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3月17日「京都の文化と生物多様性~動植物標本のデジタル化の意義~」が開催されます!
3月17日に、府立京都学・歴彩館で、動植物標本や文献のデジタル化をテーマに、京都の豊かな自然を背景に育まれてきた文化との関わりを絡めながら、フォーラムが開催されます。
動植物標本のデジタル化にあたり、京都府立植物園が所蔵する植物標本や「大森文庫」にスポットライトを当てながら、デジタルアーカイブの意義や、江戸時代の本草誌などを通じた京都の文化と生物多様性の関わりを読み解きます。
きょうと生物多様性センター「動植物標本のデジタル化システム」の導入を記念するとともに、京都府立植物園の100周年を記念し、フォーラムを開催しますので、是非、ご参加をお願いいたします。
事前申込をしていただけますと幸いですが、残席もございますので、当日の飛び込み参加も可能としております。よろしくお願いします。
↑大森文庫所蔵「写生植物(1825年宇田川榕菴画)」※シーボルト直筆の学名サインがされています。
(左から、「本草通串詳図異本関根雲停画ユキノシタ」、「竹内標本オオキンレイカ(舞鶴市青葉山産)」、「本草通串詳図異本関根雲停画スイセン、ヒガンバナ」、「珍品草木寫眞の内小奇品草木寫眞シラネアオイ、ササバラン」、「宇田川榕菴 写生植物百貮種(ヘビイチゴ)」、「宇田川榕菴 写生植物百貮種(チョウリョウソウ)」 ※すべて京都府立植物園「大森文庫」所蔵。)
なお、きょうと生物多様性センターは、標本デジタルスキャンシステムの導入により、府内の貴重な標本や生物多様性に係る文献等をデジタルアーカイブ化し、府民の皆さんが利活用できる形で順次公開していく予定です。
(システム導入イメージ「兵庫県立人と自然の博物館 標本撮影スタジオ室」より)
開催概要
日時
令和6年3月17日(日曜日)13時00分~16時30分
場所
京都府立京都学・歴彩館大ホール(〒606-0823 京都市左京区下鴨半木町1-29)
内容
(1)開会
(2)趣旨説明
(3)講演
(4)パネルディスカッション
(5)閉会
講演等の内容
講演 | |
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内容 | 講演者 |
デジタルアーカイブの意義について |
植田憲司氏 (京都経済短期大学 講師、元京都文化博物館 学芸員) |
京都府立植物園における植物標本と大森文庫について |
小川久雄氏 (京都府立植物園 職員) |
蘭山を越えて 博物学と生物多様性 |
光田重幸氏 (きょうと生物多様性センターアドバイザー、元同志社大学 准教授) |
近世の植物画と大森記念文庫 |
森道彦氏 (京都国立博物館 研究員) |
質疑応答・休憩 | |
パネルディスカッション | |
テーマ | コーディネーター |
京都の文化と生物多様性について |
重原 奈津子 (きょうと生物多様性センター) |
申込方法等
受付期間
令和6年2月14日(水曜日)~令和6年3月14日(木曜日)
申込方法
Webでの申込み
電話又はFAXでの申込み
氏名、フリガナ、メールアドレス(お持ちでない方は電話番号)を記載し、下記の申込先に申込みください。
申込先
京都府総合政策環境部自然環境保全課
電話:075-414-4706、FAX:075-414-4705
定員
会場400人(申込多数の場合は先着順)
会場参加者が定員に達しないときは、当日受付を行う予定です。その場合はセンターのホームページ等でお知らせします。
参加費
無料
主催
京都府、きょうと生物多様性センター
京都府立植物園との共同企画
3月7日~12日
「大森文庫と標本展」
植物標本や大森文庫のうち、選りすぐりのコレクションを特別公開
・開催期間:令和6年3月7日(木曜日)~12日(火曜日)
・開催場所:植物園会館2階多目的室
3月15日~18日
「早春の山野草展」
早春の山野草展に合わせてデジタル化したフォーラムに関連する約100年前の植物標本や大森文庫所蔵の書籍の画像データを公開(一部、実物展示)
・開催期間:令和6年3月15日(金曜日)~18日(月曜日)
・開催場所:植物園会館1階展示室
(参考)「大森文庫」とは
京都府立植物園設立に関わった第10 代京都府知事大森鐘一氏が退任後、東京へと戻ることになった時に、これまでの功労をたたえ、当時の京都政財界を始め多くの府民から寄付金が集められた。その資金は、知事最後の大事業となった植物園に園芸/本草に関する書籍の一大コレクションを作るため京都府に寄付され、以降、京都府立植物園で管理が行われている文献群のことです。
お問い合わせ
総合政策環境部自然環境保全課
京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町
電話番号:075-414-4706
ファックス:075-414-4705