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更新日:2023年3月1日

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「いろいろなことにチャレンジできる会社です」-井上株式会社・松浦康大さん、林航平さん

今回は、福知山市にある「井上株式会社」に勤務されている、入社2年目の松浦康大さん、入社1年目の林航平さんにインタビューを行いました。

 

取材したのは

福知山公立大学地域経営学部3回生、横江一真(よこえ・かずま)。京都府向日市出身。ゼミ活動では、福知山市の新町商店街を拠点として活動。月一回開催の「福知山ワンダーマーケット」でのイベントに参画し、来場者にアンケート調査をしている。福知山の好きなところは、地域の人々とのコミュニティが深いところ。

今回、京都府中丹広域振興局のインターンシップに参加し、中丹地域(福知山・舞鶴・綾部)で働く先輩に取材をしました!中丹出身の高校生や大学生のみなさんに「地元で就職しようかな」と考えていただく1つのきっかけになればと思っています。

(プロフィール)

松浦康大さん(写真左):23歳、2年目、チームDX所属。京都市下京区出身。
林航平さん(写真右):22歳、1年目、チームセールスサポート所属。京都市北区出身。

 

井上株式会社は、電気設備や情報システム部門を強みにしていて、近年は「THE 610 BASE(ムトベース)」という、廃校を活用したイチゴ栽培を通じて、地域活性化も手掛けています。

 

自分の能力が向上していると感じる楽しさ

ーよろしくお願いします!どのようなお仕事をされていますか。

松浦:もともと人と話すのが好きで、お客さんと関わりたいと思い、1年目は、営業の仕事をしていました。今年度からデジタル技術で業務を変革させるDX(デジタルトランスフォーメーション)というチーム(課)ができ、スタートメンバーとして頑張っています。

大学でプログラミングの勉強をしていたことから、興味があった分野です。今は、自社で使用する販売管理システムの開発を行っていますが、今後は顧客企業のお困りごとを聴き、その問題を解決するシステムを開発し提供する予定です。

:私は、チームセールスサポートに所属しています。主に、営業担当者のサポート事務を行っています。仕入れ先から見積を取ったりするなど、仕入れ先とお客様をつなぐような仕事をしています。今後、営業担当者として活躍するために、現在はチームセールスサポートで勉強をしています。

大学生の時に海外に留学するなど、アクティブな活動が好きなので、もともと営業にかかわる仕事につきたいと考えていました。

 

ーこのお仕事のやりがいはどのようなときに感じられますか。

松浦:自分のスキルが上がっていると感じるときです。できないことができるようになったり、自分で解決できるようになったりしたときに、スキルが上がっていると感じます。

:新入社員ですので、先輩に教えてもらうことが多いのですが、それを一人でできるようになったときです。また、お客様からのご依頼には、その日のうちに返すように努め、お客様からのご依頼にこたえることができた時にもやりがいを感じます。

 

自然豊かで地域の方とのつながりが強い福知山

ー福知山市の良さを教えてください。

松浦:私は京都市内出身で、福知山市と比べると、都会のほうで育ったので、自然豊かなところがよいと思います。また、昨年雪が積もったときには、非常にテンションが上がりました。(笑)

:意外と便利だと思うし、地域の方とのつながりが強いと思いました。人と人との距離が近く、温かみを感じます。また先日、社内研修として、THE 610 BASE(ムトベース)で中学生とイチゴの苗植えを行い、日ごろ接点の無い中学生と話をして、すごく新鮮に感じました。

 

ー休日はどのように過ごされていますか。

松浦:ゴルフをしたり、時には京都市の実家に帰ったりしています。また、コロナ禍で家にいる時間が増えたため、自炊をよくするようになりました。得意料理は、チャーハンです。

また、会社の方とご飯に行ったり、同期同士の交流もよくあります。

 

:ジムに行き、体を鍛えています。お菓子を食べないなど、筋肉に支障のない食事にもこだわっており、プロテインをよく飲みます。自信のある部位は上腕二頭筋です(笑)。

また、海外映画を見て、リフレッシュしています。

 

いろんなことにチャレンジできる会社

ーお二人がよいと感じる会社の制度とその魅力を教えて下さい。

松浦:「5年目の自由研究」制度です。海外、国内を問わず自分で行き先やテーマを自分で決めて旅をする制度。旅の後には、結果報告を行い、旅でどのような経験をし、そこから何を感じたかなどを社内で共有します。私は、バンジージャンプの旅をしたいと、今から楽しみにしています。

林:「みんなのありがとう」という制度です。社内SNSで、何かしてもらったり、うれしかったことに、ありがとうを言い合います。だれもがいい気持ちになれる制度です。「ありがとう」と言葉にして伝える優しさは非常にいいと思います。

 

THE 610 BASE(ムトベース)

児童減少により廃校となった福知山市の旧中六人部小学校を活用して、2020年10月にオープンさせた農業体験施設。運動場にハウスを整備してイチゴ狩りができるようにしたほか、カフェやスケボーランプを運営。校舎もリノベーションして地域交流のために使っている。

 

ー井上株式会社での、「THE 610 BASE」のような地域活性化に向けた取り組みに関して、どのようにお考えですか。

松浦:会社を続けていくうえで、地域の方々との関わりは非常に大切だと考えています。井上株式会社では、地域貢献活動のひとつとして、地域のごみ拾いを年に3回行っています。

 

ー井上株式会社は、副業可能ということですが、どのように感じますか。

林:副業解禁制度は、働き方改革の一環で生まれた制度です。新しい働き方として、特技や趣味を副業に活かすこともいいんじゃないか、色々な事を経験することもいいんじゃないか、そういった柔軟な考えのもと制度化されました。

色々経験することで自分のスキルアップがはかれるということも良いと思います。副業で得た経験を本業に活かすこともできると思います。

 

上下関係を感じさせない楽しい雰囲気

ー会社全体として、普段どのような雰囲気でお仕事されていますか。

松浦:入社前は堅苦しい雰囲気の職場だと想像していましたが、実際は、年齢差や上下関係を感じさせず、仕事に限らず、何でも相談できる雰囲気で働いています。

 

ー就職について考えている高校生や大学生にメッセージをお願いします。

松浦:妥協はしないほうがいいと思います。自分のやりたいことが仕事とマッチしていないと苦労すると思うので、自分の中で軸を決め、その軸とマッチする会社を選ぶことが大切だと思います。

林:自分が大切にしている考えと合う会社を選ぶべきだと思います。会社と自分の考え方があっているかで働き甲斐も変わってくると思うので、企業理念を深く理解することはすごく大切だと思います。

 

ー取材を終えてーー(学生コメント)

横江:お二人とも自分のお仕事にやりがいをすごく持たれていて、休日にはお二人とも多様な趣味楽しんでおられます。お仕事も休みの日も充実されているのは、とてもすてきなことだと思いました。また、副業解禁制度や「5年目の自由研究」制度など、「いろいろなことにチャレンジできるように!」という会社の方針がとても印象的でした。

 

井上株式会社

福知山市篠尾新町3丁目3番地

電話0773-22-5171

北近畿と京都市に計6拠点を設ける。

https://www.inouekabu.com/(外部リンク)

 

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