する!

高齢者が、モビリティ「RODEM」に乗って買い物をします。街乗りロボットに乗ったまま、自分で商品棚の商品を取るなどの動作がスムースに行えるかを検証するもので、歩行者と同じ目線となるよう設計された「RODEM」ならではの実証です。

おばあちゃん 動画

95歳おばあちゃん(外部リンク)予告動画(若者)(外部リンク)

日時:

  • 2023年6月26日(月曜)1組目:10時45分〜、2組目:13時00分〜
  • 2023年6月27日(火曜)1組目:10時45分〜、2組目:13時00分〜

場所:

サービス付き高齢者向け住宅「メディカルグランメゾン京都五条御前」から「イオンモール五条店」まで、入居者様4名(ご自身で歩行可能)が「RODEM」に乗り移動し、店内で買い物を実施

ルート

ロボット:
「RODEM」(開発:テムザック、社会実装:ネオモビ)

プレス:
街乗りロボットに乗りながら買い物する実証ツアー(PDF:572KB)

 

ロボット共生カフェ

 

 

ロボットによるセルフ配膳・下膳 -GOCONC-

動画動画
(動画)(外部リンク)

近年飲食店等で導入が進んでいる店員による配膳・下膳をロボットに置き換えた(店舗側がロボットを操作する)ものではなく、客自身(セルフ)による配膳・下膳をロボットに置き換える(お客様自身がロボットを操作する)実証を実施

  • 日時 1 回目:2024年3月22日(金曜日)12時~13時(ビジネスマンの利用を想定)、 2 回目:23日(土曜日)10時~11時(ファミリー層の利用を想定)
  • 場所 GOCONC(京都市下京区中堂寺栗田町91 京都リサーチパーク(KRP)10 号館1 階)
  • 主催:株式会社FUTURE、京都府
  • 協力:京都リサーチパーク株式会社、GOCONC、公益財団法人京都産業21
  • プレスリリース(PDF:560KB)

配膳ロボット

 

セミナー「配膳ロボット導入から始まる 人と共生型ロボットによる新たなサービス」を開催します➡開催報告

京都府では、2019年に「けいはんなロボット技術センター」を開設し、ロボット等の開発・実証が700件以上にのぼり、最近では、社会実装ステージに差し掛かる企業が増え、府内各地をフィールドに実証を行っています。2022年からは、「ロボット共生カフェプロジェクト」を開始し、用途に合わせたロボットの開発、導入を支援しています。

今回は、今回のセミナーでは、配膳ロボットの導入により、働き手とサービスの受け手双方の満足度を高めた事例を紹介し、人とロボットがタッグを組んだ新しい効率的な仕事が進められる、近未来サービス産業の姿の一端をお示しします。


  • 日時:2023年11月28日(火曜日)16時30分~18時00分
  • 会場:GOCONC(京都リサーチパーク(KRP)10号館1階)
  • 参加者:配膳ロボットの導入に興味のある企業・施設関係者・ロボット関連技術の研究・開発に取り組む企業、研究機関 等
    定員:30名程度
  • チラシ(PDF:859KB)
  1. ロボット共生カフェプロジェクトとは
    京都府ものづくり振興課
  2. 実際の導入事例について
     ・「未来の配膳ロボットのあり方」(株)FUTURE 代表取締役社長 谷口 けん
     ・「老人ホームでの配膳ロボットの活用~スタッフと利用者の心を豊かに~」(株)チャーム・ケア・コーポレーション 教育研修部副部長兼介護DX推進課長 大野 世光
     ・「カフェにおけるロボットを活用したサービス品質向上への取り組み」小川珈琲(株)総合開発部企画開発課係長 本多 展大
  3. 登壇者によるセッション ファシリテーター KRP 理事 地域開発部長 足立 毅

 FUTUREが「ロボットカフェFUTURE」をACT京都にてオープン

ACT京都(京都市成長産業創造センター 伏見区)の1階にて8月4日から株式会社FUTUREが「ロボットカフェFUTURE」をオープンしました。注文した飲み物を配膳ロボットが客席まで運びます。

府内でロボット導入をご検討されている飲食店関係者のみなさまにも配膳ロボットを実際に見て、よさを知ってもらいたいとのことですが、仕事のリフレッシュに、美味しいコーヒーや、夏らしく爽やかなジャスミンティーはいかがでしょうか?

