「第1回地方公共団体における統計利活用表彰」で、京都府内の2件の取り組みが表彰されました!

総務省では、今年度より、公的統計データを利活用した行政サービスの改善や行政施策の立案等での優れた取組を進める地方公共団体に対する表彰「地方公共団体における統計利活用表彰」を創設されました。
今年度は応募のあった52件の取組の中から、厳正な審査の結果、京都府内の2件の取組が受賞されました!

受賞された京都市、京都府警本部は、平成28年11月16日の「第66回全国統計大会」(於:国立オリンピック記念青少年総合センター)にて表彰され、京都市は受賞した取組に関するプレゼンテーション(取組事例の発表)を行いました。

会場風景

統計局長賞  :  京都市

「統計APIを活用した全市区町村の統計データを分析・可視化するアプリケーション (次世代統計アプリ)の開発・公開等、統計情報の高度化の推進」

京都市のみならず、全市区町村における国勢調査、経済センサス、住宅・土地統計調査等の統計データをグラフ表示、出力する機能等を搭載したアプリケーション(次世代統計アプリ)を開発されました。

開発したアプリケーションは、簡単な操作で統計データにアクセスできる点が評価されました。
京都市の「次世代統計アプリ」は、こちらからアクセスできます!
https://www2.city.kyoto.lg.jp/sogo/toukei/opendata/jisedai/index.html

京都市表彰 データサイエンスセミナー

特別賞  :  京都府警察本部

「平成28年中における交通死亡事故抑止対策の推進」

地理的情報等による新たな交通事故分析(GIS分析)に基づき、 致死率の高い高齢歩行者の事故を防止するため、交通事故多発場所と高齢者人口密度の関係を明らかにした上で、高齢者宅への戸別訪問等、交通事故防止対策を実施しました。
高齢者の歩行者の致死率の高さに着目し対策を検討する等、分析内容や、GISを活用した現状把握の手法等の先進性が評価されました。

京都府表彰1 京都府表彰2


表彰制度の概要

目的

客観的な統計データに基づく的確かつ効率的な行政運営を促進する観点から、統計を利活用した優れた取組を進める地方公共団体に対する表彰を行い、地方公共団体における統計データの利活用を推進する。

対象

地方公共団体における、以下の取組
(1)公的統計データを利活用した行政施策の立案及び行政サービス改善の取組
(2)(1)に該当するもののほか、統計データの利活用の推進に資する取組

審査基準

(1)適格性

公的統計データを適切に利活用しているか(又は統計データの利活用の推進に資するか)

(2)先進性

先進的な取組であるか

(3)取組の効果

取組の効果が大きいか

関連リンク

詳しくは、総務省ホームページをご覧ください。(総務省のホームページへ)
https://www.stat.go.jp/info/guide/rikatsuyou/index_2016.htm