ここから本文です。
(セミナー開催)これからの社会に求められる共生ロボットの可能性~ロボット共生カフェプロジェクト~(3月10日、けいはんなロボット技術センター、オンライン)(PDF:1,026KB) |
京都府では、2019年に「けいはんなロボット技術センター」を開設し、ロボット等の開発・実証が600件以上にのぼり、最近では、社会実装ステージに差し掛かる企業が増え、さらにはメタバースの融合モデルが登場してきています。
そこで、2022年からは、ロボット、メタバースの技術やコンセプトを活用した「ロボット共生カフェプロジェクト」を開始し、ロボットで、障がいをお持ちの方の個性が一層発揮できる社会づくりを目指しています。
今後、本プロジェクトをフラッグ事業として、ロボットやメタバース社会実装を推進してまいます。(ロボット・拡別メタバース関連プロジェクトの一環です)。
プレスリリース:障がい者等の社会参画を支援するロボット共生カフェ(実証)(PDF:303KB)
2023年2月16日放送 |
当日レポート
「楽しかったです!」
今回、江崎さんが操作された配膳ロボットはkeiganさんの「Keigan ALI」、入口でお客さんの案内をしてくれたのはハタプロさん(外部リンク)の「ZUKKU」です。
京都府では、けいはんなロボット技術センターで、スタートアップ企業らによる650件以上の開発、実証を支援しており、既に大手印象チェーンに導入されるロボットも生まれるなど、京都のロボットもいよいよ社会実装ステージに入ってまいりました。 今回、障がい者の新たな働き方等を模索されている府内3箇所のカフェと組み、「ロボット共生カフェ(実証)」を進めており、今後、本格オープンを目指します。 |
2023年2月16日(木曜)12時~
For the Life Café 宇治文化センター店(宇治市折居台1-1)TEL:0774-66-3301
引きこもりの状態にある方が自宅から操作
(掲載日:令和4年12月28日、ものづくり振興課:足利・足立・木村)
![]() 朝日新聞デジタル(外部リンク) |
営業中の「コンディショニングラボカフェ(精華町)」において、障がい者がカフェから離れた自宅想定地からロボットによる遠隔通話を通じて接客する実証実験を行いました。
サービスロボットの導入には、現場の環境やユーザーの特性に応じたカスタマイズを必要とすることが多く、高コストになりがちです。
今回の実証では、既存のテクノロジーの組み合わせ(ZOOM等の会議システムと愛らしいアバター「ZUKKU(株式会社ハタプロ)(外部リンク)」)により低コストに試験導入し、その導入効果や有効性、課題等を洗い出し、障がい者が接客しやすいユーザーフレンドリーなロボットやシステム開発を繋げることを目的としています。
カフェ入口のミミズク型ロボット「ZUKKU」を通じてカフェから離れた自宅想定地にいる障がい者(以下、パイロット)が来店客に元気に挨拶、検温・消毒を促し、レジへ誘導
テーブル上に設置された「ZUKKU」を通じてパイロットが来店客と楽しく会話しながらメニュー等お店のこだわりを紹介
入口担当パイロット(左):羽原さん(急性硬膜化血腫による歩行困難、高次脳機能障害)
テーブル担当パイロット(右):福山さん(両下肢麻痺による歩行困難)
パイロットのお二人おコメント
「障害があっても自宅にいながら(移動しなくても)働けることは非常にうれしい。今後、操作性の向上など更なる改良等が必要と思うが、是非試してみたい」
今後も、更なる機能面の改良や導入しやすいコスト等について検討を重ね、障がい者の新しい働き方の創出に繋がるよう社会実装を目指していきます。
(掲載日:令和4年12月27日、ものづくり振興課:足利・安達・足立・石飛)
自律ロボット(卓上ロボット・配膳ロボット)の活用による省力化や付加価値検討などを目的に、一般のお客さま向けにロボット共生カフェの実証を行いました。(参考)プレスリリース
まず、お客さまは、卓上ロボット「ZUKKU(株式会社ハタプロ)(外部リンク)」によるメニュー説明等を受け、厨房にいるスタッフ宛てにタブレットを通して注文。
(タブレットを通して活気ある厨房の様子を見ながら、スタッフにスムーズに注文することができました。)
親しみやすい卓上ロボットは会話をしたり、クイズを出題することができるため、待ち時間中もお客さまに楽しんでいただくことができました。
また、激辛商店街(@向日市)にある飲食店(今回は系列店)の案内もしました。
そして、配膳ロボット「W3(ダブルスリー)」(株式会社FUTURE(外部リンク))が最適なルートを自分で考え、料理を運びます。その後、お客さま自らが簡単な操作で配膳ロボットの扉を開け、料理と伝票を受け取ります。
はじめは不安そうでしたが、安心して料理を受け取ることができて、お客さまにも満足していただきました。
店内の様子
今回の、(株)Fujitaka、(株)ハタプロ、(株)FUTUREによるロボット共生カフェの実証は、京都府・(公財)京都産業21の委託により行われました。
(掲載日:令和4年10月23日、ものづくり振興課:足利・足立・小高・石飛)
(左:動画)配膳ロボット、(右:動画)コミュニケーションロボット動画
医療的ケア児とその家族に、見た目から美味しい介護食と外食の機会を常時提供できる飲食店を目指し、京介食推進協議会、京都府、京都のロボット・スタートアップ企業らが連携して開催しました。
まず、卓上の、親しみのわく小型サービスロボット「ZUKKU(株式会社ハタプロ)(外部リンク)」がメニューの説明などを行います。
そして京介食推進協議会で研究されてきた嚥下食。チャレンジ・バイ認定調理家電「デリソフター(ギフモ株式会社)」も使ってやわらかくしたものも。
そしてお水や料理を運ぶのは、配膳ロボットたち(株式会社FUTURE(外部リンク))。
(左:動画)料理を運ぶ、(中:動画)お水を運ぶ、(右:動画)お顔が動く
また、チャレンジ・バイ認定「IKOU Portable Chair(株式会社Halu)」も活用し、小さなお子様もゆっくりお座りいただけました。
今回、京都府・公益財団法人京都産業21の委託により、Fujitakaのグループ企業が運営する向日市役所本館5FのCafé&Dining HANAむこう(向日市)にて、日本在宅医療連合学会のサテライトイベントとして実施しました。
お問い合わせ