ふるさとトピックス!福知山、舞鶴、綾部
更新日:2021年6月23日
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「私の好きなスイーツ、形も色もかわいいでしょ」とSNSに公開したとき、誰かが「私も食べてみたい」と共感してくれたらうれしいもの。そんな気持ちの橋渡しをしてくれるスイーツを集めました。
京都府北部に位置する綾部市上林地区。ここは「水源の里」とも呼ばれ、雪解けの清らかな水で育った米がおいしいと昔から評判の地です。
この地区に誕生したお米と米粉の加工販売所「KOKU(こく)」のブランド「匊KOKU」の米粉スイーツは、今まで私たちが見たこともないようなお米の可能性を感じさせてくれます。
玄関先には昔はどこの家庭でも米を炊くのに使っていたおくどさんがある。
このお店をつくったのは、大阪からIターンで綾部市に移住した宮園ナオミさん。米粉マイスター協会認定の米粉インストラクターの資格をもっています。
匊KOKUのお菓子は、上林地区の契約農家が丁寧に育てた米だけを使用。宮園さんは「地元の米を使い、商品を消費者に届ける流れは、米作りをする農家や地域を守ることにもつながっている」と教えてくれました。
お菓子のなかでひときわ目を引くのは、小麦、卵、乳製品、ナッツ、白砂糖をいっさい使わない「米粉かたクッキー」。
クッキーは生地を型で抜いて焼き上げる方法が一般的ですが、ほろっと崩れやすい米粉は、型に入れて形を整えてから焼くという手法で作られています。珍しい形の型は匊KOKUのオリジナルです。
手土産にすると「わ!かわいい、キレイ」と盛り上がりそうな米粉かたクッキー
米粉かたクッキーには、桑の葉やほうじ茶など6種の京都育ちの素材を混ぜ込んで焼き上げた「京都うまれ」(2,592円)と、ごぼうやほうれん草などの国産野菜野を使った「やさいづくし」(2,592円)の2種があります。
形が優雅な「京都うまれ」とカラフルな「やさいづくし」は、野菜嫌いの子どもたちも思わず手が伸びるでしょう。
口に入れると和三盆糖や有機メープルシロップのまろやかな甘さが広がり、ほろっと崩れる食感がとても心地よい。まさに心と体に優しいお菓子です。
若い世代にも米の魅力を知ってもらうきっかけになりそうなお菓子
ほかにも、出汁に入れると離乳食や介護食にもなるという玄米ポンせんべい(3枚入り237円から)や、忙しい朝などに片手でもさっと食べられる玄米ポンせんバー(1本334円から)、妊娠中や産後にも嬉しいカフェインレスの玄米コーヒー(1個356円)など、お米を使った商品がたくさんあります。
米粉で美味しく焼けるパンケーキやマフィンミックスも販売されています
自然食品や米の研究を続けている宮園さん。「台所は薬局」「家族の健康は料理を提供するお母さんが握っている」という視点で作られた匊KOKUのスイーツは、見た目の美しさだけではなく、しっかりと栄養や食の安全を考えられた逸品です。
ーInformationー
KOKU(こく)
住所:京都府綾部市八津合町西屋14
TEL:0773-21-8174
営業時間:火曜日~土曜日10:00〜16:00
定休日:日曜日・月曜日・祝日(臨時休業有)・年末年始
HP:https://koku-kyoto.com/about_koku/
facebook:https://www.facebook.com/koku.kyoto
Instagram:https://www.instagram.com/koku_kyoto/
綾部市上林地区には、大阪からIターンされた近持さんご夫婦が営む米粉パンとカフェのお店「夢の中の家事」もあります。
思わずかっこいいと呟いてしまう店内のデザイン
のどかな田園風景を眺めることができる店内では、毎日25種ほどのパンが並ぶほか、ハンバーガーやパンケーキなどのイートインメニューを楽しめます。
夢の中の家事自家製のアイスクリームをはさんだカスタマイズメニュー。
購入したパンに自家製アイスクリームをトッピングし、カスタマイズする食べ方も人気です。
ーInformationー
夢の中の家事
住所:京都府綾部市五津合町大田3
TEL:080-9120-8219
営業時間:金曜日・土曜日 10:00〜17:00
(ラストオーダー16:00 ドリンク16:30)
定休日:月曜日・火曜日・水曜日・木曜日
facebook:https://www.facebook.com/yumenonakanokaji/
Instagram:https://www.instagram.com/yumenonakano_kaji/
