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8月30日 府民公開講演会「けもの、植物そして私たち 芦生の森から考える自然との共生」の参加者を募集します!
京都府と京都大学フィールド科学教育研究センターが主催し、8月30日に京都府立京都学・歴彩館で府民公開講演会「けもの、植物そして私たち 芦生の森から考える自然との共生」を開催します。
これまでに芦生の森で行われてきた植生保護、希少種保全、野生動物管理について振り返り、今後の保全について議論しますので、ぜひご参加ください。
開催趣旨:
芦生の森は「植物ヲ學ブモノハ一度ハ京大ノ芦生演習林ヲ見ルベシ」と称されるほど豊かな植物相が残る貴重な森です。しかし1990年代後半より増えたシカによる植物の過採食(いわゆる食害)がみられるようになりました。今年は、2006年に芦生生物相保全プロジェクト(ABCプロジェクト)により芦生研究林に大規模な植生保護柵がつくられ20年目、京都丹波高原国定公園が設立されて10年目となる節目の年です。これまでの植生保護、希少種保全、野生動物管理について振り返り、今後の保全について議論します。
これらの講演を通じて浮かび上がるのは、私達と自然との関わり方です。どのように自然を守り、私たちはどのように関わっていくべきかについて理解を深め、京都府の生物多様性保全への機運が高まることを期待しています。
日時:
令和7年8月30日(土)13:00-16:00
会場:
京都府立京都学・歴彩館 大ホール
京都市左京区下鴨半木町1番地29(有料駐車場はありますが、数に限りがありますので、公共交通機関でご来場ください)
定員:
400名(申込先着順)当日空席がある場合、事前申込なしでもご参加いただけます。
費用:
参加費無料
申込方法:
本講演会につきましては、事前参加申し込み制とさせて頂いております。参加を希望される方は、以下のフォームに情報をご入力・送信して頂きますようお願いします。お連れ様がおられる場合も、1名ずつフォームにご入力ください。申し込み期限は8月27日17時まで。
お申し込みはコチラ https://forms.gle/GKhQDAShSrkzAK8h8
※申し込みフォームをご送信頂いたあと、ご登録のメールアドレスへ確認用の自動応答メールが届きます。もしフォーム送信後、30分が経過してもメールが届かない場合は、迷惑メールフォルダにメールが振り分けられている可能性がありますのでご確認ください。
講演内容:
司会:阪口翔太(京都大学人間・環境学研究科)
13:00 開会 阪口翔太(京都大学人間・環境学研究科助教)
13:05 挨拶 戸部博(京都府立植物園園長)
13:15 野生動物保護管理のあり方と狩猟動物との共存 高柳敦(元京都大学農学研究科准教授)
14:20 タヌキのため糞は森の救世主になり得るか? 福本繁(市民科学者)
15:00 芦生の動物たちはどのように人間活動の影響を受けてきたか? 太田果南(京都大学博士課程)
15:30 これからの生態系・生物多様性保全 石原正恵(京都大学芦生研究林林長)
15:40 全体質疑応答
15:55 閉会挨拶 杉本圭哉(京都府自然環境保全課課長)
16:00 終了
主催:
京都府、京都大学フィールド科学教育研究センター芦生研究林、芦生生物相保全プロジェクト
後援:
きょうと生物多様性センター運営協議会、公益財団法人自然保護助成基金、一般財団法人タキイ財団
問い合わせ先:
京都大学フィールド科学教育研究センター芦生研究林(0771-77-0321)
お問い合わせ
総合政策環境部自然環境保全課
京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町
電話番号:075-414-4706
ファックス:075-414-4705