更新日:2025年11月7日
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このページでは、実際の統計データを使って調べたり考えたりする方法を紹介しています。 |
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事実や実際にあったことを集めたものを「データ」といいます。
例えば、クラス30人に「好きな果物」についてアンケートを取ったとします。
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このように、答えや結果を数字でまとめたものが「データ」です。
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身近なことでも、少し気をつけてみれば、「データ」はあちこちにあります。
「データ」はただの数字の集まりではなく、みんなの生活や身の回りの出来事の記録です。
集めたデータをまとめて、比べて、分かりやすくする方法を「統計」といいます。
統計を使えば、身近なことから社会全体まで、いろいろなことが見えてきます。
自分たちで調べてまとめることで、新しい気づきや発見につながります。
日本でも、全国や地域の現状を知って政策や暮らしに役立てるため、日本に住んでいる人の数を調べる「国勢調査」や、働いている人の数を調べる「労働力調査」など、様々な統計調査が行われています。
自分の身近なクラスのこと、地域のこと、気になることを調べてみましょう。
地域のことについて調べるときは、「キッズすたっと」も便利です。
ここでは、キッズすたっとを使って月ごとの出生数を調べて、何月生まれの人が多いのかを調べてみます。
調べ方:「キッズすたっと」でのデータの調べ方(PDF:730KB)
調べる前に、予想を立てておくのもいいでしょう。
調べたデータはそのままでは見にくいことがあります。
表やグラフに整理して、比べやすくまとめてみましょう。
データの特徴をとらえるため、代表値を調べてみましょう。
| 最大値 | データの中で一番大きい値。 |
|---|---|
| 最小値 | データの中で一番小さい値。 |
| 平均値 | データの値の平均。次の式で求められます。 平均値=データの値の合計÷データの個数 |
| 中央値 | データの値を大きさ順に並べたとき、ちょうど真ん中にくる値。 データの個数が偶数のときは、真ん中の2つの値の平均を中央値とします。 |
月別の出生数のデータを調べたときは、以下の記入シートと考え方を参考にしてみてください。
数字をながめていても分からないことが、グラフにまとめると見えてくることがあります。
調べたデータは紙やパソコンを使ってグラフにまとめてみましょう。
上記の月別出生数の記入シートを使った、エクセルでのグラフの作り方を解説していますので参考にしてみてください。
調べた代表値や作成したグラフを見て、分かることを書き出してみましょう。
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データから分かることを見て、なぜこうなっているのか、理由を考えてみるともう少し分析が進められます。
考えた理由が本当か、たしかめるために、他のデータも調べて、考えてみましょう。
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このことを確かめるため、「月別の1日当たりの生まれた人数」を調べてみます。 他にも、違う年度を調べてみて、同じ傾向があるのか調べてみるのもいいかもしれません。 |
ぜひ色んなデータを調べて、考えてみてください。
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