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更新日:2023年11月29日

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「子どもたちの成長にやりがいを感じる」ー公益財団法人鉄道弘済会福知山認定こども園・保育士・余田萌香さん、谷春花さん

公益財団法人鉄道弘済会福知山認定こども園(通称「さくらこども園」)は、1963(昭和39)年に設立した、福知山では3番目に歴史のある園。現在は0~5歳児の108人が通い、20~50代の職員21人が働く。

若手保育士の二人に、仕事との向き合い方やリフレッシュ方法についてお話を聞いた。

子どもたちの成長に喜びとやりがい

(プロフィール)

余田萌香さん:1996年福知山市生まれの26歳(取材時)。福知山市内の高校を卒業後、京都市内の短大で幼児教育を学ぶ。その後地元に戻り、さくらこども園に就職。

 

保育士になって6年目の余田さん。現在は5歳児23人を担任する。就学を控えた大事な時期で、行事などに追われる日々。「次から次へと、やらなければならない事があって大変だと感じることもあります」。一方、子どもたちが自分たちで遊びのルールを考えたり、身の回りのことができるようになるなど、その成長に喜びとやりがいを感じる。語彙が増え、何気ない言葉でぶつかり合うことも多いが、「できるだけ自分たちで解決できるよう見守りながら、お互いの気持ちはどうだろう、どんな声掛けをしたらよいだろうか、と常に考えています」

 

 

昔から小さな子と関わるのが好き

余田さんが保育士の道に進もうと決めたのは高校生のとき、「進学に向け色々と考える中で、ふと思って」と話す。「昔から、年下の従妹と遊ぶなど小さな子と関わるのが好きでした。美容師やトリマーにも憧れましたが、小・中学校の職場体験で選ぶのはいつも保育士だったな、と」。京都市内の短大で幼児教育を学び、地元に戻ってさくら保育園に就職した。

 

家ではピアノの練習が日課

帰宅後はピアノの練習をするのが日課。「わたしはあまりピアノが得意ではないので…。でも子どもたちが楽しそうに歌ってくれる姿をみると、頑張って練習してよかったって思えます」。ふんわりとした笑顔は、子ども達への愛情で溢れている。

 

休日は気ままにドライブ、しっかりリセット

短大では親元を離れて暮らしたが、「やっぱり地元が落ち着きます」。休みの日は地元の友達とドライブすることが多い。特に目的地を決めず、京都府内や時には兵庫県と遠方へも気の向くままに出かける。「道の駅に寄って、並んでいるものをみるのが楽しいです」。心身ともにリフレッシュして、また明日からの仕事に向き合あえると話す。

 

友人と出かけた南丹市美山町の話題の店「すなまちくりーむ」のアイス

 

遠方にいる姉と会って互いの近況を話すのも大切な時間

 

ある日のスケジュール

6時:起床、朝食、身の回りのこと
7時45分:出勤
8時15分:保育開始(自由遊び、制作、体を使った遊びなど)
11時45分:子どもたちとお昼ごはん
14時:外遊び。他の保育士と交替で、保護者への連絡業務など事務作業
15時:子どもたちのおやつ、帰りの準備
16時45分:退社、帰宅後は、保育計画
19時30分:家族と夕飯。自由時間、ピアノの練習など
24時30分ごろ:就寝

 

仕事と家庭の両立、大変だけど充実

(プロフィール)

谷春花さん:1998年福知山市生まれの24歳(取材時)。高校までを福知山市内で過ごし、神戸の短期大学に進学。幼児教育を学び、さくらこども園に就職。一児の母。

 

「自分が保育園児だった時の先生がすごく好きで、自分もなるんだとずっと思っていました」と話す谷さん。幼い頃からの思いは揺れることなく、神戸の短大で幼児教育を学び、夢を叶えた。

 

現在は1歳児クラスを担任している。月齢によって発達の度合いが大きく異なるので、一人ひとりに合わせた保育が必要になる。「イヤイヤ期」真只中の子もいて、おもちゃを投げたり、伏せたまま動かなくなったり。「どう関わるか難しく、反省することも多いです」。根気強く子どもたちの気持ちを受け止めるよう心掛ける。給食を自分から食べたり、ズボンをはこうとしたり、「あーあー」から「わんわん」と言えるようになったり。ささいな成長がなにより嬉しい。

 

 

仕事と育児、多忙なスケジュール

谷さんは1歳の男の子を育てるお母さん。21歳で夫と結婚し、働き始めて4年目に出産した。1年の育児休業を経て、昨年3月に復帰した。

朝6時ごろ起床、朝ごはんと夫のお弁当作り。子どもを起こして、朝ごはんを食べさせ家を出る。保育園に子どもを預け、職場へ向かう。

退園後は息子が待つ保育園へ「猛ダッシュで」直行。帰宅後は、食事、子どもの寝かしつけ、明日の準備などを済ませ、寝るのは夜の12時ごろになる。仕事と子育ての両立は「すごく大変です」と即答。買い物は休日に1週間分まとめて済ませ、帰宅後すぐにごはん作りができるようにしている。

忙しい毎日だが、「園は残業がなく、有休も取りやすい環境です。息子の行事にも参加できて助かっています」と話す。

 

休日は友達と家族ぐるみで遊ぶ

地元で暮らす良さは、実家の助けを借りることができること、そして友達と家族ぐるみで遊べること。同じように子育て中の同級生も多く、公園で遊んだり、イベントに出かけたりして楽しんでいる。

 

友達家族と花火大会へ

 

過酷といわれる労働環境をいち早く改善。残業を削減、有休もとりやすく

「さくらこども園」が所属する鉄道弘済会は、社会福祉事業を中心とした事業を展開している公益財団法人。関連する保育施設は全国24カ所にある。地域に根差した保育を心掛けており、一時保育や未就園児対象の園庭開放などの利用率が高い。

 

労働時間が長い、休日がとれないなど、保育士の過酷な労働環境が問題視される中、園ではいち早く10年前から改革を開始した。

保育士の残業の一因とされる事務作業にICT(情報通信技術)を導入。保護者向けの連絡やお知らせの配信、日誌の作成などは専用アプリを使ってシステム化している。手書きが減り作業効率が格段に上がった。

また、15分単位で時差出勤する変形労働時間制を採用。時間帯によって増減する園児の人数に合わせて職員の人数を細かく調整している。さらに、一人ひとりの一日の動きをボードで視覚化。「ここに人が足りていない」「重複している」などが分かりやすく、人員配置に無駄がない。その結果、保育から離れ事務作業をする「ノーコンタクトタイム」が取れるようになり、いまでは持ち帰りの仕事や残業はほとんどない。

「保育の質を落とすことなく、業務時間内でいかに効率よく仕事ができるかを考えています」と主任の大槻新子さん。有給休暇も取りやすく、職員の心のゆとりにつながっていると話す。

 

園内研修、保育の質向上へ

労働環境の改善と同時に、保育の質向上へも努める。全国にある関連の園と交流しながら、園内で研修を行い、常に新しい知識を得ている。また新人の教育には先輩が実務を通じて指導する方式「OJT」を取り入れ、実践的なスキルを身につけられるようサポートしている。

 

公益財団法人鉄道弘済会福知山認定こども園

福知山市字堀小字道場2445
電話0773-22-5209
https://www.kousaikai.or.jp/sukoyaka/fukuchiyama/(外部リンク)

 

一年、ひと月さらに週単位と勤務を細かく管理。無理と無駄のない人員配置につながり、有休もカバーできる

 

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