 店内の様子

 店内2

  入居企業の人たちからも人気が出そうです

店内で仕事ロボットが店内3

株式会社FUTUREの谷口代表取締役社長、ロボットも店内を自然に動いています

FUTUREの人

FUTUREのお二人、府内でもロボットの導入を広げていきたいとのことです

 配膳ロボットがコーヒーを

 配膳ロボットがコーヒーを客席まで運びます(外部リンク)

セミナー「これからの社会に求められる共生ロボットの可能性

 

For the Life Cafe(障がい者らがロボット遠隔操作)

KBS京都「あったか京都!」にて紹介されます(2023年8月28日放送予定)

 

ロボットで働く「分身ロボットカフェ」の勉強会(2023年8月1日開催)

 

日時:2023年2月16日(木曜)12時~

場所:For the Life Café 宇治文化センター店(宇治市折居台1-1)
 TEL:0774-66-3301

実証内容

(1)外出や対面コミュニケーションが困難な方が、自宅から遠隔でロボットを操作し、配膳等を実施

  • 自宅にいる操作者がパソコンによるロボットの遠隔操作により、厨房から客席に配膳する。

  • 手が不自由な方でも操作ができるように、足で操作するフットスイッチによる遠隔操作も併せて実証する。

  • モニター画面で客席到着を確認しながらボタンを操作し「お待たせしました」とロボットに発話させる。

(2)卓上小型ロボットの語りかけ機能による店舗内の誘導や場を和ます

  • 卓上型の小型ロボットが入口で語りかけ、カフェ内を誘導します。

  • 客が料理を待つ間にロボットが、カフェの特徴等を紹介し場を和ませます。

操作者:引きこもりの状態にある方が自宅から操作

ロボット

  • 配膳ロボット(keigan製)
    遠隔操作(操作者は自宅から)で料理を厨房から客席まで運ぶ。客席に着いたら「お待たせしました」とロボットが話す。

  • 卓上小型ロボット(ハタプロ製)
    店内の誘導、店舗サービス及び周辺施設の簡単な案内

当日レポート

宇治市長
松村宇治市長にもおいでいただきました!(外部リンク)

「楽しかったです!」
カフェの配膳ロボットを、ご自宅からリモートで操作された、江崎さんの第一声。障がいをお持ちで手に麻痺があるため、足によるフットスイッチを使って、ロボットの目(カメラ)から送られる映像を頼りに、操作いただきました。

髙橋さん
ご自宅でPC画面を見ながら操作されている江崎さん

操作者1操作者2
実際に遠隔でご自宅から操作している様子

操作3
操作後の様子、いい笑顔をいただきました

今回、江崎さんが操作された配膳ロボットはkeiganさんの「Keigan ALI」、入口でお客さんの案内をしてくれたのはハタプロさん(外部リンク)の「ZUKKU」です。

入口での案内
(動画)(外部リンク)

京都府では、けいはんなロボット技術センターで、スタートアップ企業らによる650件以上の開発、実証を支援しており、既に大手飲食チェーンに導入されるロボットも生まれるなど、京都のロボットもいよいよ社会実装ステージに入ってまいりました。
今回、障がい者の新たな働き方等を模索されている府内3箇所のカフェと組み、「ロボット共生カフェ(実証)」を進めており、今後、本格オープンを目指します。

コンディショニングラボ(障がい者らがロボット遠隔操作)

(掲載日:令和4年12月28日、ものづくり振興課:足利・足立・木村)

