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更新日:2022年6月15日

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「続けていくことの大切さ」-有限会社ふしみや・時岡文夫さん

※この記事の内容は2021年9月24日時点のものです。

こんにちは!福知山公立大学3回生の橘川肇と三輪祐介と秋山蒼です。

今回、私たちは京都府中丹広域振興局のインターンシップに参加し「たんたんで働く特別編by福知山公立大学」として、中丹地域で働く若手の社会人の方に取材をしました!中丹出身の高校生や大学生のみなさんに「地元で就職しようかな」と考えていただく1つのきっかけになればと思っています。

 

私たちが取材しました(取材学生プロフィール)

橘川肇(きつかわはじめ)

福知山公立大学地域経営学部3回生、静岡県沼津市出身。ゼミ活動では様々な自治体の施策を調べ、課題について研究中。北近畿をサイクリングすることが好き。

三輪祐介(みわゆうすけ)

福知山公立大学地域経営学部3回生、鳥取県米子市出身。ゼミ活動では、自治体の抱える課題をどのような政策で解決できるのかを研究中。福知山の華觀音寺が好き。

秋山蒼(あきやまそう)

福知山公立大学地域経営学部3回生、静岡県富士市出身。ゼミ活動では、地域福祉に関わる多様な主体による取り組みについて研究中。夜の福知山城が好き。

 

今回は、綾部市にある「有限会社ふしみや『丹波茶屋ゆらり由良川』」に勤務されている、入社2年目の時岡文夫(ときおかふみお)さんにインタビューを行いました。(インタビュー場所は『茶寮ゆらり結鶴』)

(プロフィール)

時岡文夫さん:26歳、入社2年目。「丹波茶屋ゆらり由良川」で接客を担当。福井県高浜町出身、綾部市在住。以前は旅館で勤務。

 

有限会社ふしみやは、明治35年(1902年)創業で100年以上の歴史ある料理店で、現在、綾部市内で「料理旅館ふしみや」「丹波茶屋ゆらり由良川」「茶寮ゆらり結鶴」などを経営しています。各店では、地元丹波の京野菜・若狭の魚介類などの季節の食材をふんだんに使った会席料理・鍋料理・松花堂弁当などを提供しています。

 

苦境の中だからこそできること

ーーよろしくお願いします!時岡さんのお仕事を教えてください!

時岡:普段は「丹波茶屋ゆらり由良川」で主にホールでの接客を担当しています。現在は緊急事態宣言が発令中(取材当時:令和3年9月24日)で、「丹波茶屋ゆらり由良川」は休業となっています。他店舗は、営業時間の制限や弁当販売などを行なっている状況です。

ーーコロナ禍によるお仕事の変化はありましたか?

時岡:当店ではコロナを機にSNS、主にインスタグラムでの情報発信を始めました。普段はご年配の方が来店されることが多いので、若い方に向けた発信を行っています。なかなか外へ出ることは難しいですが、少しでも多くの方へ情報が届けばよいなと思っております!

 

ーーそうなんですね!SNSでは普段どのような投稿をしていますか?

時岡:厨房の写真や、お料理の写真、お店から見ることのできる景色などいろいろなジャンルの写真を投稿しています。なるべく更新頻度は高めて多くの人に見てもらいたいです!


「ゆらり由良川」(インスタグラムより)

 

綾部は心が休まる場所でした

ーー以前は別のところで働いていたと伺いましたが、経歴を教えてもらえますか?

時岡:私は高校卒業後に東京の専門学校に通っていました。その後、群馬の旅館へ就職し、事務や接客を担当していました。その後父の勧めもあり、ここ「ふしみや」に就職をして綾部で暮らし始めました。

 

ーー綾部市に住んでみてどうですか?

時岡:川や山といった自然を身近に感じることができます。気分的にもゆったりできるので、心が豊かになったなぁと思います(笑)。スーパーやコンビニも近くにあるので生活に不自由なことは少ないと思います。また、地元住民の方の温かさに触れることができました。

 

ーーそうなんですね!どんなエピソードがあったか教えてもらってもいいですか?

時岡:例えば、箸袋の裏にお客様からの感謝のメッセージがあったときはとても嬉しかったです。他にも、自分の体調を心配してくださった時もありました。

 

ーー都会と比較して違いや不便と感じることはありますか?

時岡:元々インドアなので特に不便は感じません。また、インターネットやインフラも十分普及しているので、ネット通販で全く問題ないです。都会に出たからこそ分かったのですが、私は都会の喧騒よりも穏やかに過ごせる場所のほうが合っているみたいです。

ーー綾部市で時岡さんおすすめのスポットはどこかありますか?

時岡:仕事の一環で訪れたのですが「紫水ヶ丘公園」は良いスポットでおすすめです。特に、丘の上に登ると由良川と綾部市内を一望することができます。

 

家でできることを全力で楽しみます!

ーー休日は何をされていることが多いですか?

時岡:映画鑑賞がとても好きです。映画館のような大きな画面で見るのもいいのですが、プロジェクターを使いながら家で鑑賞する方が好きです。最近はサブスクリプションも充実しているので、海外のアクション映画やB級映画を見ることにハマっています。

 

ーーなるほど!他に何かやっていることはありますか?

時岡:そうですね、他には筋トレを3年ほど続けています。昔はたくさん器具も家にあったのですが、今は器具なしのトレーニングをメインに行っています。毎日コツコツと続けることを意識しています。

ーー就職を考えている高校生、大学生にメッセージをお願いします。

時岡:可能性を潰さずに根気強く就活をする心が大切だと思います。自分の道をあきらめないでください。また、目標に向かって日々積み重ねていくことが成功につながるのではないでしょうか。

 

ーーでは最後に「丹波茶屋ゆらり由良川」のPRをお願いします!

時岡:由良川店のコンセプトは、「炭焼」です!和食を元に、丹波や若狭といった地元の山菜や魚介類をお楽しみいただけます。また、お店が由良川沿いということもあり、景色を眺めながら食事のできる窓際のカウンター席が人気です。営業が再開したらぜひお越しください!


(丹波茶屋ゆらり由良川HPから引用)

 

ーー取材を終えてーー(学生コメント)

橘川:都会と綾部どちらも経験したからこそ、現在暮らす綾部の魅力についての思いが伝わってきました。また、コロナ禍という大変な時期でも前向きに考えられている姿が素敵だと思いました。

三輪:このインタビューを通じて、お仕事や趣味など、何事に対しても「コツコツ」と続けるという時岡さんのブレない人生の軸を感じることができました。自分にできることを少しずつでも続けていく姿を、私も見習わなければならないなと感じました。

秋山:記事には載せきれないくらいのいろんな経験を、色々な地域でされてきた方でした。どんなに時間がかかっても、成し遂げたいことへ向かって努力を「続けていくこと」が大切であると学びました。

 

京都・綾部「ふしみや・ゆらり」ホームページ
http://www.kyoto-yurari.com/

丹波茶屋ゆらり由良川ホームページ
http://www.kyoto-yurari.com/yuragawa/index.html

丹波茶屋ゆらり由良川公式インスタグラム
https://www.instagram.com/yurariyuragawa

茶寮ゆらり結鶴公式インスタグラム
https://www.instagram.com/yurari_yuitsuru

 

出典:「たんたんで働く」特集記事
地域活動等で活躍する「人」を紹介するWEBメデイアです。

https://www.pref.kyoto.jp/c-ki-kikaku/news/tantan28.html

 

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