福知山駅北口から徒歩3分の場所にあるカップケーキとアメリカンケーキの店「CaptainT`s(キャプテンティーズ)」。
青い外観とm&msの人気キャラクター「レッド」のディスプレイフィギュアが目印。
オーナーの高山慎也さんが、子どもに人気のキャラクターなどを題材に作り上げるオーダーケーキは予約が途切れない人気スイーツ。ドレス部分がケーキになった「ドールケーキ」はインスタに投稿し、自慢したくなるような逸品です。
食べた後も人形で遊べるワクワク感いっぱいのドールケーキ。
ーInformationー
CaptainT`s(キャプテンティーズ)
住所:京都府福知山市駅前町7 1F
TEL:0773-48-9959
営業時間:月曜日~水曜日・土曜日・日曜日11:00~18:00
定休日:木曜日、金曜日
Instagram:https://www.instagram.com/captain.ts_fukuchiyama/
スイーツカフェ「アン.ドンプリ」は、「見て楽しい、食べておいしいスイーツ」を販売する人気店。丼を模した器に入った「どんぶりプリン」、略して「ドンプリ」で有名です。
ラーメンやお鍋などの「ドンプリ」が並ぶショーケース。
ショーケースには常時、ロコモコ丼風、カツ丼風、天津飯風など12種類(各600円)のドンプリが並んでいます。
左上・カツ丼風、右上・ワンタンメンメン風、左下・ロコモコ丼風、右下・牛丼風。各600円。
近頃では『福知山の名物』と呼ばれることもあるそうです。思わず写真を撮って誰かに伝えたくなります。
ーInformationー
アン.ドンプリ
住所:京都府福知山市堀2363-1
TEL:0773-21-1959
営業時間:11:00~19:00
定休日:水曜日
facebook:https://www.facebook.com/un.donpuri
Instagram:https://www.instagram.com/un.donpuri_kyu_pastel/
2017年10月、舞鶴市上安に開業したランチとスイーツを楽しめる「KAN,MA DINING(カンマダイニング)」。
さわやかな風が吹き抜けるような建物。平屋なので威圧感がなく、ゆるゆると過ごすにはもってこいの空間です。
2月~3月中旬の季節限定の「京抹茶といちごの和パフェ」(1,000円)は14時以降に入店したお客さんだけが注文できるスイーツ。
「見た目は和、食べると意外に洋風」と噂になっている京抹茶といちごの和パフェ。
抹茶のフィナンシェクラム、イチゴ宇治抹茶アイス、抹茶テリーヌなど抹茶尽くしの多重構造をもつ唯一無二のパフェに仕上がっています。
ーInformationー
KAN,MA DINING(カンマダイニング)
住所:京都府舞鶴市上安750
TEL:0773-77-8897
営業時間:月曜日~水曜日、日曜日 11:00~17:00
金曜日、土曜日11:00~22:00
定休日:木曜日
HP:https://kanma.kyoto/
facebook:https://www.facebook.com/kanmadining
Instagram:https://www.instagram.com/kanma_dining/
国道175号沿いに建つ「desert café KEKE(ケケ)」は、三丹地域のスイーツ好きの間では有名なお店です。
クリーム色の外壁からして「ここのスイーツは絶対おいしい」と思えてくるから不思議。
シーズンごとに販売する「旬のフルーツを使ったパフェ」が大人気。なかでもInstagramによくアップされるのが、春期のいちごパフェ(860円)。最後まで美味しく食べられるようにこだわったいちご尽くしのパフェは「いちごでつくった花」のようで華やか。
取材した2月のパフェはプリンパフェ。「素材の牛乳や卵が一番おいしくなる時期」(店主の増本安則さん)なのだそうです。
冬期限定のカスタードプリンのパフェ。
ーInformationー
desert café KEKE(ケケ)
住所:京都府舞鶴市字上東33-7
TEL:0773-82-1096
営業時間:10:00〜19:30
定休日:第1、3、5火曜日
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お問い合わせ先
中丹広域振興局 地域連携・振興部 企画・連携推進課
電話番号:0773-62-2031
ファックス番号:0773-63-8495
舞鶴市字浜2020番地
メールアドレス:c-c-kikaku@pref.kyoto.lg.jp