ふるさとトピックス!福知山、舞鶴、綾部
更新日:2023年5月10日
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@綾部市立宮代児童センター(綾部市立宮代コミュニティセンター内)
綾部市で子育て中のパパ・ママさん4人に集まっていただき、子育ての本音を伺いました!
-京都府綾部市-
【綾部市とは】 綾部市推計人口30,960人、13,767世帯(2022.11現在、綾部市HPより抜粋) 山・川に囲まれた自然豊かで穏やかな地域。四季折々の鮮やかな景色は訪れる人を魅了します。あやべ定住サポート窓口もあり、京都府の移住人気エリアです。 |
写真左:塩見幸子さん
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工忠さん:自然豊かなところが良いですね。
綾部に来てから、米や野菜づくり、鹿や猪の狩猟もやるようになりました。生きる力が増えたなと感じてます。工夫次第で生活にかかるお金を抑えることができます。
塩見(幸)さん:地域の方との距離感が良いですね。
登下校中も地域の方が温かく見守ってくださって「今日も頑張って歩いてたよ」と教えてもらえるので、安心して学校へ送り出せます。
コロナ禍での休校中、運動を推奨しますと学校から案内があり、野外学習も兼ねて川で魚を捕ったりしてました。人と接触せずに身体を動かせる環境があるおかげで、休校中も子ども達とのびのび過ごせましたね。
写真左:塩見寛大さん
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河田さん:綾部は自然豊かで四季を間近で感じられるところが良いですね。京都市内と比べて家も密集してなくて。車が混まない所や、どこに行っても駐車場無料なのも嬉しいですね。
@綾部市立宮代コミュニティセンター、会議室
塩見(寛)さん:この年齢になってから、綾部っていいなと思うことが多くなりました。
若い頃は、飲み歩きや都会への憧れがありましたが、今は綾部の環境が好きです。商店もあるし、バザールタウン綾部アスパ店(https://www.sato-kyoto.com/)はかなり重宝しています!
塩見(寛)さん:自分の家に畑があっても全然興味が無かったんです。でもやりだすとだんだん畑が楽しくなってて…今ではすっかりハマってます(笑)。
元々無農薬栽培でしたが、農薬も肥料も与えない方法を教えてもらって、挑戦してます。
工忠さん:綾部で観光の仕事(里山ゲストハウスクチュール https://guesthouse-couture.com/)をしています。移住して来た当初は観光に詳しい人がそれほどいなかったお蔭もあってか、今までの経験や技術を活かしたお仕事がいただけて、周りから頼りにされる場面もあり、嬉しいです。
塩見(幸)さん:友達から「綾部って田舎は田舎でも程よい田舎だね」って言われます。京都・大阪・神戸へも車で2時間、日帰りで行ける距離が良いですね。
綾部は移住者を受け入れる環境も整っているなと感じています。コロナ禍を機に、田舎の需要が高まりましたよね。野菜や米を作る人も増えています。
河田さん:地域にもよりますが、学校が遠い子は遠いです。
工忠さん:上林地域は昔は徒歩通学でしたが、今はバスやタクシーを利用して通学しています。タクシーが家の前まで迎えに来てくれるんです。それが良いか悪いかは置いておいて、今はそんな感じです。
塩見(幸)さん:歩くのも運動になると考えているので、学校が遠い近いはあまり気にしていなかったですね。帰りは近所のお母さんが、子供をまとめて車で送ってくれることもあります。
河田さん:まず、綾部の説明が難しいです。京都市内の人に綾部に住んでいるというと「どこ?」って言われます。同じ京都府内でもそんな感じです。
一同:あるある!(笑)。福知山とか舞鶴の近くって言ったりしますよね。
河田さん:綾部は病院が少なくて困ることがあります。産婦人科も少ないです。
塩見(幸)さん:確かに病院が少ないです。夜間、専門医がいない時は、福知山の病院に問い合わせしてくださいと言われたこともありました。
工忠さん:うちは東舞鶴に近い綾部なので、舞鶴の病院も利用しています。
昔は、上林地区の救急・消防は夜間人がいなかったので、呼んでから30分待つこともありました。今は24時間在中に変わり、安心しています。
河田さん:ショッピングモールや立体駐車場がないので、子供が小さい時、雨の日の買い物には困りましたね。
