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更新日:2023年12月13日

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「にしやたキラキラ情報局」綾部・西八田地区の地元密着型情報局

地域の抱える課題を解決するためには、行政のみならず住民が自分事として捉え、地域の特性や強みを活かした魅力ある社会を作ることが解決への糸口ともいわれています。

 

そんな中、地域の皆が主役になれる活動をされている綾部市西八田地区の「にしやたキラキラ情報局」。

綾部市西八田は人口1500人強の小さな地区でどんな活動をされているのか。キラキラ情報局メンバーの田中良樹さんにお話を伺います。

 

地域の皆が主役に!今あるものを活用した手法とは


写真:田中さん

 

―にしやたキラキラ情報局設立のきっかけを教えてください

「にしやたキラキラ情報局」は2020年11月に設立しました。

2020年は新型コロナウイルスが世界的に大流行し、行事やイベントも中止せざるを得なくなりました。交流の場がなくなり、引きこもり・社会的孤立する高齢者を目の当たりにし、なんとかしたい!という想いから始まった事業です。

 

主な活動内容としては、西八田地区のあれやこれやを撮影しYouTubeで配信しています。狭い町なので「これどこどこの息子さんやで!」とか言いながら、高齢者も楽しみにしてくれているのが嬉しいですね。

 

―YouTube配信なのですね。

高齢者とYouTube、一見かけ離れたハードルの高い課題かなと感じましたが、西八田地区では地区のおくやみ情報をメール配信しているので、情報の下にYouTubeのリンクを貼るという誰にでもわかりやすい仕組みを考えました。

 

元々あったメール配信を活用するとみなさん受け入れやすいですよね。

 

 

―メール配信をしてみてどうでしたか?

高齢者だけでなく子ども達も喜んでくれています。今の子ども達にとってYouTubeは日常に近い存在ですし、そこに子ども達に伝えたい情報(西八田の歴史、神社、ハイキングコースなど)を紹介することで楽しく学べる番組にしています。

YouTube:

https://www.youtube.com/@user-ko7yb4qt5p/videos

 

動画撮影・編集はメンバー十数名で行い、月2本程度配信しています。

 

 

―この活動の情報発信はどのようにされていますか?

基本的にはFacebook・Instagram、メール配信だけで、広く宣伝はしていないのですが「西八田を出たけれど見ていますよ」「西八田から出たけれど何か協力したい」などの嬉しい声をいただきます。

 

―他にも嬉しいと感じたことがあれば教えてください。

若い世代からの反響が大きく、子どもや先生からYouTubeに出演したいというお話がありました。年配の方にこちらから出演をお願いしても快諾してもらえるし、幅広い世代に根付いてきていると実感しています。

 

 

―この活動が良かった点と今後の活動について教えてください。

小さな地区やからこそこの活動が合っていたのかな?と思っています。

コロナが収束したら文化伝承ができるようなイベントを開催したいと考えています。例えば門松作りなど。子ども達が学べる場を作りたいですね。

 

 

―この活動に参加したい方に向けてひと言お願いします。

地域性などは動画を見ていただくのが一番わかりやすいと思うので、興味ある方はぜひチェックしてみてください。移住をお考えの方にも参考になると思います。

YouTube:https://www.youtube.com/@user-ko7yb4qt5p/videos

 

この活動に興味を持ってくださった方は、気軽にInstagramのDMにメッセージいただけると嬉しいです。

Instagram:https://www.instagram.com/nishiyata_kirakira/

 

専門職と地域が連携することで問題解決の糸口になる

―田中さんのもうひとつの活動についても教えてください。

医療福祉の横のつながりってあるようでないよね?と思い、専門職と地域を繋ぐ「マスタードノタネ」という活動をしています。

マスタードノタネでは、コミュニティナース・作業療法士・社会福祉士・ドクターなど、専門職が集まりそれぞれの強みを活かしながら医療や福祉の問題を考えています。

 

 

出典:https://twitter.com/masu_tane

 

―実際にどのような活動をされましたか?

2022年の活動の一例ですが、認知症の問題や妊産婦さんのサポートについての活動をしました。

 

活動内容はこちらでも紹介しています。

Facebook:https://www.facebook.com/masutanekyoto

 

―今後はどのような活動をされる予定でしょうか?

障がい者・高齢者向けの施設の中に地域の人が入りこみ、地域交流を行い、閉鎖的イメージ払拭したいと考えています。

支援チーム専門職の強みを生かした幅広い活動と従事者の学び。地域になにができるのか、還元できる仕組みを作っていこうと考えています。

 

―この活動に興味がある・参加したい方へ

医療従事者でなくても活動に参加できます。学生もOKです。
舞鶴から福知山まで広いエリアで募集しています。

 

詳しくはInstagram又はFacebookをご覧いただき、DMを送ってください。

Instagram:https://www.instagram.com/masutane_ayabe/
Facebook:https://www.facebook.com/masutanekyoto

 

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