朝日新聞デジタル
朝日新聞デジタル(外部リンク)

 

営業中の「コンディショニングラボカフェ(精華町)」において、障がい者がカフェから離れた自宅想定地からロボットによる遠隔通話を通じて接客する実証実験を行いました。

サービスロボットの導入には、現場の環境やユーザーの特性に応じたカスタマイズを必要とすることが多く、高コストになりがちです。

今回の実証では、既存のテクノロジーの組み合わせ(ZOOM等の会議システムと愛らしいアバター「ZUKKU(株式会社ハタプロ)(外部リンク)」)により低コストに試験導入し、その導入効果や有効性、課題等を洗い出し、障がい者が接客しやすいユーザーフレンドリーなロボットやシステム開発を繋げることを目的としています。

入口の様子の画像入口にズックがお出迎えする画像

カフェ入口のミミズク型ロボット「ZUKKU」を通じてカフェから離れた自宅想定地にいる障がい者(以下、パイロット)が来店客に元気に挨拶、検温・消毒を促し、レジへ誘導

テーブルでの接客の様子テーブルに設置されたズック

テーブル上に設置された「ZUKKU」を通じてパイロットが来店客と楽しく会話しながらメニュー等お店のこだわりを紹介

オペレータの様子1オペレータの様子2
入口担当(左):羽原さん(急性硬膜化血腫による歩行困難、高次脳機能障害)
テーブル担当(右):福山さん(両下肢麻痺による歩行困難)

パイロットのお二人おコメント

「障害があっても自宅にいながら(移動しなくても)働けることは非常にうれしい。今後、操作性の向上など更なる改良等が必要と思うが、是非試してみたい」

今後も、更なる機能面の改良や導入しやすいコスト等について検討を重ね、障がい者の新しい働き方の創出に繋がるよう社会実装を目指していきます。

 

HANAむこう(ロボットが自律動作)

ロボット共生カフェエントランス ロボット共生カフェ実証

自律ロボット(卓上ロボット・配膳ロボット)の活用による省力化や付加価値検討などを目的に、一般のお客さま向けにロボット共生カフェの実証を行いました。(参考)プレスリリース

 

まず、お客さまは、卓上ロボット「ZUKKU(株式会社ハタプロ)(外部リンク)」によるメニュー説明等を受け、厨房にいるスタッフ宛てにタブレットを通して注文。

タブレットを通してメニューを注文 活気ある厨房の様子をタブレットで確認

(タブレットを通して活気ある厨房の様子を見ながら、スタッフにスムーズに注文することができました。)

 

親しみやすい卓上ロボットは会話をしたり、クイズを出題することができるため、待ち時間中もお客さまに楽しんでいただくことができました。

待ち時間は卓上ロボットと会話を楽しむ 

 

また、激辛商店街(@向日市)にある飲食店(今回は系列店)の案内もしました。

周辺のおすすめスポットをご案内 

 

そして、配膳ロボット「W3(ダブルスリー)」(株式会社FUTURE)が最適なルートを自分で考え、料理を運びます。その後、お客さま自らが簡単な操作で配膳ロボットの扉を開け、料理と伝票を受け取ります。

はじめは不安そうでしたが、安心して料理を受け取ることができて、お客さまにも満足していただきました。

配膳ロボットダブルスリーが到着   運んでくれてありがとう

 

店内の様子

ロボット共生カフェ店内の様子 賑わう店内

今回の、(株)Fujitaka、(株)ハタプロ、(株)FUTUREによるロボット共生カフェの実証は、京都府・(公財)京都産業21の委託により行われました。

HANAむこう嚥下食の提供

配膳ロボットの動画 コミュニケーションロボットの動画

(左:動画)配膳ロボット(右:動画)コミュニケーションロボット動画

 

医療的ケア児とその家族に、見た目から美味しい介護食と外食の機会を常時提供できる飲食店を目指し、京介食推進協議会京都府京都のロボット・スタートアップ企業らが連携して開催しました。

