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更新日:2023年10月25日

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長らく頑張ってくれている従業員たちが会社の宝(株式会社ウエハラ)

株式会社ウエハラ看板前写真

マイホームが欲しいと思い立った時、多くの方の最初の一歩は、スマートフォンで気になるエリアを検索し、土地や家の価格を調べたりすることだと思います。

 

しかし、いざ本当に家を買う・建てるとなると、不動産会社やビルダー・工務店に相談したり、その地域に住んでいる方と直接話してみるなど、さまざまな人を介し、なかなか労力がいるものです。

 

今回ご紹介するのは、1960年に綾部市内にて上原材木店の商号で事業を興し、今年、創業63年を迎えた株式会社ウエハラです。

昨今は、あらゆる住宅建材の卸売業をベースに、地域の人と企業をつなぐハブ的な役割を担い、綾部の暮らしに欠かせない存在です。

 

作り手と住まい手の架け橋になる地域の仲人役

株式会社ウエハラのモットーは、「地域に根ざし、お客様に寄り添い、あらゆる住環境をサポートする企業」。現在は、材木店の垣根を越えて、介護事業や不動産業など、複数の事業を行っています。

株式会社ウエハラ言葉「住んでよし心ゆたかな木の住まい」写真

なぜそのような多角化経営をしているのか、株式会社ウエハラの二代目社長である上原久明さんにお話を伺いました。

 

「長らく綾部で仕事をしていると、日々さまざまなお客様から家に関するご相談やメンテナンスのご依頼を受けます。例えば、先日の話ですが、現在、専務をしている長男がお客様宅を訪問したところ、そのお宅は、50年以上前に弊社の材料を使って建てた家だとわかりました。お客様と、親子3代に渡って長いお付き合いができるのは非常に嬉しく思いますし、同時に責任も感じます。だからこそ、この地域で「お客様のお役に立つこと」を長く続けていかなければいけない、と感じる出来事でした」

 

株式会社ウエハラ社長写真

そういった気づきから、株式会社ウエハラは、作り手である地域の建築会社様や工務店様と地域でお住まいの住民の方々、双方の架け橋となるべく、綾部で存在感を放つ企業へと成長し続けています。

 

産後パパ育休や独自の奨学金制度で従業員の生活をサポート

2020年度には、住宅資材事業と介護福祉貸与事業、不動産事業の3つの事業を柱に安定した経営基盤を築いたことが評価され、健康経営優良法人(中小規模法人部門)にも認定されました。

 

健康経営優良法人とは、経営面だけでなく、地域の健康課題に即した取り組みや従業員の健康に重きを置いていることも、評価基準となっています。

 

その具体的な取り組みの1つに、男性従業員の育休取得推進が挙げられます。

 

実際に、育休取得予定である従業員の杉之下将也さんにお話を伺います。

「現在、妻が第二子の妊娠中で、出産後は1週間程度、産後パパ育休を取得予定です。自分の部署では男性従業員の育休取得は初めてですが、周囲の理解があるので安心して子育てに参加できます。妻も「しんどい時にいてくれるのは本当に助かる」と嬉しそうです」

 

株式会社杉ノ下さん写真

2021年の厚生労働省の調べによると、女性の育児休業取得率は85.1%に対し、男性育児休業取得率は13.97%と、年々上昇傾向とはいえまだまだ一般的とは言えません。

 

そのような中で上原社長は「従業員は会社にとって宝ですから、長く勤めていただけるように、できることは協力したいです」と話します。

 

その言葉通り上原社長は、時間外労働の削減、相談窓口の設置、育休からの復職支援など、従業員が働きやすい環境づくりを推進し、2017年には独自の奨学金制度を創設しました。

 

「私も学生の頃に奨学金を利用し、返済にはかなりの負担感がありました。今の時代は非正規雇用の方も少なくありません。返済に追われ、生活を圧迫している話も聞きます。そのような中で我が社では、学校を卒業した方が、一定の年数、我が社に勤めていただくと返済を免除する給付型奨学金制度を作りました。進学にはご家庭の経済的負担も多いので、わずかでも一助になれば幸いです」

 

こういった独自の制度の他に、育児中や低学年の子どもがいる従業員は、一時的に雇用形態を正社員から契約社員に変更することで、朝の出勤を遅くしたり、勤務を15時までとするなど、フレックスタイム制を選択できるようにしています。

 

もちろん子どもが大きくなり、通常の勤務時間で働ける状況になれば正社員に戻れる形で、従業員が会社の財産、と話す上原社長の心意気を感じます。

 

綾部は自然の魅力が満載!しかし決して田舎ではない

昨今、全国的に地方への移住を希望する人が増えています。Uターン者である上原社長は、地元である綾部のことをどう捉えているのでしょうか。

 

「やはり外に住んだからこそ、綾部の魅力に気付きました。海・山・川と自然豊かな環境で、四季折々の景色、旬の食材を楽しめます。立地に関しては、京都市内や梅田、神戸にも車で1時間半程度の距離ですから決して田舎でもない。何十年と綾部に住んでいて、ここが1番だと思っています」

 

2021年に綾部に引っ越してきた杉之下さんはどのような魅力を感じているのでしょう。

 

「綾部の皆さんの人柄がとても温かで、安心して子育てができています。小学生の息子も毎日元気いっぱい外を走り回っています。会社に関しても、地元密着で地域の人々から必要とされていると感じる、一方で全国の新築物件にも携わることができる会社で、非常にやりがいを感じます。社長が従業員一人ひとりのことを気にかけてくれるのも心強いですし、綾部に来て本当に良かったです」

株式会社ウエハラ二人写真

 

中丹地域で仕事ができる幸せを若い人に知ってほしい

2019年に施行された働き方改革関連法により、企業人でも多様な働き方の選択が可能となりつつあります。

 

「今はテレワークなども普及し、本人のやる気や想いがあればどこでも仕事はできます。環境や地域に左右されるのではなく、自らの気持ちが仕事・生活を作り上げます。ぜひ若い人には夢や希望を持って仕事してほしいですね」

 

温かな面持ちで語る上原社長へ、最後に中丹地域で働く利点をお聞きしました。

 

「中丹には地方公共団体によるさまざまな支援があります。「地方に移住したい」と考えているなら魅力のある中丹地域にぜひ来てほしいです。仕事に関しては、我が社も含め、素晴らしい会社が多くあります。じっくり探してみたら、必ず若い皆さんに合う会社があると思いますよ」

 

中丹の魅力をあたりまえのように語る2人の言葉を参考に、皆さんも中丹地域へのUターン・Iターンを考えてみてはいかがでしょうか。

 

株式会社ウエハラ看板前写真

 

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