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クローズアップ京都府

現場訪問防災力を高めるまちづくりに取り組む皆さんと「行き活きトーク」

西脇知事が府内の皆さんと語り合い、頂いたご意見を府政に活かす「行き活きトーク」。3月18日には、地元の亀岡市消防団員や、府立亀岡高等学校で防災をテーマに探究活動に取り組む生徒と共にサンガスタジアムby KYOCERAの防災備蓄倉庫を視察、段ボールベッドの組み立てやアルファ化米の試食をした後、地域防災力を高めるために必要なことについて意見交換を行いました。

行き活きトーク
地域防災力の向上について(亀岡市)

サンガスタジアムby KYOCERAを含む府内11カ所の倉庫にて、避難者へ配布する食料などを備蓄しています

参加者の声

  • 住民に消防団員の日々の活動を知ってもらうとともに、次代を担う若者や被災経験のない団員が防災の知識を深めることが、地域の防災力向上につながると思う。
  • 地域の皆さんからの「ありがとう」の言葉がやりがいに。消防団は地域のコミュニティーの場であり、楽しさも感じている。
  • 地震や災害に対して無関心だったが、高校での探究活動をきっかけに防災意識が芽生えた。ハザードマップの確認や非常食の備蓄など一人ひとりの取り組みが大切だと思う。
  • 探究活動を通じて、他人事だった地震や災害が自分事となった。この経験が自身や家族の防災意識を高める機会になれば。

トークを終えて…

災害時に地域を守る消防団が欠かせない存在であると改めて実感しました。また、災害関連死を防ぐためには、長引く避難所生活を快適にする環境整備も不可欠です。地域の防災力を向上させるために、女性や若者、子どもの意見も活かしながら、災害に強いまちづくりの実現に向けた取り組みを進めてまいります。

[お問い合わせ]
広報課
TEL:075-414-4071 FAX:075-414-4075

環境保全サクラやウメ、モモなどを食い荒らす「クビアカツヤカミキリ」に警戒中

クビアカツヤカミキリは、主にサクラやウメ、モモなどのバラ科の樹木に産卵し、幼虫が木の内部を食い荒らす特定外来生物です。被害を受けた木は弱り、枯れてしまいます。府内でも昨年7月に初めて被害を確認し、大阪府、兵庫県、奈良県などの近隣府県で被害が拡大しています。成虫を見つけた場合は駆除し、速やかに通報をしてください。京都のサクラなどの樹木を守るために、ご協力よろしくお願いします。

クビアカツヤカミキリの写真

首の赤いカミキリムシは踏み潰して駆除をして…

被害を受けた木の写真(サクラの木の根元に大量の木くずが落ちている)

サクラなどから大量の木くずが出ていたら…

お住まいの市町村または京都府へ通報を!

※写真提供:地方独立行政法人 大阪府立環境農林水産総合研究所

[お問い合わせ]
自然環境保全課
TEL: 075-414-4706 FAX:075-414-4705

知事コラム雲外蒼天(うんがいそうてん)
Governor's voice

書:西脇知事

万博開幕に合わせて国が整備を進めてきた淀川大堰閘門(おおぜきこうもん)が完成し、京都・伏見と大阪湾間の船の往来が可能となりました。京都府においても内陸河川港である伏見港の整備を続け、また宇治川や淀川の浚渫(しゅんせつ)が行われた結果、ようやく今回、舟運(しゅううん)の復活という画期につながったのです。

京都の歴史は川との関わりの歴史。かつて淀川舟運により都の暮らしが支えられましたが、桂川・木津川は丹波の材木の運搬ルートとなって平城京・平安京の造営が実現し、鴨川の歴史が山紫水明の地・京都を育み、琵琶湖疏水が京都の産業振興と文明開化を可能としました。

私たちと川には切っても切れない縁があり、その縁が今、万博を契機に京都の魅力を国内外に発信するフラッグシップ・アクションとして、「京都の川巡り」につながっています。歴史と文化を深く彩る京都の川の魅力を、ぜひ存分にお楽しみください。

お問い合わせ

知事直轄組織広報課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町
電話番号:075-414-4074
ファックス:075-414-4075
[email protected]

おことわり

掲載されている連絡先等は掲載時点のものです。
組織改正等により変更されている場合がありますので御了承ください。
ご不明な点がございましたら、広報課までお問い合わせください。

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