 

まず、卓上の、親しみのわく小型サービスロボット「ZUKKU(株式会社ハタプロ)(外部リンク)」がメニューの説明などを行います。

メニューを説明するロボット コミュニケーションロボット
動画(外部リンク)

 

そして京介食推進協議会で研究されてきた嚥下食。チャレンジ・バイ認定調理家電「デリソフター(ギフモ株式会社)」も使ってやわらかくしたものも。

料理 厨房 デリソフター

 

そしてお水や料理を運ぶのは、配膳ロボットたち(株式会社FUTURE)。

食事運ぶロボット お水運ぶロボット ロボットの笑った表情

(左:動画)料理を運ぶ(中:動画)お水を運ぶ(右:動画)お顔が動く

 

また、チャレンジ・バイ認定「IKOU Portable Chair(株式会社Halu)」も活用し、小さなお子様もゆっくりお座りいただけました。

椅子に座るお子様 

 

今回、京都府・公益財団法人京都産業21の委託により、Fujitakaのグループ企業が運営する向日市役所本館5FのCafé&Dining HANAむこう(向日市)にて、日本在宅医療連合学会のサテライトイベントとして実施しました。

HANAむこうの写真 向日市役所の写真

 

ドローン「空の京都」

レベル4実証「空の京都・南丹」操縦バトンタッチ式ドローン

ドローンフィールドで実証「空の京都・南丹」

地元調整

南丹市川辺地区ドローン操縦体験・デモフライト会(2023年8月6日)

国産ドローンの開発が各メーカーで進められる中、西日本にはあまり広域な実証場所がありません。そこで、5つの小学校跡にドローン企業が入る南丹市に着目し、先陣を切って川辺地区を起点に「空の道」づくりを目指します!この日は地元でのドローン体験会。ラストワンマイル配送などを自動運転車より早く実現すべく、京都府、南丹市、Fujitakaで進めています。

レポート動画
レポート動画(外部リンク)

 

農業用ドローンデモフライト会の様子

ドローンデモ

参加者

農業用ドローン(国内産) ・川辺振興会の人たちが参加

 デモフライト

  動画(外部リンク)

 

  ドローン操縦体験の様子

ドローン体験1ドローン体験2

 

 

 

 

 

体育館内で順番にドローンの操縦体験を実施
ドローン操縦体験

動画(外部リンク)

 

趣旨

2022年12月法改正によりレベル4対応のドローンの開発・実証ニーズが拡大しています。そこで、京都府・南丹エリアのドローン関連企業の集積と立地の強みを活かし、「ドローンフィールド」の構築を図ってまいります。

ステップ1:長距離自律航行の実証

<想定例:長距離・重量物搭載可能なドローンの実証>

  • 林道から離れ自動車でアプローチできない山林管理の支援(苗の運搬など)
  • 自動車よりも早期に完全自動走行(航行)によるラストワンマイル配送の実現

ステップ2:「空の高速道路」「空のインターチェンジ」の整備

操縦バトンタッチ式ドローン

京都製ドローンによる「操縦バトンタッチ式ドローン」

(工事中)

 

アバターワーク

接客などのコミュニケーションならば、アバターでも対応可能であるため、模索しています。アバターの一般的な利点は次のとおり。

  • 身体障がいをお持ちでもマウスで「身体」を動かせる【人ではなくアバター】
  • 親しみやすくクレームも少なくなる【人ではなくアバター】
  • 省コスト化・効率化【リアル(ロボット)ではなくバーチャル(アバター)】

 

 自動運転

BOLDLY(ボードリー)株式会社(外部リンク)KICK(けいはんなオープンイノベーションセンター)(外部リンク)屋外実証ゾーンで自動運転車両の走行試験を7月から開始しました。

お問い合わせ

商工労働観光部産業振興課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4842

monozukuri@pref.kyoto.lg.jp