塩見(寛)さん:雪が多い年は雪かきに困りますね。地域的に仕方のないことではありますが。子供は雪遊びができて喜んでますけどね(笑)。
工忠さん:消防団とか、最初は面倒くさいなぁって感じていましたが、気づけば自分も染まっていました。美術館や飲み屋が近くに無いのも…って感じていた頃もありましたが、なければある場所にいけば良いだけで。無いものは作ればいいかという考えも持っています。
最初は悪く思わせておいて、だんだん良く感じさせるのが綾部の魅力なのかな?と感じています。
塩見(寛)さん:あります。うちの子供の時は無かったですが、最近では産後パパ支援のようなものができ、出産したら本部に相談してくださいという流れになりましたね。
河田さん:職場は福知山ですが、育休・時短勤務、有給もあります。最近は職場の男性も育休を1ヶ月くらい取る方が増えてきましたね。
河田さん:入院中はお義母さんに来てもらっていました。退院後は自分でご飯作ってましたね。
塩見(幸)さん:うちは母が手伝いに来てくれていました。産後はあまり動かないほうがいいので周りに手伝ってもらったほうがいいですよ。
子供が入院したときは、主人が有休を取って病院へ、家事は私がというように分担していました。
工忠さん:奥さんと子供の分もご飯作りますよ。お客さんの分もあるので一緒に作ります。奥さんには産後1ヶ月は安静にしてもらいますが、1ヶ月となると献立や栄養バランスに悩みますね。他のお父さん達はどうしているんだろう?と思ったことはありますね。
塩見(幸)さん:主人同士が幼馴染のような関係のご家族と庭キャンなどを開催して、子育てのことも色々と話していますね。
河田さん:子供同士が仲良しのママとよく話をしますね。お互い悩みは似た感じです。
塩見(寛)さん&工忠さん:お互い相談できる一番家が近い同級生です。近いといっても上林なので3キロ離れています。
二王の栖(https://www.instagram.com/nioh_village/)さんを利用したりもしています。
塩見(幸)さん:市の検診の時に保健師さんが相談に乗ってくれますよ。個別相談となると予約が必要なので、気軽に相談できるという感じではないですけどね。
地域によっては園庭開放などの情報がメールで届きます。
アプリなどを活用した情報サービスがあるといいですね。
-ネット環境をもっと活用できると便利になりそうですね。
塩見(幸)さん:最近のテレビはリモコンにYouTubeボタンがついているので、ネット環境があれば簡単にYouTubeが見れますね。子供達はYouTubeを見だすとこちらが呼んでも気づかないくらい集中していることがあります。見すぎる時はリモコンを隠すことも(笑)。
でもリモコンを隠しても、長男(中1)はテレビにマウスを刺して、親のスマホでYouTube画面を開いてテレビとキャストして…って、親でも知らないことをやるんですけどね(笑)。
工忠さん:うちの子(4歳)はYouTubeで虫・動物系を見ています。文字が打てないので同じようなのばっかり見ているんでしょうね。
そこで得た知識をお客さんに「これ〇〇って魚だよ」と、魚の生態についてガイドしてることもありますね。
塩見(幸)さん:以前オリンピックに出た選手が、習っていないのにどうやって技を習得したのか?という特集をテレビでやっていて「YouTubeを見て、真似て、技術を習得した」という内容のものでした。田舎は都会と比べると習い事も選択肢が少ないですしYouTubeも活かし方次第で良いものだなと思っています。
河田さん:満足度70%。
ほとんど満足していますが、まだまだ昔ながらの体制も残っているので、幼稚園と保護者がもっと連携できればと良いと思いますね。
塩見(寛)さん:満足度70%。
大きな不満はありません。でも今よりもっと良くなってほしいと期待を込めての数字です。
塩見(幸)さん:満足度80%。
子供が小さいうちは満足です。子供が大きくなり、上を目指すとなるとここでは叶えられないことも出てくるので、綾部のさらなる発展を期待してます。SNSを見ているとイベントなど活動している移住者の方がたくさんいらっしゃるので、街全体で綾部を盛り上げたいですね。
工忠さん:満足度100。
生きていく上で安全だし、十分な環境だと感じています。
子供の将来を考えるとまだわからないので、現時点で100%です。
-みなさんありがとうございました!
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